2005/07/31 - 2005/09
56位(同エリア64件中)
マリリンさん
本当はフランスに行く寸前まで悩んでいました。”なんで?私の一番大好きな国はイタリア・・・だよね?!””こんなに迷うなら、興味半分でフランス語なんて習わなきゃよかったかな?・・・”最後の最後まで渡航を悩んでいました。しかし、何故か私はどういうわけか”フランスに行かなくては!”と強迫観念にかられ、というよりは能天気なままに”フランスが私を待っているんだわ”と前向きに物事を捕え、結局はフランス語留学&フランス人マダムのお宅にホームステイする事となったのであります。実は、学校と街選びにはかなり慎重になりました。外国人向けの語学学校はフランス全土に広がり魅力ある街まちにも沢山存在しているのです。しかし、最終的には、学校の教育方針(クラスの少人数制等)比較的温暖で安全な場所、方言が少ない地方、そして由緒ある建造物や歴史のある街等の理由から、私が選んだのはフランスの庭と呼ばれているトゥールという街でした。そこは幾つもの古城が点在するロワール地方にあたります。色々と悩んだものの、この街にした事で、束の間の生活から多くの経験と収穫を得て、更に私はフランスが大好きになれた事を、今は感謝しています。
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*AFにてCDG空港に到着*空港は人影まばらな早朝4時過ぎ。有り難く予定よりも早く到着してしまいました。ここ空港駅からTGVに乗車しトゥールまで行かなくてはならない私は、列車始発まで2時間余り空港で待たなくてはなりません。声を掛けてみたもののカフェもホテルもお約束通り、開けてはくれません。なんて、暖かい歓迎かしらん。う〜ん、これからのフランス滞在がとぉっても楽しみ♪
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*初めのホームステイ先*トゥール駅に着き、列車から重そうにスーツケースを降ろす私を、一人の男性が助けてくれました。親切な事にヨーロッパの駅には、ホームから改札までの道のりの間、エレベーター等は殆どありません。えっちらおっちらと一歩また一歩という状態で階段の昇り降りが必要。それと私が不慣れなものに見えたのか、その男性は、待ち合わせを駅の改札でしていたホームステイのマダムと会うまで一緒にいてくれました。ところが、殆どフランス語初心者の私には彼が何を言っているのか解りません。困った〜。それと、もう一つ困った〜。実は彼には改札で待ってくれている彼女がいたのです。私を見るや否や”一対この娘だれ?だれなのよ?!”と言わんばかりの恐ろしい目つきです。”ち、ち、違います。通りすがりの者でございますぅ・・”
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*私のお部屋*その後、マダムに会う事ができました。しかし、こちらも全く会話が理解できずひたすら愛想笑いのみ。辛いです。やはり、甘くはありませんでした。行ってしまえばどうにかなるものじゃあありません。勿論英語も通じないし(あえて英語は私も使いませんでしたが)。とりあえず、自家用車(かなりお古)に荷物と私を乗せ、お部屋まで無事到着。”この後、2人スイス人の娘が来るから、今その子たちを迎えに行ってくるから、あなたはここで待っていて!”と言われ、お家の案内もままならぬまま、私は、一人お部屋で、途方にくれるのでした。
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*ホームステイ*お家は、学校のある旧市街からバス&徒歩で40〜50分位の閑静な住宅街にありました。2階建てでお庭が広い一軒屋で各お部屋もフランスらしい、とっても可愛いデコレーションでした。もっぱらマダムとは意思の疎通ができず、スイス人のメイトの子たちとの英語でおしゃべりで何とか救われた滞在でした。でも唯一好きだったのはお庭と玄関先のテーブルで頂くお外での毎晩の夕食。夏は毎晩10時にならないと暗くならないので、たっぷり夕方から夜にかけて時間があります。夕食を頂いてから、スイス人の子たちとお家の周りをお散歩・・それは楽しかったぁ。
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*バス停近くの花やさん*御家からバス停までの間、小さな商店街を通って通学。沢山のジョウロが飾られていて、とっても可愛いお花屋さんです。
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*学校*突き当たりに見えるのが、私の通っていた語学学校です。サマー・セッションから入学した為、生徒数は一年で一番多い時期でした。クラスは全員で7人(日本人3、アメリカ人2、カタール人1、イギリス1)が初めに振り分けられたクラスでした。その後新入生の入学等によりクラスの編成が変わりました。こちらの学校はトゥールにある語学学校の中でも厳しいと言われているせいか、生徒は真面目な方が多く、先生もしっかりとした授業をして下さいました。ただ・・問題はひとつ。私はホームステイ先に恵まれず3度お家を変わる事となり、その度の引越しにはややうんざりでございます。
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*街一番の広場*プラス・プリュムロー。14〜15世紀に建てられた木組みの家が広場を囲っています。学校から2分の所にあるので、ランチやお茶タイム等、何かある時はいつもこの広場を訪れます。観光客で賑わいますが、夏が終わるとまた地元の大学生たちで一杯になります。私の通学路でもあり、毎日必ず通る場所。
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*同じくプラス・プリュムロー*夏の青空は気持ちい〜い。ただし乾燥していて日差しが強い為、炎天下では長くは居られません。初めの頃、朝起きるといつも喉が痛くて”風邪をひいたかな?”と思っていると、いやいや、風邪ではなくて、夜中寝ている間に乾燥でのどがやられてしまうのです。それ以降、毎晩ベット脇にはお水を置いて休んでいました。
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*プリュムロー広場脇のサンドイッチ屋さんから*いつもランチはこちらでお世話になる事が多かった小さなサンドイッチやさん。お外にテーブルが置いてあるので、ランチ時の限られた時間と予算では、またこのとき学生の身分の私は、とっても使い勝手のあるお店でした。
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*Bd,Beranger*こちらは街の中心と言っていいでしょうか?裁判所の前に当たる通りになります。トゥールでは街のあちこちの花壇が綺麗に手入れされています。
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*市役所*裁判所の隣にある、市役所です。夜のライトアップはいつも綺麗。何処かの街へ出かけて、この建物をみると”ああ トゥールに帰ってきたんだわ”と感じます。
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*花市*毎週水曜日と日曜日はこの通りはマルシェが開かれます。半分はお花、あとは洋服、アクセサリー、バック等が売られています。果物・食材などはまた別の通りのマルシェで。(のちほど)
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*トゥール駅*モダンな中にもシックな装いでなかなかお洒落な駅。ここからフランス各地へ列車がでています。パリへは隣駅のTGVの停車駅サンピエール・ドゥ・コープまで一駅乗継ます。ごくまれにトゥール発のTGVに当たったら、ラッキー!
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*トゥール駅構内に停まるTGV*
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*ロワール川*晴れた日にはお散歩が最適です。学校の帰り、大好きなステンドグラスを観にサン・ガシアン大聖堂までいく道のりの私のお決まりコース。
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*ロワール地方のシェヴー*この地方の名物でもあるヤギのチーズです。やや臭みのある独特の味で柔らかい感触。最も有名なのはサン・モールという銘柄で丸い筒状のもの。この辺りのレストランやサンドイッチ屋さんでは、必ずと言っていいほど、フロマージュにはこちらを使っている事が多いので、慣れておかないとね♪
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*ショーウィンドゥ一杯のボンボン*ある木組みのお家の1Fは窓際にびっしりとキャンディーが整列され歩く人の目を楽しませてくれます。
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*密かな愉しみ*大好きなギャルリー・ラファイエットゥの食材売り場。しばしば、というか殆ど毎日、学校帰りに寄り道です。ホームステイ先では、キッチンの使用は一切禁じられ、冷蔵庫の使用もままならいない厳しい制限のあるお宅でした。なので、私は興味ある食材を仕方なくお部屋でこっそり頂くしか方法がなく・・。ハイ、すみません♪
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*チーズ屋さん*こちらは地元客が訪れるスーパーマーケットの中のチーズやさん。流石、フランス。見ただけでは解らないほどの種類と品数です。
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*素敵なクレープ*コレ何のクレープだと思います?ヒント:メニューの名前は”TGV”(~o~)
プラス・プルニュローのすぐ近くのクラッペリーで確か8ユーロ、その他にも楽しい名前が着いているクレープが沢山あります。さて、このクレープの答えですが、お分かりになりましたか?では、フランスの誇るTGVといえば、高速列車を意味する 《Train à Grand Vittesse》の略。中に入っている食材も最も速く走る・・・・といえば・・・そ!そう!エスカルゴ〜!パチパチパチ♪ -
*サン・ガシヤン(トゥールの初代司教)大聖堂*13〜16世紀の時をかけたゴシック建築。その昔、ジャンヌ・ダルクや歴代の王も立ち寄り、今でも多くの巡礼者が訪れます。手前右は美術館。
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*教会内部*厳粛な場所でありながらも、ステンドグラスの窓から差す光りで、柔らかい雰囲気に包まれます。特に私は信者ではありませんが、何故か、ここに来ると、とても心が落ち着き、優しい気持ちで満ちたります。
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*そのステンドグラス*最も、トゥールで好きな場所がここです。右手にあるステンドグラスの下でいつまでも時を忘れて無心になるまで見つめていたい素晴しい色彩のビトォー。
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*花市のある通りで*今日は、この街周辺から集まった古い車の愛好家の方々が色々なご自慢の車を持ち寄り、ちょっとしたイベントになっていました。フランスの田舎の街ではよくある祭事です。
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*食材のマルシェ*午前中で終わってしまうマルシェですがPLACE DES HALLSで定期的に行われています。新鮮な野菜、果物、チーズ、ワイン、ナッツ等。ここはひとつ白桃を頂きました。日本のものとは少し違いますが、少しお値段はお高めでもお味は上等です。面白いものとしては写真左下の大きなアーティチョークでしょうか。ステイ先では、ただ丸ごとお湯で茹でられたものが出されました。食べ方としては、葉っぱのように一枚一枚食べるたびに剥がし、付け根の柔らかい部分をマヨネーズ等のおソースにつけて前歯でしごいて頂きます。やがて真ん中の部分に到達すると、やっとフォーク&ナイフの登場です。私は、この食べ方が初めてだったので、とっても素朴でやや荒々しく思えたのですが、マダムに”レストランでもこのようにして食べていいのか?”と質問をしたところ、”勿論!”と答えが返ってきました。フ〜ン☆
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*Au Tours de Pain*トゥールで一番美味しいパンやさん。実は余り教えたくない取って置きのパン屋さん。他にも有名なパンやさんやチェーン店のパンやさんは数あれど、こちらはステイ先のマダムから教えてもらった地元のお店。午後には売り切れて閉まってしまう事もしばしば。泣
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*ホームステイ先のお部屋から*お世話になった2件目のホームステイ先の私のお部屋からの眺め。大好きなお婆ちゃんマダムでした。品があって優しくて素敵な小さなマダム。毎日、金髪の髪を昔の貴族風、夜会巻に結い、凛とした態度の女性でした。フランスにきて、やっと1週間たち、殆どまだフランス語がわからない、私を暖かく受け入れてくれました。毎回、”メアリー!”と呼びとめ(本当はマリなんだけど・・汗)私の手を引っ張り、何でも身振り手振りで、子供に接すると同じように、いつも優しくしてくれました。これまでも数多くの生徒を受け入れている未亡人の裕福なお宅ですが、聞くと”星の王子さまのサン・テグ・ジュペリ”の親戚だそう。実際お宅には彼が書いた書物にマダムの事が書かれているものがありました。可愛らしい心配性なお婆さん。今でも大好きフランス人女性。
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