ドゥントレット・アイスホテル・コペンハーゲン 続き

2002/02/14 - 2002/02/21

２００２年２月、新婚旅行として北欧へ行ってきました。僕の目的は北欧のジャズを体験したくて。嫁さんにはオーロラを見せてあげたくて。我が夫婦は間が悪いのでしょうか、オーロラはまったく見れず、ジャズライブはやってない、ジャムセッションの参加には曜日が合わず、旅行の目的は二人とも達成できずに帰ってきました。でも道中喧嘩も無く貧しいながらも楽しい旅行でありました。 （国が変わるので、別編になりました）

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

スウェーデンでのオーロラハント完敗の失意をジャズ体験で補おうと気分一新コペンハーゲンに移動。ここで３泊、夫婦して好きなジャズを聴き、僕の飛び入り演奏チャンスを狙う。写真はコペンハーゲン・ジャズ・ハウス。その日のスケジュールを確認したのだが、何故か時間になっても店は開いてなかった。というよりデンマーク語を理解できなかった自分の落ち度か。

ジャズ専門のＣＤ屋。面白いことに、僕達は一応に北欧と一まとめにしてしまうが、実際デンマークにはデンマークの、スウェーデンにはスウェーデンのプライドがあり一緒にされるのを嫌がっているように思えた。僕の好きな世界的に知名度のあるノルウェー出身のミュージシャンのＣＤを探していると言うと、「知らない」と言う。（絶対に知っているはず）自分で探してみるとしっかりあるのだ。

ほとんどガイドブックを見ない僕は、この像がなんと言うもので有名なのかどうかも知らないが、確かこの像の近くにジャズのクラブがあった。そこでジャムセッションをやっていると聞きつけ行ってみた。すると昨夜ジャムセッションの日だったと言われガッカリ。しかし今夜やっている店があるからと教えてもらう。

教えてもらった店がこのピノキオバー。ジャムセッション開始には早い時間だったが、店にはピアノも無ければドラムセットも無い。（僕はジャズドラマーです）楽器は後で誰かが持ち込むのだろうと思っていたが、店のマスターに聞いたところ、住宅街なのでドラムは入れられない、ピアノは無いとの返答。仕方ないので聴くだけにした。しかし僕の予想していた澄んだ音色の北欧ジャズとは違い、集まった人が奏でるのは泥臭いオーソドックスなジャズ。

とにかくこの旅行は全てにおいて失敗。でもあくまでこれは新婚旅行だったわけで、失敗も成功も無いのだ！とお互い言い聞かせ空港への列車に乗った。　思いのほか北欧では英語が通じなかった事に驚いた。単に僕の英語に問題があっただけなのかもしれないけれど・・・