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 このアルバムは、1990年代に当地の企業に数回訪問した時の経験を基に、長春旅行に向かう知人に地図と写真によりガイドするもの。<br /> 長春は旧満州国の首都として、未開拓に等しい土地に建設された都市で、その計画の規模、内容は世界的にもトップクラスのものである。日本がこの時代に、これほどの傑作を残したことに驚きを感じる。それほど世に知れれてはいないが訪れた人、専門家の評価は高い。また、日本が建設した官庁、商業施設等はそのまま手入れ良く大切に使用されており、当時の状況を理解する上で貴重な資料となっている。<br /> また、至る所に緑豊かで森の都として仙台市と姉妹都市関係を結んでおり、日本との関係も良好である。都市当地を訪れる人は、ぜひこの点を実感していただきたい。<br />

旧満州首都 長春 街案内

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1994/08/27 - 1998/10/22

23位(同エリア142件中)

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真@tokyo

真@tokyoさん

 このアルバムは、1990年代に当地の企業に数回訪問した時の経験を基に、長春旅行に向かう知人に地図と写真によりガイドするもの。
 長春は旧満州国の首都として、未開拓に等しい土地に建設された都市で、その計画の規模、内容は世界的にもトップクラスのものである。日本がこの時代に、これほどの傑作を残したことに驚きを感じる。それほど世に知れれてはいないが訪れた人、専門家の評価は高い。また、日本が建設した官庁、商業施設等はそのまま手入れ良く大切に使用されており、当時の状況を理解する上で貴重な資料となっている。
 また、至る所に緑豊かで森の都として仙台市と姉妹都市関係を結んでおり、日本との関係も良好である。都市当地を訪れる人は、ぜひこの点を実感していただきたい。

  • 長春市街地図<br />地図を一目見て、南北に走る幹線道路と南にある三角形の公園が目に入る。これを中心に市街を説明する。<br />長春駅[A]から南に幅員の広い人民大街(旧大同大街)が延びている。日本がこのような道路を当時建設したとは先見性に脱帽する。人民広場(旧大同広場)[B] は直径300mほどの大きなロータリーとなっており、駅前からここまでは商業地、ビジネス街となっているおり、日本の民間企業の跡がそのまま使用されている。<br />人民広場を大きな建物が取り囲んでいるが、個々の建物は以下の写真で説明する。<br /><br /> 地図上、省政府の「府」の文字の場所に、旧関東軍司令部(現吉林省共産党中央委員会)が有り、同「省」の文字の左の緑が司令官官舎である。また、「省政府」の文字の北側の緑は[ 西公園](現 勝利公園)で、南湖公園が整備されるまでは市街地での格好の公園であった。<br /> 人民大街は南に伸びて、南湖公園[F]の東端に工農広場で接する。南湖は広大な人造湖で市民の憩いの場となっている。<br /> 公園の北端から北に新民大街[E](旧順天大街)が伸びる。この道の両側に満州国の諸省庁が並んでいた。東洋風の反り返った屋根を載せた特徴あるが建物が続く。突き当たり[D]は満州国皇帝の宮殿として建設中に終戦を迎えた。この間、皇帝の宮殿は駅の近く[C]にあり、現在は博物館となっている。<br /> 中国の産業構造は大きく変化しているが、20世紀後半まで長春は自動車と映画の生産では中国No1であった。Xはその中心「第一汽車製造」の工場街、当時「紅旗」「Audy」を生産していた。またYに長春映画会社がある。ここは見学可能で、なんと北京の故宮のセット<br />まである。

    長春市街地図
    地図を一目見て、南北に走る幹線道路と南にある三角形の公園が目に入る。これを中心に市街を説明する。
    長春駅[A]から南に幅員の広い人民大街(旧大同大街)が延びている。日本がこのような道路を当時建設したとは先見性に脱帽する。人民広場(旧大同広場)[B] は直径300mほどの大きなロータリーとなっており、駅前からここまでは商業地、ビジネス街となっているおり、日本の民間企業の跡がそのまま使用されている。
    人民広場を大きな建物が取り囲んでいるが、個々の建物は以下の写真で説明する。

     地図上、省政府の「府」の文字の場所に、旧関東軍司令部(現吉林省共産党中央委員会)が有り、同「省」の文字の左の緑が司令官官舎である。また、「省政府」の文字の北側の緑は[ 西公園](現 勝利公園)で、南湖公園が整備されるまでは市街地での格好の公園であった。
     人民大街は南に伸びて、南湖公園[F]の東端に工農広場で接する。南湖は広大な人造湖で市民の憩いの場となっている。
     公園の北端から北に新民大街[E](旧順天大街)が伸びる。この道の両側に満州国の諸省庁が並んでいた。東洋風の反り返った屋根を載せた特徴あるが建物が続く。突き当たり[D]は満州国皇帝の宮殿として建設中に終戦を迎えた。この間、皇帝の宮殿は駅の近く[C]にあり、現在は博物館となっている。
     中国の産業構造は大きく変化しているが、20世紀後半まで長春は自動車と映画の生産では中国No1であった。Xはその中心「第一汽車製造」の工場街、当時「紅旗」「Audy」を生産していた。またYに長春映画会社がある。ここは見学可能で、なんと北京の故宮のセット
    まである。

  • 旧満州中央銀行総行  西村好時 1938年 <br />人民広場に面する。<br />10本のドリス式列柱は壮観である。満州1のスケールの建築といわれている。

    旧満州中央銀行総行 西村好時 1938年 
    人民広場に面する。
    10本のドリス式列柱は壮観である。満州1のスケールの建築といわれている。

  • 旧満州電電本社 1935年 <br />人民広場に面する。<br />

    旧満州電電本社 1935年 
    人民広場に面する。

  • 旧満州首都警察庁(第二庁舎) 1933年 <br />人民広場に面する<br />当初より塔屋は低くなっている。<br />

    旧満州首都警察庁(第二庁舎) 1933年 
    人民広場に面する
    当初より塔屋は低くなっている。

  • 吉林賓館  人民広場に面する  古そうに見えるが中国が戦後建設したもので、中央部に大オーダーを連ねている点は大連賓館に似ている。

    吉林賓館  人民広場に面する  古そうに見えるが中国が戦後建設したもので、中央部に大オーダーを連ねている点は大連賓館に似ている。

  • 旧東京海上新京ビル 1938年

    旧東京海上新京ビル 1938年

  • 三中井百貨店  官庁建築だけでなく民間の商業建築もしっかりしている。 

    三中井百貨店 官庁建築だけでなく民間の商業建築もしっかりしている。 

  • 旧関東軍司令部  <br />後に述べる「興亜式」よりも日本の城郭に近い。<br />国内では「帝冠様式」と呼ばれている。<br />

    旧関東軍司令部  
    後に述べる「興亜式」よりも日本の城郭に近い。
    国内では「帝冠様式」と呼ばれている。

  • 旧関東軍司令官官邸1<br />これは又どうしたことか。帝国軍の司令官住宅と思えない。軍人でも軍務を離れれば、これを望むのか。ただし広大な敷地と緑のアプローチでお金はかかっています。<br />

    旧関東軍司令官官邸1
    これは又どうしたことか。帝国軍の司令官住宅と思えない。軍人でも軍務を離れれば、これを望むのか。ただし広大な敷地と緑のアプローチでお金はかかっています。

  • 旧関東軍司令官官邸1<br />建物周辺はこうなっています。<br />現在はホテルとして活用されている。

    旧関東軍司令官官邸1
    建物周辺はこうなっています。
    現在はホテルとして活用されている。

  • 旧関東軍司令官官邸の門<br />ここから木立を抜けた奥に官邸がある。「松苑賓館」はホテル名。

    旧関東軍司令官官邸の門
    ここから木立を抜けた奥に官邸がある。「松苑賓館」はホテル名。

  • 神武殿 1940年<br />満州帝国武道会の武道場<br />

    神武殿 1940年
    満州帝国武道会の武道場

  • 旧国務院 1936年 <br />官庁街(順天大街)の入り口にそびえる堂々たるもの。<br />鉄筋コンクリートの普通の建築の上に東アジアの伝統的な屋根を乗せるスタイル「興亜式」の代表作。

    旧国務院 1936年 
    官庁街(順天大街)の入り口にそびえる堂々たるもの。
    鉄筋コンクリートの普通の建築の上に東アジアの伝統的な屋根を乗せるスタイル「興亜式」の代表作。

  • 旧軍事部(現治安部) 旧国務院と向かい合って建つ。角を正面とした少ない事例。

    旧軍事部(現治安部) 旧国務院と向かい合って建つ。角を正面とした少ない事例。

  • 合同法院<br /> 官庁街(順天大街)のはずれ、新民広場に面してい<br />る。曲面による柔らかさは「興亜式」建築の連なる中でユニークである。南湖公園を前に美しい。

    合同法院
     官庁街(順天大街)のはずれ、新民広場に面してい
    る。曲面による柔らかさは「興亜式」建築の連なる中でユニークである。南湖公園を前に美しい。

  • 南湖公園<br />合同法院の前に広がる湖と公園。<br />右は新民広場のロータリー。<br />南湖は人造湖。

    南湖公園
    合同法院の前に広がる湖と公園。
    右は新民広場のロータリー。
    南湖は人造湖。

  • 新民広場 直径200mといわれる巨大ロータリー このクラスは市内に数箇所あり。 左奥は南湖公園の緑、右奥に満州映画協会のスタジオがある。

    新民広場 直径200mといわれる巨大ロータリー このクラスは市内に数箇所あり。 左奥は南湖公園の緑、右奥に満州映画協会のスタジオがある。

  • 旧軍人会館(九段会館) 1934<br />設計川元良一 施工清水<br />帝冠様式のビルの国内事例1<br /><br />長春の興亜式建築と日本の帝冠様式を比べて見よう。

    旧軍人会館(九段会館) 1934
    設計川元良一 施工清水
    帝冠様式のビルの国内事例1

    長春の興亜式建築と日本の帝冠様式を比べて見よう。

  • 神奈川県庁舎 1928<br />設計者神奈川県内務省(藤原英治ほか)<br />帝冠様式のビルの国内事例2

    神奈川県庁舎 1928
    設計者神奈川県内務省(藤原英治ほか)
    帝冠様式のビルの国内事例2

  • 愛知県庁舎 1938<br />設計愛知県建築部営繕課(主任大西勉)<br />帝冠様式のビルの国内事例3

    愛知県庁舎 1938
    設計愛知県建築部営繕課(主任大西勉)
    帝冠様式のビルの国内事例3

  • 名古屋市庁舎 1933<br />設計平林金吾(市建築課設計)<br />帝冠様式のビルの国内事例4<br />いずれも長春の興亜式よりも和風が強い。

    名古屋市庁舎 1933
    設計平林金吾(市建築課設計)
    帝冠様式のビルの国内事例4
    いずれも長春の興亜式よりも和風が強い。

  • 国立博物館<br />1931年 「日本趣味を基調とする東洋式」が募集規定に記されたが、前川國男はあえて近代建築スタイルで応募した。その結果、名人 渡辺仁(銀座 和光でお馴染み)の応募案が採用された。これはまた和風、帝冠様式の傑作と言われている。<br />当時の両者の案を比較して見よう。

    国立博物館
    1931年 「日本趣味を基調とする東洋式」が募集規定に記されたが、前川國男はあえて近代建築スタイルで応募した。その結果、名人 渡辺仁(銀座 和光でお馴染み)の応募案が採用された。これはまた和風、帝冠様式の傑作と言われている。
    当時の両者の案を比較して見よう。

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この旅行記へのコメント (18)

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  • oneonekukikoさん 2010/03/29 00:12:15
    長春の建物
    真@tokyoさん
    はじめまして

    今は亡き両親が住んでいた
    そして姉が生まれた長春を
    訪ねる計画中のoneonekukikoです。

    古い手紙の住所をたよりに
    以前の住まい周辺を見つけられたら
    こんなにうれしいことは有りません。
    しかし昔を知る人は他界してしまい
    知るすべもないのですが
    真@tokyoさんの写真に
    親の勤務していた建物を発見して
    ここだけでも是非行ってみたいと思います。

    この建造物の詳細はどこで調べられましたか?
    満州銀行です。

    もしお分かりでしたら
    ご一報いただけるとうれしいです。

    女性二人での
    街歩きに関する留意点もありましたら
    宜しくお願いいたします。

    私的な書き込みでごめんなさい。

    oneonekukiko

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2010/03/29 10:31:04
    RE: 長春の建物
    oneonekukikoさま

    ご訪問、そして1票ありがとうございます。
    長春は落ち着いた静かな都市です。
    2年前にも旅行し昔のビジネス相手との再会を楽しんできました。

    いろいろ情報を提供できそうですが、ただいま外出前ですので帰宅後ご連絡いたします。

    とりあえずご返事まで。


    > 真@tokyoさん
    > はじめまして
    >
    > 今は亡き両親が住んでいた
    > そして姉が生まれた長春を
    > 訪ねる計画中のoneonekukikoです。
    >
    > 古い手紙の住所をたよりに
    > 以前の住まい周辺を見つけられたら
    > こんなにうれしいことは有りません。
    > しかし昔を知る人は他界してしまい
    > 知るすべもないのですが
    > 真@tokyoさんの写真に
    > 親の勤務していた建物を発見して
    > ここだけでも是非行ってみたいと思います。
    >
    > この建造物の詳細はどこで調べられましたか?
    > 満州銀行です。
    >
    > もしお分かりでしたら
    > ご一報いただけるとうれしいです。
    >
    > 女性二人での
    > 街歩きに関する留意点もありましたら
    > 宜しくお願いいたします。
    >
    > 私的な書き込みでごめんなさい。
    >
    > oneonekukiko

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2010/03/29 21:14:39
    RE: 長春の建物
    oneonekukikoさん

    続きです

    長春は日本統治時代の建物を活かして使用しておりますが、住宅は建て替えが進んでおります。早めに行く方が良いでしょう。
    姉妹都市の仙台から直行便が出ております。

    満州銀行については、この本が詳しく、又入手しやすいです。
    「満州国の首都計画」 越沢明著 ちくま学芸文庫 筑摩書房
    一般向けですが内容豊かなものです。たしか越沢先生の学位論文をベースにしたと聞いております。

    そのほか長春、満州一般では次が写真も多く読みやすいでしょう。
    図説 「満洲」都市物語〔増補改訂版〕 (ふくろうの本) 西沢泰雄著
    http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%AA%AC-%E3%80%8C%E6%BA%80%E6%B4%B2%E3%80%8D%E9%83%BD%E5%B8%82%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%94%E5%A2%97%E8%A3%9C%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88%E3%80%95-%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%86%E3%81%AE%E6%9C%AC-%E8%A5%BF%E6%BE%A4-%E6%B3%B0%E5%BD%A6/dp/4309760805/ref=pd_sim_b_3
    西沢先生も満州関係の論文が多いです。


    なお、現地ではご高齢の方の中には日本語を話せる人も居ますが、めったに出会えないと思います。
    30才以下の人は英語が分かる人も結構居ますが、中年はまずだめと思って良いでしょう。

    治安問題は比較的良好と感じました。

    参考になれば幸いです。

    ご質問があれば何なりとどうぞ

    oneonekukiko

    oneonekukikoさん からの返信 2010/03/29 22:36:41
    RE: 長春の建物
    早速のお返事ありがとうございました。

    長春への直行便がなかなか見つからず
    苦労しましたがなぜか仙台から週に2便出ていることを
    発見し不思議に思っておりましたが
    姉妹都市だったのですね。

    姉は仙台在住ですので
    明日にも仙台ー長春間の
    チケット手に入れる積りです。

    そして、紹介いただいた書籍も手に入れる積りです。
    積年の思いの詰まった
    長春行きです

    思い出深いものとなることでしょう。
    情報ありがとうございました。

    中国語に関しましては
    まったくわからない我われですが
    町を歩くのに
    通訳の必要性については如何でしょうか?
    いわゆる一般的な観光とちょっと違うので
    姉は通訳を付けたいといっているのですが・・・。

    oneonekukiko

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2010/03/30 00:21:19
    長春へのフライト
    姉妹都市を結んだことからかもしれませんが中日友好会館には宿泊設備があります。
    http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/56348/review.html
    利用者の評判はよいようですが、都心から少し離れているので利用しませんでした。

    昨年、関空から大連経由長春という便が就航しました。
    http://www.kiac.co.jp/news/2009/941/090623CZ.pdf

    しかしお姉さまが仙台にお住まいならば、関空よりも仙台ですね。

    > 中国語に関しましては
    > まったくわからない我われですが
    > 町を歩くのに
    > 通訳の必要性については如何でしょうか?
    > いわゆる一般的な観光とちょっと違うので
    > 姉は通訳を付けたいといっているのですが・・・。
    通訳をお願いできればそれに越したことはありません。

  • 井上@打浦橋@上海さん 2006/02/10 16:08:16
    計画的に作られた都市
    真@tokyoさん、どうも。

    上海の日本人関連の建物は、ドンドンなくなっています。
    それは、しょうがないんでしょうね。
    日本人は上海ではたいした建物造ってないですから・・・
    しかし、長春には、未だに残ってるんですね。
    やはり力(りき)の入れ方が、違っていたんでしょう。
    満州帝国造ろうという意気込みがあったので、コレだけの物を造ったんでしょうね。
    地図も最大に拡大してみましたが、区画整理された道で、
    計画的に作られた都市ということが実感できます。
    そして、ココに日本人が夢を抱いていた、ということも・・・

    三中井百貨店と言うのは興味深いですね。
    コレはあとで調べてみたいと思います。
    いや、この名前は以前、どこかの掲示板で見たことがあります。

    長春の興亜式建築と日本の帝冠様式の比較も面白いです。
    どちらも初めて聞く言葉ですが、なんとなく分かる様な気がします。
    長春では和式を抑えていたんですね。

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/02/11 08:55:29
    RE: 計画的に作られた都市
    井上さん
    こんにちは

    長春については「満州国の首都計画」(越沢明著 ちくま学芸文庫)が
    最高の資料です。学位論文を一般用に直したものと思われますが、良くここまで調べたものだと感心してます。

    >上海の日本人関連の建物は、ドンドンなくなっています。
    >それは、しょうがないんでしょうね。
    上海に限らず、各都市とも同じ状況かと思います。
    建物ひとつで街の雰囲気ががらりと変わってしまいます。
    上海の街の記録は井上さん頼みますよ。
    東京でも、表参道の同潤会の一連の建物が消え、大商業施設に変貌しました。森ビルが仕掛け人で、保存好きな

    >地図も最大に拡大してみましたが、区画整理された道で、
    >計画的に作られた都市ということが実感できます。
    道幅が広く、巨大なロータリーに圧倒されました。
    立派な計画とその実現ですが、欧米に紹介されていないので価値が正当に評価されていないのではないかと思います。市民自信も気がついていないと思いますね。

    >三中井百貨店と言うのは興味深いですね。
    私もまったく知りませんでした。
    この本が、全て応えてくれそうです。
    「幻の三中井百貨店―朝鮮を席巻した近江商人・百貨店王の興亡」
    http://www.banseisha.jp/MainPages/shinkanannai_Folder/shinkanannai_minakai.htm
    または
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891883146/503-3503132-7959956

    >長春の興亜式建築と日本の帝冠様式の比較も面白いです。
    >どちらも初めて聞く言葉ですが、なんとなく分かる様な気がします。
    >長春では和式を抑えていたんですね
    満州国建国の大義として五属協和(満、蒙、韓、中、日)を上げていますので、和風はやや押さえ気味です。でもまったく日本人向けの建築(関東軍司令部、神武殿)は和風です。

    6月に現地に行く予定です。
    今までは仕事の合間でしたので不十分でした。
    次回はもう少し充実させたいです。

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/02/11 09:07:31
    RE: RE: 計画的に作られた都市
    井上さん
    先ほどの返信は、作成中に送ってしまい、不適当な部部員がありましたので誤記訂正します。

    表参道同潤会住宅のくだり
    「森ビルが仕掛け人で、保存好きな」→「森ビルが仕掛け人で、保存に理解のある専門家、建築家に手を廻し大きな保存運動がおきないよう慎重にことを進め実現しました。歴史はないが、すっきりした街並みになりました。」

    最後の方
    「五属協和」→「五族協和」

    どうも注意不足で失礼しました。お詫びします。

    井上@打浦橋@上海

    井上@打浦橋@上海さん からの返信 2006/02/12 07:00:40
    幻の三中井百貨店
    真@tokyoさん、どうも。
    そうそう、三中井百貨店に関しては2年前ある掲示板で話題になりました。
    勿論、私も、その話題に参加しました。
    [三中井百貨店 井上@打浦橋@上海]で検索しますと、
    その今はなき掲示板が出てきます。
    このサイトを運営していた人は熊本のFM局の女性ディスクジョッキーです。

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/02/12 08:30:29
    RE: 幻の三中井百貨店
    井上さん

    掲示板を見ました。
    当時は写真があったようですが、表示されません。
    その下の方の「80日間世界1周」の映画のポスターはまだ画像が残っていますが他は全て痕跡が残っているだけです。井上さんのPCでは見えますか?

    ところで、この掲示板は満州関連が良く出てきます。私は6月に10人ほどで大連、瀋陽、長春、ハルピンに行く予定です。この地域関連の情報交換グループ、掲示板、ML等をご存知でしたらば教えていただけますか?
    宿泊は旧ヤマトホテルを利用する予定です。井上さんは大連賓館に泊まられたようですね。私は長春で関東軍司令官官邸の宿泊実績有ります。
  • けーしちょーさん 2006/02/01 23:34:26
    素敵な旅行記に一票。
    はじめまして。足跡をたどってきてみました。

    建築MAP東京、という本を読んでから、俄然、東京の建物に興味を持ってはいたのですが。

    外国で、観光名所ばかりでなく、こんな建物中心の旅行記って、作れるんですねぇ。とても素敵です。建築MAP旧満州が、この旅行記を読むだけで堪能できた思いです。プリントアウトして、長春に出かけたい完成度に、圧巻です。

    他の都市の旅行記も、どんどんupされる予定でしょうか。
    とても楽しみです。

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/02/02 01:41:39
    RE: 素敵な旅行記に一票。
    けーしちょーさん こんにちは
    訪問頂きありがとうございます。

    実は、今朝「東京上空いらっしゃいませ」を見まして感想を送ろうと思っているうちに、逆にいただいてしまいました。
    六本木ヒルズからの写真堪能しました。
    好きな建物が移っていると楽しいものですね。
    おじいちゃんと良い時間を過ごしましたね。私もピシッと背筋の通った○○になりたいです。

    >建築MAP東京、という本を読んでから、俄然、東京の建物に興味を持ってはいたのですが。
    この本は地図がついていて便利ですね。古いものから現代建築まで網羅しており、この種の本では人気があります。

    >外国で、観光名所ばかりでなく、こんな建物中心の旅行記って、作れるんですねぇ。
    マニアックかとは思いますが、自己満足して作っています。
    出張は金曜日にするとか、朝食前に街を歩きまわったりして時間を作りました。観光の時間は取れません。あっはっは。 でも楽しいですよ。

    >建築MAP旧満州が、この旅行記を読むだけで堪能できた思いです。プリント
    >アウトして、長春に出かけたい完成度に、圧巻です。
    >他の都市の旅行記も、どんどんupされる予定でしょうか。
    >とても楽しみです。
    皆さんに喜ばれると、やる気になります。
    有名観光地やショッピング情報はありませんが、建築と街案内を中心に
    国内外の都市をひとつずつ載せてゆきます。応援してください。

     最後にひとつ 日比谷公園の前に「三信ビル」と言う落ち着いたビルがあります。これが取り壊される予定です。東京に残された唯一のシックなビルです。レトロな雰囲気いっぱいの1,2階アーケードを歩くと、パリのマドモワゼル気分に浸ることが出来ますよ。今のうちに訪ねてください。
    場所は日比谷公園から日比谷シャンテに向かう左側です。

    では









    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/02/04 10:18:11
    RE: 素敵な旅行記に一票。
    けーしちょーさん
    お気に入り登録 喜んでいただき感激です。
    そして一票ありがとうございます。

    建築は趣味です。本職はエレクトロニクスでした。もう退職しました。
    だからコメントはどうも理屈っぽく硬い調子になってしまいます。
    我慢して読んでください。

    仕事での出張を利用し建物を見て歩きました。
    これから、溜め込んだ写真を皆さんにお見せしたいと思います。
    ネガフィルムからのデジタル化なので手間がかかります。
    しばらくお待ちください。

    コンクリートだけではなく、石,タイル,レンガも好きですよ。でも純和風までは手が廻りません。国内では、明治以降に西洋文明を吸収し、その成果が建築として残されています。そして風雪に耐え市民にすっかり溶け込んでいる姿に興味を持っています。
    我々の技術分野は建築と違って、先輩の足跡は博物館でしか見られません。街中で見られる建築家がうらやましくて、その成果を追っかけています。

    また写真追加します。
    では。


  • kyokosa-nさん 2006/01/31 15:10:26
    旧 満州国時代の建物を見せていただきました。
    はじめまして。
    満州国、ハルピン(現 大慶)生まれです。17年前に今は亡き母と私の生まれた地を訪ねました。60年前の面影は残っていなかったと母は言っておりましたが、今でも鮮明に記憶に残っているのは、添乗員のたどたどしい日本語で旧満州国時代の建物の説明でした。
    今回写真を見せていただき、今も使われていることに驚きました。
    良いのでしょうか?それとも大切に使われている建物に喜べばいいのでしょうか、不思議な感じがしますね。
    母と訪ねた中国東北の旅を懐かしくお便りをしました。
    有難うございました。
    素晴らしき旅を。

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/01/31 22:02:14
    RE: 旧 満州国時代の建物を見せていただきました。
    kyokosa-n

    訪問ありがとうございます。
    満州に思い出が有るのですね。私の妻も満州で生まれました。
    戦後引き上げまでのご両親のご苦労は我々の想像を超えるものと思います。

    ハルピンはロシヤの影響があり、より西欧型の建築となっていますね。
    長春では当時の建物をそのまま活用しており、建築家にとっては喜ばしい事だと思います。当時の建築家の多くは、帰国後も国内で活躍し名を残しています。様式は時代を反映してこの地独特のスタイルですが、すでに市民にとってはランドマークとなっているでしょう。

    kyokosa-nのヒマラヤを拝見しました。青空をバックの山々の雄姿に中学生時代に見た映画、ヒラリー、テムジンの「エベレスト征服」を思い出しました。これからも美しい写真をお願いします。

    横浜クリスマスでAレーモンドの名出ていますね。昨秋、彼の貴重な作品の見学会に参加したので身近に感じました。

    他の都市もこれからアップしますのでよろしくお願いします。

    真@tokyo

    真@tokyoさん からの返信 2006/05/18 10:08:39
    RE: 旧 満州国時代の建物を見せていただきました。
    kyokosa-n
    長春にお出でいただいた真@tokyoです。

    6月の1,2週にかけて友人たちと大連、瀋陽、長春、ハルピンを廻って参ります。ハルピンは他と趣が違う都市で今から楽しみです。
    お薦めがありましたらばアドバイスをお願いします。
    そして、もし17年前の忘れ物や見逃したものがあるならば探してきます。

    では よろしく

    kyokosa-n

    kyokosa-nさん からの返信 2006/05/18 22:40:24
    RE: RE: 旧 満州国時代の建物を見せていただきました。
    お久しぶりです。覚えていて下さって嬉しいです。
    中国、東北の旅に出られるのですね。
    17年の歳月の間には風景も、街並みも変わったものと思います。
    ハルピンから乗った旅客列車の旅が思い出されます。窓から見る初めての
    中国の大地の広さに驚きました。広大な風景に。
    大慶が近づくに従い母も私もワクワクしたものです。

    大連、瀋陽、朝春、ハルピン、チチハル、大慶、みんな思い出の地です。
    楽しみにしております。

    お気をつけてお出かけ下さい。
      
              kyoko(kyokosa-n)


    kyokosa-n

    kyokosa-nさん からの返信 2006/05/18 22:52:47
    RE: RE: 旧 満州国時代の建物を見せていただきました。
    大連、長春、瀋陽、ハルピンには日本の戦前に建てられた建築物が
    多く残されています。
    そして戦争がゆえに中国の地で犯した日本軍の傷跡があちこちに保存され
    ています。心が痛むことがあるでしょう。
    過去は過去として認めざるを得なかったことがありました。

    中国の国民性を感じました。

    議論されている「靖国神社参拝」にもつながるような気がします。
     
        戦争記念館を見学したときに強く感じたことを思い出しました。

       マイページ楽しみにしております。  kyoko

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