母子３人タスマニアvol.12

2005/12/15 - 2005/12/22

学校での活動も終わりに近づいてきました。私も子ども達も、日本とは違う授業の形態や学校の一日の流れにようやく戸惑わなくなってきて、この環境を楽しめる余裕が出てきたところで、カウントダウン。「学校いやだ」なんて言っていた子ども達も、「あと2年くらいいたいよ〜」と、名残惜しくなってきたようでした。そんな学校生活を中心に、後半の日常生活を紹介します。表紙の写真は、廊下に飾られた息子が描いた等身大の自分。体育の時間に紙の上に寝て、友達同士で型を取り合って作ったそうです。もちろん、向かって左の日本代表のユニフォーム姿が息子です。

エリア オーストラリア

授業の課題が終わった子はこうしてコンピューターでゲームをしたり、調べ物をしたり・・。

教室にはクリスマスツリーが・・。

ここはキンダーの教室。クリスマスの飾り付けでにぎやかです。

お決まりのお習字に挑戦。この二人は特にお習字に興味を持って、余った紙や筆、墨汁など全部あげると、とても喜んでいました。

先生も熱中！

普段は悪ガキの彼らも、新しいことにはすぐに夢中になり、ご機嫌の様子。

クリスマスコンサートの模様。このクラスでは”The Twelve Days Of Christmas”の替え歌を披露しました。

こちらは、「How Ya Goin’Santa Claus」を歌って踊っての楽しいステージでした。

最後の遠足です。みんなでバスに乗ってMt. Field National Parkへ。Russel Fallsを見上げる子ども達。

お昼はサンドイッチのパンにソーセージを挟んだもの。作るのは付き添いのお母さんたち。

学校には職員室のようなものはなく、それぞれの先生が教室横に付いている小さなオフィスを持っています。ここはスタッフルームで、朝の職員会議を開いたり、休憩時間にお茶を飲んだりランチを食べたり・・。一人一人の連絡用の棚があったり、カップが置いてあったり、冷蔵庫があったり・・。私にはオフィスはなかったので、ここや図書室で授業の準備をしていました。

クリスマスライトで飾られた友達の家にお呼ばれ。ここのお宅は裕福ではなく、お家も小さいのですが、とても暖かいもてなしをしてくれました。お金なんかなくても豊かな生活ができるんだと実感しました。

自分の敷地でなくたって、どこにでもこんな広いスペースがあります。お父さんも仲間に入って、ここでもやっぱりサッカー！

いよいよ学校最後の日。色々とすれ違いがあって、なんと、この日生まれて初めてヒッチハイクをしてしまいました！快く学校まで送ってくれた彼ら。学校に着くと、私たちがヒッチハイクで来たと知った先生たちは大騒ぎ！「子どもと一緒にヒッチハイクで学校に行く日本人女性は、世界中探してもあなたしかいないよ！！」褒められてるのかなんなのか・・。

クリスマスの飾り付けでにぎやかだった教室も、子ども達の手できれいに片付けられ、お別れです。

日本式で言えば「終業式」
2月から新学期が始まる南半球では、この日が学年末になります。各クラス、各教科で優秀な生徒が表彰されます。ボランティアで学校に貢献したお母さんたちや、先生も表彰されます。一人一人に拍手喝采、指笛や声援も飛び交って、表彰された子もガッツポーズ！

彼女はこの学校一番の優等生で、何度も表彰されて大忙しでした。私が作った日本語の学年末テストも一番の成績で、もちろん日本語の優秀生徒に選ばせていただきました。彼女の夢は日本に留学することです。

7年生の優秀生徒に選ばれて、もらった本を嬉しそうに見せてくれました。

別れを惜しむ子ども達

別れを惜しむ儀式がだんだんエスカレートして、押し潰されそうになってます・・。

私にも、花束と記念品を送ってくれました。涙・・・。