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カリブ海の国アンティグアバーブーダ。<br /> よく聞いたこともない国の名前の例に使われたりするのを耳にしますが、18世紀ネルソン提督の時代には大英帝国海軍の一大根拠地でした。フォートラベルの空白地帯アンティグアバーブーダを埋める、帆船好き、カリブ海好き、海洋冒険小説好きお待ちかねのアンティグアイングリッシュハーバー紀行ついにアップ!

アンティグア島イングリッシュハーバー ネルソン提督の夢の跡を訪ねて

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2001/07 - 2001/07

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2

19

キジンガさん

カリブ海の国アンティグアバーブーダ。
 よく聞いたこともない国の名前の例に使われたりするのを耳にしますが、18世紀ネルソン提督の時代には大英帝国海軍の一大根拠地でした。フォートラベルの空白地帯アンティグアバーブーダを埋める、帆船好き、カリブ海好き、海洋冒険小説好きお待ちかねのアンティグアイングリッシュハーバー紀行ついにアップ!

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  • アンティグアへはジャマイカのキングストン経由で行きました。航空会社は塗装もフルーティーでカリブ気分いっぱいのウェストインディーエアーを使用しました。<br /><br /> 今回の目的地はアンティグア島のイングリッシュハーバー。表紙の写真が空から見たイングリッシュハーバー全景です。<br /> イングリッシュハーバーは空港のある首都セントジョンズとは島の反対側にあるためにホテルのワゴンで迎えに来てもらいました。<br />約40分荒涼とした土の目立つ道を行くと目指すホテル<br />アドミラルズインに到着します。

    アンティグアへはジャマイカのキングストン経由で行きました。航空会社は塗装もフルーティーでカリブ気分いっぱいのウェストインディーエアーを使用しました。

     今回の目的地はアンティグア島のイングリッシュハーバー。表紙の写真が空から見たイングリッシュハーバー全景です。
     イングリッシュハーバーは空港のある首都セントジョンズとは島の反対側にあるためにホテルのワゴンで迎えに来てもらいました。
    約40分荒涼とした土の目立つ道を行くと目指すホテル
    アドミラルズインに到着します。

  • 実はこのアドミラルズイン、今回の主な目的地であるNelson\&#39;s Dockyardの中にあります。<br />Nelson\&#39;s Dockyard は現存するジョージ王朝時代の唯一の造船ドックとされており1740年代の建造、18世紀後半に港、造船所としての最盛期を迎えましたが、その後この地域への英国の関心の低下に伴い1889年に閉鎖となります。<br /> しかし1960年代に付属の建物とともに博物館として再生、港も再度使用されるに至っています。<br /> ホテルアドミラルズイン自体も1788年に建てられた船具用の倉庫を改造した博物エリアの一角を為す建物、いってみれば帆船マニアにとっての東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのようなものでしょうか(?)。

    実はこのアドミラルズイン、今回の主な目的地であるNelson\'s Dockyardの中にあります。
    Nelson\'s Dockyard は現存するジョージ王朝時代の唯一の造船ドックとされており1740年代の建造、18世紀後半に港、造船所としての最盛期を迎えましたが、その後この地域への英国の関心の低下に伴い1889年に閉鎖となります。
     しかし1960年代に付属の建物とともに博物館として再生、港も再度使用されるに至っています。
     ホテルアドミラルズイン自体も1788年に建てられた船具用の倉庫を改造した博物エリアの一角を為す建物、いってみれば帆船マニアにとっての東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのようなものでしょうか(?)。

  • さすがに昔の倉庫だけあって分厚い壁のつくりには驚かされます。あっ言い忘れましたが今回は娘と二人旅でした。

    さすがに昔の倉庫だけあって分厚い壁のつくりには驚かされます。あっ言い忘れましたが今回は娘と二人旅でした。

  • これがネルソンドックヤードの主要部分です。左側の柱の立っているところがドックの跡、右側の樹に隠れているのがアドミラルズインです。

    これがネルソンドックヤードの主要部分です。左側の柱の立っているところがドックの跡、右側の樹に隠れているのがアドミラルズインです。

  • ドックには丁寧な看板の説明書きがあり、よく整備されている印象です。

    ドックには丁寧な看板の説明書きがあり、よく整備されている印象です。

  • 施設内には他にもいろいろな建物があり、一部は博物館となっています。

    施設内には他にもいろいろな建物があり、一部は博物館となっています。

  • 展示物のひとつ、船のフィギュアヘッド

    展示物のひとつ、船のフィギュアヘッド

  • 当時使用された砲弾なんかも展示されています。

    当時使用された砲弾なんかも展示されています。

  • また、現在もハーバーとしても使用されており、世界各地からヨットが寄航しているほか、先年映画の撮影で「SURPRISE」と名前を変える前の復元フリーゲート艦「ROSE」が立ち寄った時の写真もありました。

    また、現在もハーバーとしても使用されており、世界各地からヨットが寄航しているほか、先年映画の撮影で「SURPRISE」と名前を変える前の復元フリーゲート艦「ROSE」が立ち寄った時の写真もありました。

  • 再びホテルの中、バーカウンターの上にはフリゲート艦の図面が飾られる他、各所に帆船の絵やネルソンの肖像画などが飾られて雰囲気たっぷりです。

    再びホテルの中、バーカウンターの上にはフリゲート艦の図面が飾られる他、各所に帆船の絵やネルソンの肖像画などが飾られて雰囲気たっぷりです。

  • ホテルの窓からはイングリッシュハーバの泊地が見えます。

    ホテルの窓からはイングリッシュハーバの泊地が見えます。

  • 対岸の丘の上にも当時の見張り所や要塞の跡などがあり、一帯が博物エリアになっています。<br />その中のひとつClarence House は即位前、海軍勤務時代のウィリアム?世のために建てられたものとのことですが残念ながら行った当時は修復作業中でした。

    対岸の丘の上にも当時の見張り所や要塞の跡などがあり、一帯が博物エリアになっています。
    その中のひとつClarence House は即位前、海軍勤務時代のウィリアム?世のために建てられたものとのことですが残念ながら行った当時は修復作業中でした。

  • でもおかげで建物の構造はすごくよくわかりました。

    でもおかげで建物の構造はすごくよくわかりました。

  • Clarence House からはイングリッシュハーバーの泊地が見渡せます。

    Clarence House からはイングリッシュハーバーの泊地が見渡せます。

  •  しかし、ここへきて娘の我慢が限界に。考えてみれば娘にとってはネルソンも帆船も全然興味ないのですから仕方ないですよね。<br /> 街中の旅行代理店で相談の結果、急遽アンティグアの日程を短縮、一泊だけ隣のグアダルーペへ行くことにしました。<br /> 実は私も少々飽きてきたもので・・・。

     しかし、ここへきて娘の我慢が限界に。考えてみれば娘にとってはネルソンも帆船も全然興味ないのですから仕方ないですよね。
     街中の旅行代理店で相談の結果、急遽アンティグアの日程を短縮、一泊だけ隣のグアダルーペへ行くことにしました。
     実は私も少々飽きてきたもので・・・。

  • ちっちゃな飛行機でひとっ飛び。グアダルーペはフランス色の濃い島です。<br />がらっと雰囲気が変わり、街中はフランス語が飛び交い、色彩にあふれるサルサ発祥の島。

    ちっちゃな飛行機でひとっ飛び。グアダルーペはフランス色の濃い島です。
    がらっと雰囲気が変わり、街中はフランス語が飛び交い、色彩にあふれるサルサ発祥の島。

  • マーケットには果物が並びます。

    マーケットには果物が並びます。

  • グアダルーペは二つの島がつながって地図では蝶のような形に見えますが、この二つの羽が全く異なる地形を有しており、片方は急峻な山地が広がります。駆け足なのでレンタカーを借りましたが、エアコン付を指定したらエアコンは付いていたもののマニュアルシフト車でした。

    グアダルーペは二つの島がつながって地図では蝶のような形に見えますが、この二つの羽が全く異なる地形を有しており、片方は急峻な山地が広がります。駆け足なのでレンタカーを借りましたが、エアコン付を指定したらエアコンは付いていたもののマニュアルシフト車でした。

  •  あまりにも花の赤と緑のコントラストが美しかったのでちょっと車を止めて休憩。<br /> でも娘にとってはカリブ海に浮かぶ急峻な山々も原色にあふれたサルサの世界もやはり興味の外のよう、今度こそ娘の求めるゴージャスホテルとプールの待つハバナへと移動することにしたのでした。

     あまりにも花の赤と緑のコントラストが美しかったのでちょっと車を止めて休憩。
     でも娘にとってはカリブ海に浮かぶ急峻な山々も原色にあふれたサルサの世界もやはり興味の外のよう、今度こそ娘の求めるゴージャスホテルとプールの待つハバナへと移動することにしたのでした。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • shinesuniさん 2006/01/28 11:56:58
    マーベラス!
    まさかこの地に足を踏み入れたトラベラーがいるわけないと
    冷やかし半分で開いたらこの旅行記が...
    いつか行ってみたい秘境の地が写真で見れて感動しています。

    キジンガさん からの返信 2006/01/29 08:44:03
    RE: マーベラス!
     メッセージどうもありがとうございます。
     アンティグアバーブーダはもうひとつのバーブーダ島のほうが大自然の残る本当の秘境といわれているようです。機会があれば是非行ってみて感想をお願いします。
      shinesuniさんの旅行記も拝見させていただきました。チェコのプラハ、チェスキークロムロフやルーマニアのトランシルバニア、ハンガリーのブダペシュト、など私も以前行ったことのある懐かしい場所の写真がいっぱいで楽しく拝見させていただきました。でもなんといっても幽霊婦人?の写真が圧巻ですね!不思議です。

キジンガさんのトラベラーページ

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