2006/01/25 - 2006/01/25
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ソフィさん
間もなく冬季オリンピックが開かれるイタリアのトリノに、メトロ（高速市内電車）が開通した。
今回開通するメトロは、リル（フランス）のＶＡＬタイプで、形は日本の新交通システムに似ている。
専用軌道を走るゴムタイヤ車両で、フランスのレンヌと同じタイプである。
このブログの、2005年4月16日「フランス旅【21】新装レンヌ地下鉄に乗る」参照。
日本の新交通システムに似ていないのは、そのスピードだ。
今回開通する区間は、11駅で延長7キロ。
その距離を、11分で走り抜ける。
時速にすれば、40キロに近い。
日本の新交通システムは、9駅6.4キロを、19分かけている。
時速約20キロで、トリノの半分のスピードである。
この市内鉄道は、1936年から計画されていたと聞く。
開通まで70年かけた息の長さに、脱帽したい。
なおトリノには、すでに延長179キロ（計画195キロ）と言う市内電車の大鉄道網がある。
（かつての大阪市電125キロ?に比べて、ずいぶん発達している）
その一部は、地下化工事が進んでいる。
(参考文献：la vie du rail 2006/1/25日号、及びurbanrail.net)
写真はフライブルグ（ドイツ）ＬＲＴ
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