寒い！暗い！冷たい！のブタペスト・・・

2005/03/05 - 2005/03/10

ハンガリーが好きな方には申し訳ない・・・と思うけれど、
私は2度とハンガリーには赴かないかもしれない。
1人旅、且つ3月上旬という冬の時期。知り合いも誰も居ない中で寒さで悲しく寂しくなりました。
ブタペスト滞在期間は4日間。
ユースに宿泊前々日にネット予約をし泊まりました。非常にキレイなユースで価格も3泊で９０００円とまずまず。もちろん暖房は効いているし、新築の為かすべてがきれいでした。
私はハンガリーを美しい国だと思います。

しかし！

好きになれなかった理由に、「人」があります。
ブタペストの空港に夜9時に着いた私は、不安になりながら大きい紙幣が使えない自動切符販売機に四苦八苦しながらも、どうにか市バスに乗れました。その後「ここはまだ共産圏！？」と思うような暖房のきいていない地下鉄に乗って市内の1番大きな広場まで行った。バスから一緒だったイギリス人団体に混ぜてもらい少し安心でした。スペインに慣れてしまっている私は、「夜の10時ならまだまだ人は沢山居るはず。」「しかも街のセンターだし」と高をくくるっていたが、もちろん真冬のブタペスト、
「人がいない！！！！」
ユースの場所がわからない私は、見つけた人かたっぱなしに声をかけた。初めは英語で「Do you speak English o Spanish?」
しかし「No」どころかシカト。良くて「Sorry」。
なんということだ・・・。と絶句してしまう。
終いにはハンガリー語で「〜ハドコデスカ？」と尋ねるがまともに取り合ってくれる人はいなかった。初っ端からこれだったので、
涙が出そうでした。
しかしユースのBarにはスペイン人やスイス人、フィンランド人など沢山の外国人観光客が飲み踊りしており、私も快く受け入れてもらいビールを片手にブタペスト初夜を終える。
食事は美味しいし、国会議事堂や王室、リストの晩年家など見所は満載。2日目はユースで仲良くなったスペイン人とバレー「コッペリア」をオペラ座まで見に行った。

確かに、ハンガリーに行くと友人に言った際、一緒に住んでたポーランド人や他のチェコ人、クロアチア人などが口々に
「英語通じないよ」
「人はすごく冷たいよ」
と冷たい返事をくれたのを覚えている。全員がそうではないのかもしれないが、その（悲しい）ハンガリーの名声を肌で感じたのは事実である。ワインは美味しかったし、シナゴーグも胸うつものがあった。
ただ、もう1度行く？と聞かれたら首を縦にはふれないかもしれない。ケセネム

エリア ブダペスト(ハンガリー)

ピアノの大好きな私は1人でリストの晩年家にやってくる。何台ものピアノが置いてある家に大満足。特別にリストという作曲家が好きな訳でもないが一応お約束の彼の手の石像を前に私の手と比べてみた。

この旅行記へのコメント （3）

• shinesuniさん 2005/12/23 03:46:51

  人それぞれですね＾＾；

  私が初めて訪れた90年には、全くハンガリー語が分らなかったのですが、皆さん優しく場所を教えてくれました。
  あまりにも面白かったのでポーランドと共にひいきな国になっております。
  逆に旧ユーゴ諸国から来た日本人に睡眠薬を飲まされたとか色んな噂を聞き、予定を変えて、それ以来今だに行かずじまいです。
  人によって印象が全く違ってしまうのも旅の不思議さですよね。
  

  Mariaさん からの返信 2006/01/15 02:36:51

  RE: 人それぞれですね＾＾；

  
  
  　こんにちは。お返事遅くなりました。
  　　
  　本当に人それぞれですね。人の印象というのは外界部からの影響で
  　決まることが大半だと思いますが、私はもしかしたらハンガリーで
  　その外界部に通じるアンテナを全て閉じていたのかもと思います・・。
  　そして固定概念に右往左往していました。
  　一人旅で、且つ冬でナーバスだったんです笑。
  
  　なんだか、また行ったら違うかもしれない！という気がしてきました。
  
  　今度、東欧旅行計画中の友人にはお勧めしときますね。
  
  
  

  shinesuniさん からの返信 2006/01/15 03:01:13

  ポーランドとハンガリー、チェコはそれなりに自信ありますので

  ご友人にお伝え下さいませ。
  安宿情報やアクセス情報や穴場情報ならそれなりにお任せを＾＾
  
  PS　私が旧ユーゴに行く時は相談にのってくださいませm(_ _)m