歴史的な学園都市

2001/01/07 - 2001/01/07

マドリードに来て少し体調を壊し、楽しみにしてたトレドへ行くことができませんでした。代わりといってはなんですが、友人が世界遺産にも登録されている学園都市、アルカラ・デ・エナレスを案内してくれました。マドリードからバスに乗って1時間弱のところにあります。マドリードの赤い大地を眺めながら、バスに揺られていきました。

友人が言うには、アスカラ・デ・エナレスはスペインのオックスフォードなんだそうです。街と大学が一体になった歴史的な学園都市でした。しかし、オックスフォードのようににぎやかではないし、建物ももっと古い感じがしました。景観を大切にしているのか、広場にあったマックドナルドの看板は赤に黄色のMではなく、木製で茶色の質素なものでした。

街を歩くと、一体どれが大学のキャンパスで、教会で、民家なのかさっぱり区別がつきません。どの建物にも渡り鳥が巣を作って暮らしています。私はそちらのほうに夢中でずっと上を向いていました。すると、地元の人なのか観光客なのかわからないけどスペイン語で話し掛けてきました。友人の通訳によると、鳥の巣のたくさんある場所を教えてくれたようです。

当時の日本のガイドブックにアルカラ・で・エレナスの記述はないし、ガイドマップはスペイン語か英語でした。だからコメントはあまりありませんが、古い町並みの写真を楽しんでください。

エリア スペイン

バス停近くの広場です。

壁の穴には鳥が住んでいます。

てっぺんに鳥の巣が。