初のダイブ旅行

2005/11 - 2005/11

会社の旅行でダイビングに行ってきました。
セブのPcom Dreamという水中写真家Yoshi平田さん率いるダイビングショップを使用。
マクロ写真をメインの濃い内容で潜りました、シロウトの私以外は。
写真は人気の高いピグミーシーホース。（借り物です）
　

エリア セブ島(フィリピン)

成田は連休テロを警戒してかいつもより警備用具を持った警官が目立ちます。
直行便が取れなかったのでマニラへ。

小雨の中を水煙を上げてランディング。
空港内のエクスティングリッシャーが郵便ポストみたいな緑色なのでびっくり。

マニラで5時間の待ち時間。国内線乗り換えのため空港外には出られるけれど、アキノ空港は周りに見るものもなし。派手派手ジープニーの写真を撮りたかったけど空港には見当たりませんでした。
空港に入りなおすとき「FIRE ARM CONTROL」というゲートがあったのでライターを差し出すと「違う違う、
これだよ」と自分の拳銃を指差した。
「銃を出せ」と言われて黙って差し出す人がいるのか？

空港内はマッサージと喫茶がいくつかあるだけで暇をもてあます。喫煙室は軽食堂となっているけど注文しないで居座ってもOKです。
飛行機が一時間遅れになった。喫茶カウンターにボーディングパスを持って人が並んでる。もしやと思って出発ゲートのヒリピン航空職員にボーディングパスを見せて問うと「喫茶でランチがもらえる」とのこと。
でも喫茶で聞いたら「それは別の便です。」だって。

夜七時過ぎの到着。マクタン空港国内線出口で荷物を探していたら「成田からの貨物はこちらですよ」と国際線のほうに案内されました。
お迎えの車はまずイタリアンレストランへ。
写真はその向かいの露天カラオケ屋さん。ヒリピンでもカラオケが大流行だけど揃いもそろってへたっぴいなのはなぜだ。あまりのひどさに夜10時以降は禁止となったそうです。

2日目。棟割民家を改造したクラブハウスの全景。
3階はダブルとシングルが各１室。2階がその二部屋のための流し付きの居間です。一階が全宿泊者のための食堂。隣の棟は訪問しなかったので構造が判りません。

これがその食堂。朝食前の風景。
食パン・卵・ハム・コーヒーのアメリカンブレックファスト。冷蔵庫のビールやマンゴジュースは飲み放題です。

朝食がすめば早速海岸のダイブセンターへ移動して準備。一眼レフの重装備が只者でない感じです。

アウトリガー船で5分ほど移動。
ブルーホールで記念すべき一本目。
9時頃エントリー60分間。

船の上で暖かいコーヒーを飲んで60分間休憩。
少し移動してタンブリ辺りで2本目。
5000本潜ってたりする我がチーム。ログブックにサイン交換したり、魚肉ソーセージで餌付けするような雰囲気でないんです。
せっかく透明度何十メートル、熱帯魚ぴらぴらの海に潜ったのに海底に這い蹲って砂を穿る。
マクロ派ダイバーって変ですよね。

ダイブセンターへ帰って昼食と休憩。
DARUMAという日本料理店の仕出し弁当でした。

3本目。ポイント名は忘れました。
アンカーロープを伝っての綱渡り。

港に帰って湾内でセルフダイビングに出る人もいましたが、私は自分の経験と能力をすでに大幅に越えていますのでクラブハウスへ帰ります。
近所の子供の写真。将来の夢はトライシクル乗りか。

マンゴー1kg120円ほど。マンゴスチンも同じくらい。ロンコンはキロ80円程度。
ダイビングの後はクラブハウスの近くを散策。といっても半露天カラオケやプールバーとか小さなコンビニしかないけどね。

宿泊代は３食込みです。今日は地元料理の食べ放題。一人220円の定価です。焼きツバメ魚とか焼き牡蠣豚のほほ肉など充実の品揃え。

本日のぴか一はこれ。ウミウシの卵です。ふやけた蒟蒻麺という感じで味も歯ごたえもありません。生ではないよね？
ココナッツデザートの中に入れてもいいような感じ。

朝の6時からやってる商店。フィリピンのメンソールタバコ「チャンピオン」が口に合う、18円。アメリカタバコが25pで日本たばこは60p。貿易赤字の関係かな？

生力ビールの小瓶が16p、昔は3.6pだったのに。
露天の手作りジュースがビニール袋爪で2p、スーパーのパック飲料が4p、でもコーヒーとか牛乳は18p以上、ショッピングセンターのジュースなどが20p。

こんなに実を付けたパパイヤ見たことない。
バナナの花も台湾の2倍（体積8倍）も大きいんです。

今日も元気に潜りに行きましょう。
ダイビング客8人にスタッフ9人です、恵まれてますね。
船長と助手は潜らないけど、みんなこの海域をよく知ってて目がよくていろんなものを見つけてきます。「ほらこれ」と指差されてもわからないというのが何度もありました。擬態の面白さをお腹一杯味わえます。

ダイビング4本目の私は泡を見てるだけでも楽しい。
口からブクッと泡を吹いてリング状に変化するのを見ていたら、ガイドさんが血相変えて飛んできて私の鳩尾を突こうとした。なんかやばいことしてたのかな自分？

5本目も表マクタンで飛行機ポイントでした。
大型の魚がたくさん寄ってくる。

ダイブセンターに帰って、今日は地元料理の昼食。
手前の赤いのは場違いなナポリタンです。アメフラシの卵とかではありません。

6本目。今回もたくさんヘマしたなー。ウェットスーツの袖に足を突っ込もうとしたり、ウェイト忘れてＢＣ着たり、カメラを海中に落としてきたり。
自分が砂を巻き上げすぎと気づいたのは6本目だった。

かつてマニラで見たような大型ジープにーって無いのかなこの島は。飾りつけもおとなし目でセンスがいい。

クラブハウスからお散歩に出る。
大人も子供も写真好き。言葉を教えようとしたり自分の犬を連れてきたり積極的に交わろうとします。

みんなでマッサージに出かけました。クラブハウスに呼ぶことも出来るけど、お風呂付のほうが魅力だから。全身1hr900pであんまさんには20から50のチップを別に払います。
脱衣所/休憩室の写真。経営者は韓国人だそうで勧告番組のビデオなど流れています。
ちんちくりんな作務衣に着替えて、寝台の穴ぼこに顔を嵌めて老いるマッサージ。
終わると「ここにチップの金額を書いてね」と紙を差し出します。ジュースを飲んで風呂入って出来上がり。

サウナから出てすぐ食事。今日は中華風しゃぶしゃぶです。スリットの深いチャイナドレスが魅力のお店。

食べ終わって裏にある大きなスーパーへお買い物。
写真は価格を確認するバーコードチェッカーの説明書。
日本なら「センサーにバーコードを当ててね」の一言で済ませそうですが、６ステップに分けて説明しているのが親切なのか却ってわかりにくいのか。
「ヒリピン人には一文づつゆっくり話さなきゃいけないよ」という誰かの言葉が思い出されます。

昨日のマッサージのせいかすごくだるい。朝のお散歩はなしでクラブハウスの前でぼやぼや。
この花なんだろう。

腰骨を撫でてやってからやけに愛想がいい小ヤギ。

セブ7本目。手取りＢＣ取り案内してくれたガイドさんです。お世話になりました。
雲が厚いのでセブ島側：裏マクタンの方で潜りました。

8本潜ると写真にも欲が出てきますね。いつも魚の後姿しか写せない。
それ以前に、そんな小さいもの見つけてくれても私の技量じゃ撮れませんよ。ピントの合焦も確認できないし。

昼の休憩。すばらしい雲だ。
そういえば今朝は朝豪雨が降って冠水していたんです。出発時に丁度雨が止んで地平線近くに大きな虹が出ました。
初日にも虹を見ているので「雨降れば必ず虹」って感じじゃないでしょうか。

9本目は最初と同じブルーホールです。
海況は同じだと思うけど前回「透明」と思った水が今回「浮遊物が多い」に評価が変わってます。
久しぶりの大物被写体「にゃろ」発見。
つんつん棒で砂地を刺すと穴から顔を出します。
みんなでつついていたら海面へ逃げていってしまいました。

そして浮上してみた景色がこれ。「にょろ」が捕獲されている。しかもうちらのボートのアウトリガーで漁師が休憩している。
昔テレビで見たタツノオトシゴを採るヒリピン漁師がみんな目出し帽にサングラス姿でした。
「非合法な行いをしているからだな」と思っていたのですが、当地の漁師はみんな同じ格好をしていました。ヒリピン人でも日よけを必要とするのか、海では。

クラブハウスそばで蟹採り。シオマネキ型で同じ種だと思うけど20匹もいて色がすべて違う。

今日は疲れが溜まって出歩く気がしない。送迎バスからの景色のみ。

今日の夕食は炭焼きバーベキュー。
クラッシュドアイスのマンゴシェークもおいし。

旅行も5日目、潜りに行った人もいますが私は市内観光へ。朝8時までは交通ラッシュがあります。

頭上を通過してマクタンへ着陸する飛行機。ありゃ、頭が写ってないや。魚の写真とおんなじだ。
まず陸上でこれを克服しないと水中写真で上達なんて
ありえないな。

蓮霧が実っている。でも市場で売ってないんだよね。買えたらみんなにご馳走しようと思ってたのに。
こんな花だっけ？印象違うような。台湾では幹から直接咲いてたし。

床屋が有った。値切るつもりで店に入るなり「30ｐでどうだ」と聞いたらあっさり「oｋ」と承諾した。60円ですよ。
でも「どんな髪型」と問われて「あんたと同じショートカット」と言ったら安堵した様子だし、交渉しながら外を気にしてるし「もしかしてただの店番か？」
歯医者にも入って歯石取りをしてもらおうかと思ったが混んでいたのでやめた。

歩いて一時間余りやっと橋までついた。

実は高所恐怖症で橋を渡るのを断念したのだが、そこに日本語の出来るこの人が話しかけてきた。あーだこーだ話して気を紛らわせながらわたりきることに成功。
ちなみに以前日本人をカモにする悪徳バーに勤めていたのだが首になって今はガントリーのオペレーター。
安いホテル有るよ、女いるか、料理は口にあうか、観光なら任せてと営業範囲は広いです。ドラッグは言わなかったな。

海上番外地に住む。
入ってみたけどすんでる人は普通の市民ですよ。

スパイダーマン仕様中距離バス。

水っぽい牛シチューと粟ほど細かく砕いて炊いたご飯。20p。

12時、生鮮市場はもう閉まってた。食べ物屋さんの隣はＶＣＤ屋さん。スカイキャプテンやデイアフター明日が80円。画質は悪い。

ディスカウントスーパーを見て帰る。
場末の掘っ立て商店はここで商品を仕入れているようだ。ここで４ｐのスナック菓子がこぎれいなスーパーで５ｐ掘っ立て商店で７ｐ。カート一杯に駄菓子を積んだ仕入れ責任者たちがレジに並んでいる。
帰りの小型ジープニーは行き先がわからず困ったが「rapurapu」と叫んで回っていたら乗降所を仕切る正体不明のおじさんが見つけてくれた。
橋の向こうのブステルミナルまで６p。

クラブハウスで休んだ後、大型ショッピングモールを見学。ＧＢＡソフトはアメリカ版で９００ｐ。
それから海鮮料理を食べました。

レストランとなりのラプラプシュラインで月に吼えるラプラプを見ました。
マゼランを倒した人です。

クラブハウスに帰るといつものように食堂で１０時過ぎまでYoshiさんの話を聞いたりビールでまったりすごします。行く機会がありましたら甚平を写したこの写真について聞いてみましょう。
海に限らず面白い話をたくさん知ってます。

６日目。早朝に空港まで送っていただきました。
ポーターがささっと寄ってきて荷物を受け取りますが有料ですよ。
出国税が５５０ｐですが、窓口のおばちゃんがお釣りを出すのがワンテンポ遅いので採り忘れに気をつけましょう。
空港内でチャンピオンを売ってたらよかったのに、一押しの７Dドライマンゴも無かったし。
チャーリーとチョコレート工場を見て５時間の帰路でした。