リベンジ！再びイタリアに挑戦！

2004/02/22 - 2004/02/30

去年いろいろイタリアではトホホなことがあったが、今回はチュニジアから船でシチリア島に入り、北上してローマからOutという旅程を組んだ。GranBlueが大好きな私はいつか行ってみたかったシチリア島。すごく楽しみにしていた。
しかし意外とシチリア島は危険！人気が少ないところは行かないほうが懸命だろう。私は降り立ったシチリアのタオルミーナにて変質者に遭遇。どうして私のイタリア旅行ってこうなのだろう・・・。
友人は電車駅近くの銀行を探しに行ってしまっている間、私は駅の近くで荷物番。そこへ太った中年男が「今からトイレでやらないか」と誘う。勘弁してよ・・・と思い、片言のスペイン語で「男の子を待ってるから間に合ってます」と返答。彼はシチリアの男の良さを必死にアピールするが、明らかに変態なので怖くなり、大声で叫んでみた。そこへ友人到着。そして変態は退散していった。
そういえば変態って韓国語でも変態っていうらしい。（余談）
せっかくの憧れの土地のスタートがこれ・・・。
そんなこんなでシチリアに別れを告げて、夜行電車でナポリに向かう。駅近くの「SAYONARA」というホステルに宿泊。宿主はSAYONARAと言う意味さえ知らなかった。なんで「YOUKOSO」にしなかったのかしら・・・と思う。ナポリからポンペイに向かう。

ポンペイには日本人が大勢いた。ご存知ポンペイは遺跡がそのまま保存されており、その村全体に入り見ていくことができる。
しかし重要文化遺産の為に立ち入り禁止の場所は多々とある。
そんな札はお構いなしにきゃぁきゃぁ言いながら、進入していた日本人の4人若者グループがいた。
旅行でこんなに憤りを覚えたのは初めてだ。なぜこんな無神経なことができるのだろうか。外国に行く際は大げさかもしれないが、私は「私は日本人の顔」という覚悟を決めて旅立っている。私に会った外国人が彼らにとって初めての日本人かもしれないからだ。私達人間は固定概念を持ち易い。その為にも絶対に思いやりの無い行為を犯してはならないのだと思う。そしてそれを注意できなかった私の小ささにも反省。

その後、ナポリのPizzaを堪能する。Pizzaが苦手な私も人生で初めて美味しいという言葉を吐いた。街で売っている一切れのPizzaですら美味しい。なんていう土地なのだろう。

3度目のイタリア旅行。ミラノにいる友人を訪ねに行くことになるだろうがどんなハプニングが待っているのだろうか。

エリア イタリア

私のナポリで宿泊した宿「さよなら」
なんだか悲しい宿名。ずーっと昔の店主がつけたそうで由来はわからないらしい。バイトの兄ちゃんは意味すら知らなかった。二人で40ユーロ程度の料金。ナポリ駅からすぐ。

ポンペイの中の博物館の中の写真。火山が噴火して人の周りに埋まった灰が固まり人型になった。腐敗した人間の体の跡に石膏を入れて固めたのがこの映像。ぞっとする。うずくまる人の石膏や犬の石膏。西暦7年のあった悲劇を目の当たりにした。