2005/12/31 - 2005/12/31
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Krisflyerさん
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レバノンの世界遺産サイトであるバールベックへは頻繁にセルビスが出ているが、もう一つのアンジャルはかなり交通の便が悪い模様。
ホテルで発見したNakhal Tourなる現地ツアー会社のパンフレットに両方を回るツアーを発見したので、その場で申し込んで翌日のツアーに参加する事にした。
朝7:45にNakhal Tourのミニバスがホテルまでピックアップ。そのままハムラ地域のホテルより他の客をピックアップしながら、NAKHAL TOURの事務所に全員到着。
ここで支払いを済ませた上で、各名、それぞれ各ツアー毎にバスに分かれて乗車。ガイドさんと共に目的地に向って出発(8:30)。
ベイルートは神戸のように山と海に囲まれている。30分も走れば山道を登り始め、さらにチラホラと残雪が見え始めた。向こうのほうにはレバノン山脈の雪山が聳えている。
ここで最大の失敗に気づく。何とホテルの部屋にジャンパーを忘れて来てしまったのだ・・・。この寒さの中耐えられるであろうか。
人の心配を他所に、バスは雪道を走りぬけ、いつしか山越えをし、気が付けばベガー高原へと走っていった。途中でチーズの産地で朝食(食べたい人だけ)を食べつつ、ワイナリーに寄りながら、いつしかバールベックの円柱が向こうの方に見えてきた。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- タイ国際航空
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【ビーナス神殿】
遺跡公園の入口外に有る。残念ながら柵で囲われており中に入る事は出来ないが、外からでも十分その姿を堪能出来る。 -
【入口階段】
元は3世紀半ばの建築であるが、階段は現代の物に改築済。階段の正面には12本の円柱が立てられており、両脇には塔が建てられていた(現在は崩壊) -
正面入口階段部分から見たローマ時代の歌劇場跡。いささか判りにくいが半円形の階段状座席跡がわずかに見える。
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【六角形の形をした広場】
3世紀の建築であり、元々はドーム天井を付けた周囲回廊によって周りを囲まれていた。4〜5世紀のビザンチン時代に教会に改築された。 -
フェニキア時代の文字が刻まれている巨大な石。
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【Great Court】
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【貯水槽】
Great Courtの左右に1つずつある。 -
Great Courtの右側に位置する神殿。
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塔
Great Courtのど真ん中にある塔の跡で、現在は下層部分のみ残されている。1世紀の建築であり、バールベックへの巡礼者はこの塔のてっぺんからジュピター神殿の神体を臨む事が出来た。 -
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塔のてっぺんからジュピター神殿を望む。古代の巡礼者達もこの様な風景を見ていたのであろう。
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【ジュピター神殿の円柱】
ジュピター神殿は元々は54本の柱が有ったが、現在は6本のみ残される。高さは22m有り、柱頭はライオンや牛や花輪の装飾が施されている。
この柱の大きさからジュピター神殿のその巨大さがうかがい知れる。
向こうに見えるのはバッカス神殿 -
【バッカス神殿】
ジュピター神殿の柱の下から見たバッカス宮殿。典型的なギリシャ建築様式である事が分かる。 -
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絵葉書にもなる有名なアングルの写真。ローマ時代のライオンの形をした通水口が残る円柱の頂部の後に神殿の柱が並ぶ。
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バッカス宮殿入口。
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バッカス神殿の名前の由来となったブドウの彫刻。バッカスは古代ギリシャのワインの神様。ブドウはワインの材料である為、この神殿にはバッカス神が奉られていると言われた。
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バッカス神殿の内部
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バッカス神殿の周囲回廊部分の天井。天井の細部に至るまで、彫刻されているのがすごい。
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