2001/08/12 - 2001/08/12
393位(同エリア493件中)
覇王樹さん
ブレヴァン観光鉄道は実に1938年に廃線になった路線を1989年に蒸機運転のために復活させた鉄道です。残念ながら、当の蒸機は1993年に引退してしまい(復活させる予定はあるようですが)、今は1929年製という骨董品の客車をディーゼル機関車が引っ張っています。
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ブレヴァン鉄道の始発駅は国鉄のL?'Arbresle(ラルブレル)駅で、ここまではリヨン・サンポール、ペラーシュ、パーデュー各駅から頻繁に列車が来ています。ブレヴァン鉄道のホームは国鉄駅のホームと向かいあわせですが、この鉄道の始発駅のL?'Arbresle駅とその次のSainBel(サンベル)駅の間にはサンポール発の国鉄車両も乗り入れています。ブレヴァン鉄道は6月から9月末までの毎日曜日のみの運転で、L?'Arbresle発は10時15分、15時15分の2往復です。切符は往復60フランで(2000年当時。2006年現在往復12ユーロ)、遊園地のチケット売場のような出札窓口で切符を買います。
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車内。木造客車で、この車両は2軸客車。
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車内。木造客車で、この車両はボギー車。
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列車は2両が古典客車、1両が貨車改造のオープン客車となっています。列車はL?'Arbresle駅を出ると、時速30キロくらいの速度で快調(!)に走りますが、国鉄との共用区間が終わると、途端に時速20キロ以下のゆっくりした速度となります。週末しか走らないせいか、沿線の木の枝はのび放題。下手に窓から顔を出そうものなら、思い切り顔をたたかれます。くれぐれも窓から手や顔を出さないようにしましょう。
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途中にはただただのどかな丘陵地帯を走ります。いくつかの川を越え、掘り抜きのトンネルをくぐって1時間も走ると終点のSte-Foy(サント・フォア・ラルジャンティエール)に到着します。このSte-Foy駅手前の踏切は完全手動で、列車は一旦踏み切り前で停止し、車掌さんが遮断機の操作をしに列車を飛び降りていきます。
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Ste Foy駅舎。
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現在はディーゼル機が列車を牽引。
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機回しをする。
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連結作業。
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フォイ駅構内に放置されている蒸機。
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デッキからバッファーを見る。
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