2003/03 - 2003/03
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ぶちゃさん
留学している弟に会いに行こう!とパッと閃いて旅に出ることにした。
弟がはるばる日本から来た姉をエスコートしてくれるであろう…な~んてかる~く考えていた。
しかし、いつまで経っても弟からメールがこない。
出発2日前あたりに短くメール返信があった。
『3月○日リヨンペラーシュ駅×口13:00』
……。
たしかこんな内容だった。
唖然。
人を頼ってはいけないよ、たとえ身内でもね…と痛感し、ほんとに行きたくなくなってしまい、出発までそんな気分だった。
一日目からホテル探しにすったもんだ。
歩き回ってたら22時近くになっちゃって、やや半泣き。
やっと着いたホテルは隣の部屋のH声がもろに聞こえてきて寝不足気味…。外人声大きすぎ。
-
2日目。
満を持してパリからTGVに乗ってリヨンに向かった。
TGVに乗るまではなんとかスムーズだったような気がするが、乗ってからも用心してコートも脱がず、大きなリュックも抱えたまんまで座席に座っていたら、隣に座っていた若者が「荷物、ここ↑(網棚)に乗せろ」とジェスチャーで言ってきた。
なので手伝ってもらって無事のっけられた。
ちんちくりんな私を見かねて(多分幼く見られたに違いない…)手伝ってくれたンだと思う。
「キャンユースピークイングリッシュ?」と問いかけられたが、「ノー!!」と答えたもんだからそれ以降無言でした。
英語が話せたら世界が広がるんだろうな〜なんて感じつつ…。
※写真はリヨンの街とワンコ。 -
無事リヨン到着。
そして約束の場所へ。
その時点で弟と再会するのは約半年ぶり。
「ホントに…来るのか?てかあのメール…日時あってたか?」と不安がよぎる。
そんな時見慣れた(てか当時毎食仏料理だった為か太ってた)弟登場。
とりあえずホッとした。
それから、私たちおしゃべり好き兄弟はとにかく歩きながら色々喋った。
広場を通り抜け、市場を散策し、弟が修行している店の前まで言ってみたり、はたまた有名なショコラの店に行ったり…。
その間喋りっぱなし。
何を買うわけでもない。
「私、フランス料理食べたい!」
とリクエストしてみたものの、毎食フランス料理のヤツは、
「あ〜やめといた方がいいよ。よっぽど美味しい店じゃないとホント口に合わないから。」
とあっさり否定。
「…;;」
ま、何はともあれお腹がすいたので、フランスパンのサンドイッチを買い、野外のテーブルで食った。
※写真は(顔落書きオプション付き)マイブラザー。 -
そして…。
「じゃ、俺帰るわ」
……???
…はい???
マジで???
「だって寮の門限あるし。こっから更に田舎だからバスの本数も気にしなきゃいかんし」
そして明日はやはり修行の身。
…ホントに一日しか会えないわけね!!
そりゃ勝手に私が押し掛けたんだけどサ。
あとは勝手に観光でもしてろってか。
まぁ、そうするよ…、こうなりゃ腹をくくって自分で楽しみます。
※写真は…ペラーシュ駅前広場?の何か。 -
「ところで、最後に一つだけ。喫茶店に入って注文する時なんて言えばいいの?」
「は?アンカフェ、シルブプレ!だよ!」
これを聞いたおかげで、私のフランス旅行はとても有意義なものになった。
15日も一人旅(途中姉が来て帰ったりもした)してたら流石に暇をもてあます時間が出来る。
そんな時にカフェは重宝した…というわけ。
続きはまた今度…(あるのか?)
※写真は早速入ったカフェでの一コマ。店員さん…ぉフランス!ってかんじの髭を生やしてた…。
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