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 オマーンでは1970年のカブース・ビン・サイード現国王の即位後には、前国王時代の憲法も改定され死刑廃止、手足の切断などの残虐な刑罰の廃止、男性が伴わない女性の外出の承認、女性参政権の承認などを行ったそうだ。その結果現在ではアラブ諸国初の女性外交官が誕生し、女性の国会議員も選出され、文部大臣、観光大臣といった女性閣僚も輩出するようになったと聞いた。だが一方では、女性がラマダン中に飲食するなど宗教的な過ちを行った場合は本人ではなく、父親や夫など保護者に指定される男性が監督不行き届きで罰されるそうだ。また、街を歩いても働く女性は非常に少ない。特に、スークで品物を売る女性を見かけることは無かった。スークを歩く女性も男性が同行したり、女性が何人かで同行しているケースが多く、写真撮影をお願いすると保護者のような男性が断ってくることもあった。結局、子供の写真はかなり撮らせてもらえたが大人の女性の写真は、ホテルの従業員を除いて全く撮れなかった。オマーンのイスラム教の規則はかなり厳しく、また私のお願いの仕方が悪いのも一因かも知れないが、UAE、カタールといったアラビア半島の他の国でも共通していた。女性の大臣もいると政府が対外的に宣伝しているが、庶民の生活の中では女性の自由度は1970年以前と比べても、イランやシリアなどのイスラム国と比較しても現実にはまだあまり進んでいないのではないだろうか、と疑問に思ったが1970年まで鎖国し、ベールに包まれていた国だったのだからむしろ当然なのかもしれない。観光客ずれしていないシャイで素朴な人達が多いことは確かで他国に無い魅力がある国だった。<br />(写真はマスカットで出会った少女)<br />=オマーンの旅 完=<br /><br /><br /><br />

オマーンの旅【7】 オマーンで出会った人達

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2005/10/22 - 2005/10/28

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さすらいおじさん

さすらいおじさんさん

 オマーンでは1970年のカブース・ビン・サイード現国王の即位後には、前国王時代の憲法も改定され死刑廃止、手足の切断などの残虐な刑罰の廃止、男性が伴わない女性の外出の承認、女性参政権の承認などを行ったそうだ。その結果現在ではアラブ諸国初の女性外交官が誕生し、女性の国会議員も選出され、文部大臣、観光大臣といった女性閣僚も輩出するようになったと聞いた。だが一方では、女性がラマダン中に飲食するなど宗教的な過ちを行った場合は本人ではなく、父親や夫など保護者に指定される男性が監督不行き届きで罰されるそうだ。また、街を歩いても働く女性は非常に少ない。特に、スークで品物を売る女性を見かけることは無かった。スークを歩く女性も男性が同行したり、女性が何人かで同行しているケースが多く、写真撮影をお願いすると保護者のような男性が断ってくることもあった。結局、子供の写真はかなり撮らせてもらえたが大人の女性の写真は、ホテルの従業員を除いて全く撮れなかった。オマーンのイスラム教の規則はかなり厳しく、また私のお願いの仕方が悪いのも一因かも知れないが、UAE、カタールといったアラビア半島の他の国でも共通していた。女性の大臣もいると政府が対外的に宣伝しているが、庶民の生活の中では女性の自由度は1970年以前と比べても、イランやシリアなどのイスラム国と比較しても現実にはまだあまり進んでいないのではないだろうか、と疑問に思ったが1970年まで鎖国し、ベールに包まれていた国だったのだからむしろ当然なのかもしれない。観光客ずれしていないシャイで素朴な人達が多いことは確かで他国に無い魅力がある国だった。
(写真はマスカットで出会った少女)
=オマーンの旅 完=



  • ニズワのスークで出会った少女。

    ニズワのスークで出会った少女。

  • ニズワのスークで出会った少年。

    ニズワのスークで出会った少年。

  • ニズワのスークで出会った父と娘。

    ニズワのスークで出会った父と娘。

  • ニズワのスークで出会った少年。

    ニズワのスークで出会った少年。

  • ニズワのスークで出会った少年。

    ニズワのスークで出会った少年。

  • ニズワのスークで出会った少年。

    ニズワのスークで出会った少年。

  • ニズワのホテルの女性。パキスタンのラホールから来ていた。

    ニズワのホテルの女性。パキスタンのラホールから来ていた。

  • ニズワのスークで出会った子供達。

    ニズワのスークで出会った子供達。

  • ニズワのホテルの女性。インドのカルカッタから来ていた。

    ニズワのホテルの女性。インドのカルカッタから来ていた。

  • バルカ、アットワラの泉で出会った少年。

    バルカ、アットワラの泉で出会った少年。

  • マスカットのスークで出会った少年。

    マスカットのスークで出会った少年。

  • マスカットのスークで買い物をする人達。

    マスカットのスークで買い物をする人達。

  • マスカットのスークで買い物をする人達。

    マスカットのスークで買い物をする人達。

  • マスカットのスークで出会った少年。

    マスカットのスークで出会った少年。

  • マスカットのスークで買い物をする人達。

    マスカットのスークで買い物をする人達。

  • マスカットのスークで出会った子供達。

    マスカットのスークで出会った子供達。

  • マスカットのスークで出会った少女。

    マスカットのスークで出会った少女。

  • マスカットのスークで出会った少年。

    マスカットのスークで出会った少年。

  • マスカットのスークで出会った少女。

    マスカットのスークで出会った少女。

  • マスカットのスークで出会った姉妹の少女達。

    マスカットのスークで出会った姉妹の少女達。

  • マスカットのスークで出会った少年。

    マスカットのスークで出会った少年。

  • マスカットのホテルで出会った少女。

    マスカットのホテルで出会った少女。

  • マスカットのスークで買い物をする人達。

    マスカットのスークで買い物をする人達。

  • オマーン男性の座り方を説明するオマーン人ガイドのスルタンさん。

    オマーン男性の座り方を説明するオマーン人ガイドのスルタンさん。

  • マスカットのホテルの従業員。

    マスカットのホテルの従業員。

  • オマーン男性の作法を紹介するオマーン人ガイドのスルタンさん。

    オマーン男性の作法を紹介するオマーン人ガイドのスルタンさん。

  • オマーン人ガイドのスルタンさん。

    オマーン人ガイドのスルタンさん。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • ホホデミさん 2005/12/25 23:46:41
    こんにちは
     オマーン旅行記とっても楽しく拝見しました。
    楽しいといっても、私たちの価値観からみればまだまだ女性の社会的地位が
    低いように感じ、ついつい「何もそんなにしなくてもー」と感情が入ってしまいました。(笑)
     イスラム圏の男性によれば「女性の尊厳のため」外出禁止、男性によからぬ言葉をかけられたりしないよう、姿を見せないと言われましたが、「イスラムの教えを守っている方々なのに、どうして?」と質問して困らせてしまったことがあります。

     それにしても、このオマーンの写真の数々。
    子供や少年少女のいきいきとした表情に魅了されました。
    きっとさすらいおじさんのお人柄でしょうか。みんな可愛いいい表情をしていますね。
    一枚一枚、服装や座りかたなど味わいながら拝見しました。

    明日からイタリア、フランスへちょっくら行って参ります。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/12/26 11:28:00
    RE: こんにちは
    ホホデミさん

    オマーンをご覧いただきありがとうございます。
    オマーンではイスラム圏で初めての女性外交官、女性大臣の登用をアピールし、国際的に最も男女平等を進めているイスラム国を売り物にしているようですが、実態は男性が女性を守るという名目で女性の自由な行動を抑えているように見えました。イスラム圏ではトルコ、イラン、レバノンの女性がかなり自由に能力を発揮しているように思いました。
    でもホホデミさんもおっしゃるとおり、イスラムでしか見られない文化や服装は魅力で、肖像を否定するイスラムの教えから写真を嫌う人が多い中、写真を楽しんでくださった皆さんの表情は素敵です。

    年末年始はイタリア、フランスですか! おしゃれですね。
    気をつけてお楽しみください。


     
  • enyasuさん 2005/11/05 13:18:36
    世界の・・・
    子供たちの目がきらきらしてますね。女性の社会的な地位はまだまだ確立していないんですね。

    ところでさすらいおじさんは世界のあちこちに行かれているので教えて頂きたいのですが、よく聞く話として、本当に世界のどの地域にも規模の大小は別にして、中国人の集まる中華街みたいなところがあるのでしょうか?

    もしわかれば教えてください。また寄らせて頂きます。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/11/05 13:43:49
    RE: 世界の・・・
    enyasuさん

    オマーンをご覧いただきありがとうございます。

    オマーンでも子供たちは元気でかわいかったです。国の発表は女性の社会的な地位向上をアピールしているでしょうが、イスラム圏、特にアラビア半島はまだまだ確立していないと感じました。

    >ところでさすらいおじさんは世界のあちこちに行かれているので教えて頂きたいのですが、よく聞く話として、本当に世界のどの地域にも規模の大小は別にして、中国人の集まる中華街みたいなところがあるのでしょうか?

    どの国にも中国人の集まる中華街みたいなところがあるかどうかは私も知りませんが、今まで訪問したどの国でも中華料理店はみかけましたから小さくても中国人社会はあると思います。やはり、世界中に根をおろし活躍する中国の人達のバイタリティは素晴しいですね。

さすらいおじさんさんのトラベラーページ

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