ハンガリー旅行記ブタペスト2

2002/09/20 - 2002/09/24

ブタの王宮編
ペスト側でくつろいで気分を良くした上に、思いもよらない「遺跡」との遭遇がブタの王宮の近くで実現しました。最高にHappy!
お金は、少し高くついたヒルトンでしたが、環境は抜群でした。漁夫の砦とドナウ河が見渡せる部屋です。ライトアップされた王宮までの夜の散策を楽しむことができました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

ホテル・ヒルトン
予約の時には、シティ・ビューだったのが　ドナウ河と漁夫の砦を見渡せる部屋に変更になった。ラッキーでした。

ブタ地区のマップ

ハンガリー語なので、全然わかりません。記念にパシャ。

ホテルの部屋から見える漁夫の砦
ここは、王宮の丘のほぼ真中に位置します。

中世に魚市場があったことと城壁を守っていたのが漁師だったことから　名づけられたそうです。
塔は、ネオ・ロマネスク様式で、砦の上からは抜群の景色
ドナウ河から国会議事堂まで見渡せました。晴天に感謝。

やってきました。王宮の丘！散策の始まりです。
マーシャーシュ教会と漁夫の砦

漁夫の砦から見えるドナウ対岸

国会議事堂が見えます。
南には聖イシュシバーン大聖堂がありました。

マーチャーシュ教会
750年の創立。しかし、16世紀にオスマン・トルコ軍によってモスクに変えられた。本来は我らの女主教会と言ったが
マーチャーシュ王が結婚式を行い19世紀前半にゴシック様式に建て直されて現在の名になる。

三位一体広場（ここが王宮の丘の中心）

周囲はマーチャーシュ教会、漁夫の砦
これから、南へ下り王宮へと向かうことにした。

聖シュトバーンの騎馬像
二重の十字架を手にしている。

王宮の丘の要塞

これで遺跡好きの私はルンルン。
でも、ローマ帝国時代の遺跡がむきだしで民族の歴史のようなものを感じます。

王宮の地下

古代ローマ帝国の遺跡
少々、探検の気分となりました。ルンルン！

王宮の丘を囲むローマ時代の遺跡

ブタの王宮の門

ブタの王宮
ルドヴィク美術館前の広場

ブタの王宮
王宮が最初に築かれたのは13世紀モンゴル来襲によってベーラ4世がエステムゴルから遷都した際にゴシック様式の王宮を築いたが、その後15世紀にルネッサンス様式に改築され、オスマン・トルコに破壊されバロック様式に改築されたりと、激動の歴史とともに変遷を繰り返している。
現在は1950年代にゴシックとバロックの折衷スタイルで債権され、内部はブタペスト歴史博物館になっている。

王宮からみえるドナウ河
エルジェーベト橋と自由橋

静かで優雅で、贅沢な時間が流れていきました。

マーチャーシュ教会

我々が滞在したなかで土曜日の午後は結婚式ラッシュ
30分間隔でここで結婚式を挙げ、隣の漁夫の砦でドナウ河をバックに記念撮影をするという豪華なもので、はたで見ていても幸せな気分になりました。

マーチャーシュ教会内部

たくさんの人が見物に来ています。

教会内部
博物館になっている地下
繊細な装飾のほどこされた祭壇です。

教会内部の天上
ステンド・ガラスも美しい。

教会内部のフレスコ画
古い歴史を感じました。

ヒルトンの隣の教会
ここから、今度は王宮の丘の北側を散策しました。

中世シナゴーク
このあたりは、色々な博物館美術館がありました。
音楽美術館というのもありました。

アーリア・マクドナルド塔

マーチャーシュ教会がドイツ系市民のために建てられたのに対して、この教会はハンガリー語を母国語とする人達のために建てられた。
トルコ占領下でも最後まで教会として頑張るがここもモスクに改装される。この鐘楼のみ残しているのは戦争の傷跡を残しておくためらしい。その外観に歴史の長さを感じさせるもの。171段の階段を登って上まで行くことができる。

ウィーン門
王宮の丘の北端で出入り口。
18世紀には、ここに城門があったが歴史の変遷の中で壊されてしまう。現在あるものは1936年にトルコ開放250周年を記念して建てられたもの。

ウィーン門広場にあるルーテル派教会。

王宮の丘にある建物は丁寧に見ていくとハンガリーという国、民族の激動の歴史を　まざまざと見せつけられる。

ライト・アップされた漁夫の砦

この夜は、対岸で花火があがり　それを部屋で見ながら
ルーム・サービスの夕食を食べました←贅沢いつで。
内容はグャーシュとグース・リバーですが写真はなし。

ライト・アップされたマーチャーシュ教会

この夜はコンサートがあったらしく、ドレス・アップした中年、老年の紳士と淑女で一杯でした。

ライト・アップされた王宮。

なんともいえない幻想的な明かりの具合でした。

ライト・アップされた王宮

週末とあってか、王宮内の広場ではカップルで一杯。
若さが羨ましい･･･私達でした。

ドミニコ修道院
ヒルトン・ホテルの横にありました。

ドミニコ修道院内部

ドミニコ修道院

出発前にもう一度　王宮へ。
内部は美術工芸品が飾られていました。

王宮からみた「くさり橋」

とうとう渡ることがなく残念でしたが、
王宮の丘での時間は、とても贅沢で優雅なものとなりました。お金があれば、近いうちに訪れたい場所です。
これで、ブタペストの観光は終わりです。

この旅行記へのコメント （5）

• すずかさん 2006/08/14 14:42:50

  アップグレードラッキーでしたね〜

  萌愛さん、こんにちは。
  ブダペストの旅行記にお邪魔しています。
  
  ヒルトンだったんですね☆
  しかもCity View→ドナウ河Viewにアップグレードとはうらやましいです！
  
  見所が近くにたくさんあるヒルトンはすごく良いロケーションですね。
  ライトアップされた王宮に散歩とか超いい感じです〜。
  
  私あと少々したらハンガリー行く予定で、ヒルトンにSTAYする予定なんです〜。
  一番安いレートでとったんで、今はCITY ViewなんですがＵＧされてドナウ河が見えるお部屋がやっぱりいいですよね(^-^)
  
  ブダペストって本当に見所満載の街みたいですね。
  萌愛さんの楽しさが伝わってくる旅行記楽しませていただきました。
  
  では〜(^^/~~
  
  すずか
  
  

  萌愛さん からの返信 2006/08/15 11:36:57

  RE: アップグレードラッキーでしたね〜

  すずかさん、訪問と初書き込みと投票?ありがとうございました♪
  
  そうなんです、ブタペストのヒルトンはバーゲン価格で落札したのですが、部屋はグレード・アップされて、ドナウ河が見える且つその夜市庁舎付近の対岸で「花火」があがり、(満月のせい?)勢いで、花火を見ながらのルームサービスの夕食を食べ(そんなに高額でもなかったような?)夜の王宮散策で、これまた写真がイマイチですが、幻想的なライトアップで感激して、週末だったためか?夜はカップルの熱い抱擁があちこちで見られて、翌日朝も散策と思ったのですが、雨だったので中止(でも、朝はお腹いっぱい食べて)最後に空港まで、相乗りでしたが、送ってもらうという…バーケンの料金しか払ってないのに…万々歳のホテルでした♪
  
  いちかばちかですが、ホテルはチェクインもしくは荷物を預けてフロントに道を訊くとかして、自分が早くホテルに着いていることをアピールしてみることをお薦めします。ていうもの、このヒルトンもそうですが、私の少ない経験では、チェツクンが早ければ、部屋のアップグレードの確率が高いようです。ちなみにヒルトンでは、午前10時くらいにフロントにアピールしてます。今年、私はドレスデンのホテルもラッキーだったのですが、ここも昼過ぎには到着した旨を伝えると最上階の見晴らしの良い部屋にしてくれました。偶然かもしれませんが…チャレンジする価値はあると思いますよ。
  
  王宮の丘からの眺めは、本当に絶景♪で
  時間帯によっては観光客も少なく、独り占めの気分が味わえます。私は正味2日間いましたが、一週間滞在しても退屈しないだろうと思ってます。と、ブタペストは結構食べ物が美味しく感動しました。と、2002年当時はヒルトンの傍で道をはさんだ斜め前にスーパーがあり、なんでも揃って激安でした。
  
  本当に、お薦めのホテルです。
  すずかさん、プタペストで良い思い出を作ってくださいね。
  では、よい旅を　(^_^)/~
  

• まみさん 2006/06/04 00:20:17

  ハンガリー旅行記あらためて拝見@

  萌愛さん、こんにちは。
  
  萌愛さんはプラハ２度目じゃなかったかなぁと勝手に勘違いして、プロフィールを見回して、おお、ブダペストじゃん！と思ってまた拝見しました。
  たぶん、前も一度拝見してます。
  ブダペストも、旅行記として写真をアップすると、あ、ここは私も撮った！という写真をあちこちで拝見することが多いのですが、それでも萌愛さんの旅行記の写真では他であまり見かけないのももちろんあって、それで覚えていました。
  
  マクドナルドの塔とか、ヒルトンがきわめつけだったかな。
  
  再び拝見しながら、コメントに対して、たとえば国会議事堂は私も中を見学したよ〜、とか、ヒルトンはshinesuniさんも書き込まれているように、最高級ホテルじゃん！と感嘆したり、ドメニコ修道院跡で私が行ったときはサマーフェスティバルのバレエ公演があったのですが、このドメニコ修道院跡というのがどこにあるのか、出発前にはどうしてもわからなくて、あせったこと（現地でチケット買ったときに場所を聞きました@）、なつかしく思い出しました。
  そのブダペスト、うまくしたら、今年の秋に再訪の予定〜。
  成就するのをいのっててくださいまし。

• shinesuniさん 2006/02/28 22:59:38

  ヒルトンｗｗ

  最高級の所に泊まったのですね＾＾
  わたしゃ1泊500円〜700円の雑魚寝宿や2000円前後のプライベートルームばかりでしたｗｗ。
  今度行く時はもう少しグレード上げようと思います。
  けど貧乏性なもので、金があっても1日宿泊交通費込みで1万円を越えると
  胃が痛くなってしまうんです(涙)!情けないｗｗ
  
  ヴェルトルジニーは1つのフロアーに見たい絵が集まっていてゆっくり見ても約1時間あればオーケーです。ルソーとクリムトには感動しますよ＾＾
  http://4travel.jp/traveler/shinesuni/album/10040879/
  上の旅行記にある絵やピカソ･ブラックなどの絵は全て同じフロアーにあるはずなので楽勝です。
  1つお願いがあるのですが、ユトリロの絵が1枚(小さい)あるのですが、
  ポストカードがなく買えませんでした。もし写真を撮るチャンスがありましたら収めて旅行記で見せてくださいませ(多分撮影不可だと思いますが...)。
  絵の図録はその当時ありませんでした。いまはあるのではないかと思います。
  
  プラハ城内にある聖イージー修道院内の美術館？はやはり1時間あれば充分でしょう。
  
  >1泊2日でドレスデンへ行きます。ドレスデンでは2日間で、アルテ・マイスター絵画館　アルベルティーヌム等8つの美術館と博物館を廻ります。
  ★チェコ〜ドイツ間は進行方向右の窓席をとれれば最高ですね。国境手前のチェコ領Děčínはお洒落な絶景で有名ですから＾＾。
  http://www.decin.cz/obrazem/panorama.htm
  上のURLの写真の川沿いを列車は行きます。
  私も次回はここで宿泊しようと思っております。
  因みに旧市街の写真とウェブカメラです
  http://www.decin.cz/obrazem/IMG_3744.jpg
  http://www.decin.cz/obrazem/webcam.php
  http://www.mudecin.cz/

  萌愛さん からの返信 2006/03/01 13:45:49

  ヒルトンの謎

  あらためて、自分の旅行記を読むと狙ってヒルトンに宿泊したとしか思えませんよねぇ。
  これには、深い訳があるのです！私は田舎に住んでます。
  ネットで「オーストリア航空・ウィーン＋2フライト」の格安航空を売ってくださいの募集を流したのですが、神戸の弱小Ｍ旅行社が他社より1万円以上安い値段でメールを返信してきたので慌てて電話して、航空券を押さえてもらい手付金を入金しました。で、いよいよ全額入金という日になんか変な予感がしたので「本当に航空券が取れている事が確認できるようにしてくれ」と言ったらＦＡＸが来た！予感的中なんと「アリタリタ航空・ミラノ＋2フライト」となっているではないか！！冗談じゃないと慌てて電話して「詐欺じやないかぁ。なにがなんでもオーストリア航空の空港券を取り直せでないと旅行業務取扱の協会に訴えてやる！！こっちにはメールとＦＡＸという物証だってあるんだぞ」とほとんど恐喝？ののりで抗議したらその2日後社長直筆の詫び状と、さらにディスチウントするので事を穏便にしてくれということで、他社の平均より2万円は安い金額を提示してきたので、示談が成立でまんまと？4万円をせしめたというのが1つの理由（でも、出発日から20日を切っていたので結構な苦痛でした。これ以降懲りて高いと分かっていても地元購入しています）
  もうひとつの理由はどうしても王宮の丘に1泊したい私はタブルで55＄のホテルを選び半年前に予約すると「もうイッパイ」という返事でそのホテルのキャンセル待ちをしていたのですが、流石に限界の時間になったときヒルトンのＨＰを覗いたらたまたまブタペストのヒルトンがバーゲン中、シティ・ビューのダブルの最低料金の部屋が90ユーロだったので、もう「清水の舞台から飛び降りる」気分でネツト予約したら、なんの手違いかドナウ河サイドの部屋になってました。料金はそのままでＯＫで、その晩ドナウ河で花火はあがるは空港までの送迎つきでバンバンざいでした。もう、今後こんな贅沢はできないでしょう…ハハ…はぁ！
  ちなみに、プタペストで2泊したホテルはダブルで1泊7000円でしたが、なんと事前交渉で空港に迎えにきてもらいました。
  
  私はトイレッ子なので、トイレ共同は難しいです。以前1回泊まりましたが周りにドヒンシュクでした。日本国民しとて反省し以後トイレは部屋にあるホテル？に泊まることにしています。
  
  2000年にドイツに旅行したときは朝夕食付き2人で6500円という信じられない値段のホテルに宿泊しています。（トイレも部屋にありました）
  と、長々書いてしまいましたが、宿泊費交通費できれば食費も入れて1日1万円で済ませたい…というか、そうしないとまずい金貧の私の現実であります。
  
  とあまり暴露したくない私の物語でした。
  shinesumiさんへ
  
  ご期待に添える自信はありませんが、がんばってみます。