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スペイン南部、カディス県の東端に位置するセテニルは、川の浸食によってできた洞門に人々が住み着いたクエバ住居が有名である。他には例を見ない奇景が存在するこの町へは、ロンダから日曜日を除く毎日バスが出ている。

アンダルシア・白壁の家々その1(セテニル)

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2005/09/24 - 2005/09/24

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覇王樹

覇王樹さん

スペイン南部、カディス県の東端に位置するセテニルは、川の浸食によってできた洞門に人々が住み着いたクエバ住居が有名である。他には例を見ない奇景が存在するこの町へは、ロンダから日曜日を除く毎日バスが出ている。

  • セテニルの町を遠望する。

    セテニルの町を遠望する。

  • 細い峡谷に白い家がへばりついている。ここがセテニル。

    細い峡谷に白い家がへばりついている。ここがセテニル。

  • これがクエバ住居。岩棚の下に壁を築き、家としている。

    これがクエバ住居。岩棚の下に壁を築き、家としている。

  • ここは完全にトンネルと化している。良く崩れ落ちてこないものである。

    ここは完全にトンネルと化している。良く崩れ落ちてこないものである。

  • 完全にトンネンルと化したクエバ住居の通り。

    完全にトンネンルと化したクエバ住居の通り。

  • アラブ塔前広場から見渡したセテニルの町。

    アラブ塔前広場から見渡したセテニルの町。

  • これがアラブ塔。15世紀にキリスト教徒に奪取されるまでここはアラブ人の町であった。

    これがアラブ塔。15世紀にキリスト教徒に奪取されるまでここはアラブ人の町であった。

  • 町の裏側にもクエバ住居は続く。住居の上はオリーブ畑。

    町の裏側にもクエバ住居は続く。住居の上はオリーブ畑。

  • 最後に、セテニルの町の名物、クエバ住居とアラブ要塞(現在は教会)を。

    イチオシ

    最後に、セテニルの町の名物、クエバ住居とアラブ要塞(現在は教会)を。

  • 前日のうちに、インフォメーションでセテニル行きのバスの時間は確認しておいた。当日は早めにバスターミナルに着いて、バスを待っていた。今回乗るバスはパコペペという会社のバスである。バスターミナルには2台のこの会社のバスが停まっており、まだ運転手は来ていないものの、バスにはマラガ行きとセテニル行きの札が出ていた。

    前日のうちに、インフォメーションでセテニル行きのバスの時間は確認しておいた。当日は早めにバスターミナルに着いて、バスを待っていた。今回乗るバスはパコペペという会社のバスである。バスターミナルには2台のこの会社のバスが停まっており、まだ運転手は来ていないものの、バスにはマラガ行きとセテニル行きの札が出ていた。

  • バスの出発時間は8時45分であるが、その時間になってから、運転手が二人出てきて、それぞれのバスに乗り込んだ。ところが、その運転手二人は掲げてあったそれぞれのバスの行き先札を片づけてしまった。すでに45分を過ぎ、50分近くなったところで、そのうち元々マラガ行きの札を掲げていたバスがおもむろに出発していった。勿論客は誰も乗せていない。これはおかしいと思い、セテニル行きの札が掲げてあったバスの運転手に聞くと、今出て行ったのがセテニル行きだという。これは困ったことになったのだが、その運転手、ちょっと待ってと言うと、携帯電話をどこかに掛けた。話し終わると、まぁ乗れ、と我々をバスに案内した。どうやら、前に出て行ったバスをどこかで引き留めてくれたようだ。

    バスの出発時間は8時45分であるが、その時間になってから、運転手が二人出てきて、それぞれのバスに乗り込んだ。ところが、その運転手二人は掲げてあったそれぞれのバスの行き先札を片づけてしまった。すでに45分を過ぎ、50分近くなったところで、そのうち元々マラガ行きの札を掲げていたバスがおもむろに出発していった。勿論客は誰も乗せていない。これはおかしいと思い、セテニル行きの札が掲げてあったバスの運転手に聞くと、今出て行ったのがセテニル行きだという。これは困ったことになったのだが、その運転手、ちょっと待ってと言うと、携帯電話をどこかに掛けた。話し終わると、まぁ乗れ、と我々をバスに案内した。どうやら、前に出て行ったバスをどこかで引き留めてくれたようだ。

  • 果たして、ロンダ駅を少し過ぎた当たりで先ほど出て行ったバスが停まっており、すぐに乗り換えろ、と言う。我々は運転手に礼を言うと、前のバスに乗り込んだ。

    果たして、ロンダ駅を少し過ぎた当たりで先ほど出て行ったバスが停まっており、すぐに乗り換えろ、と言う。我々は運転手に礼を言うと、前のバスに乗り込んだ。

  • このバスは乗るときに行き先を告げて支払いをするようになっている。セテニルまで、というと1.38ユーロ、と返ってきた。すこぶる安い。確か時刻表ではセテニルまでは45分掛かるはずである。

    このバスは乗るときに行き先を告げて支払いをするようになっている。セテニルまで、というと1.38ユーロ、と返ってきた。すこぶる安い。確か時刻表ではセテニルまでは45分掛かるはずである。

  • バスは、アルヘシラス方面への国鉄線と暫く並行して走ると、アリアテ(Arriate)というアンダルシア特有の白壁の町へと入っていった。このバスは大型ながら、狭い道を巧みに走る。町を抜けると、丘陵地帯ののどかな道を快調に走っていった。

    バスは、アルヘシラス方面への国鉄線と暫く並行して走ると、アリアテ(Arriate)というアンダルシア特有の白壁の町へと入っていった。このバスは大型ながら、狭い道を巧みに走る。町を抜けると、丘陵地帯ののどかな道を快調に走っていった。

  • ほぼ到着時間と思われる頃、運転手が、セテニル、と我々に言った。運転手に言われるまま、バスを降りたが、さて、帰りのバスの時間を見ておこうと思ってもバス停には時刻表などない。事前に帰りのバスの時間は調べておいたが、少々不安になる。

    ほぼ到着時間と思われる頃、運転手が、セテニル、と我々に言った。運転手に言われるまま、バスを降りたが、さて、帰りのバスの時間を見ておこうと思ってもバス停には時刻表などない。事前に帰りのバスの時間は調べておいたが、少々不安になる。

  • 降りたバス停は、特にどおってこともないひなびた雰囲気の通りである。ともかく、先へ進んでみようということで、100mほど歩くと、バールのある橋のたもとから丁字路が川沿いに延びており、果たして、その先にはセテニル名物のクエバ住居が連なっているのが見えた。

    降りたバス停は、特にどおってこともないひなびた雰囲気の通りである。ともかく、先へ進んでみようということで、100mほど歩くと、バールのある橋のたもとから丁字路が川沿いに延びており、果たして、その先にはセテニル名物のクエバ住居が連なっているのが見えた。

  • とにかく、凄い風景である。どうしてこんなところに家を建てる気になったのだろうか。地盤が安定だから崩れることはないのであろうが、良くある洞窟住居などと比べると、不安定に思えてならない。勿論、アイデアとしては、雨風しのげるということでは素晴らしいのだが。少なくとも、遙か昔から人々はここに住み着いていたのである。

    とにかく、凄い風景である。どうしてこんなところに家を建てる気になったのだろうか。地盤が安定だから崩れることはないのであろうが、良くある洞窟住居などと比べると、不安定に思えてならない。勿論、アイデアとしては、雨風しのげるということでは素晴らしいのだが。少なくとも、遙か昔から人々はここに住み着いていたのである。

  • まるで白いブロックを積み上げたような住宅群。

    まるで白いブロックを積み上げたような住宅群。

  • 町を下から見上げると、白壁の家々の間から、丘の上の煉瓦の塔と要塞とおぼしき建物が見える。ここが、セテニルで一番高いところである。要塞とおぼしき建物はアラブ時代の建物で、500年前にキリスト教徒がここを占拠した後、教会化されている。この高台の直下がアンダルシア広場というこの町の中心地となっている。

    町を下から見上げると、白壁の家々の間から、丘の上の煉瓦の塔と要塞とおぼしき建物が見える。ここが、セテニルで一番高いところである。要塞とおぼしき建物はアラブ時代の建物で、500年前にキリスト教徒がここを占拠した後、教会化されている。この高台の直下がアンダルシア広場というこの町の中心地となっている。

  • 壁の漆喰塗り。

    壁の漆喰塗り。

  • このアラブ塔のある展望台入り口にツーリストインフォメーションがある。ともかく、帰りのバスやこの先の町への行き方を聞かねば、ということで、そのインフォメーションに入った。インフォメーションとはいっても、実際にはお土産屋を兼ねている。いくらかの土産を買うついでに、帰りのバスのことを聞いてみると、確かに、事前に得ていた情報と同じであった。次に、さらに奥の町、オルベラとその手前の町、トレ・アラキメに行きたいと聞いてみたところ、さすがにバスは1日1本しかないので無理で、タクシーで行くしかないとのこと。

    このアラブ塔のある展望台入り口にツーリストインフォメーションがある。ともかく、帰りのバスやこの先の町への行き方を聞かねば、ということで、そのインフォメーションに入った。インフォメーションとはいっても、実際にはお土産屋を兼ねている。いくらかの土産を買うついでに、帰りのバスのことを聞いてみると、確かに、事前に得ていた情報と同じであった。次に、さらに奥の町、オルベラとその手前の町、トレ・アラキメに行きたいと聞いてみたところ、さすがにバスは1日1本しかないので無理で、タクシーで行くしかないとのこと。

  • タクシーはインフォメーション下のアンダルシア広場で捕まえられるとのことだったが、いざそこに行ってみてもタクシーのいる気配はない。とある建物のところに、タクシーの表記と矢印が書いてあったので、その矢印方面に歩いていったら町から出てしまった。

    タクシーはインフォメーション下のアンダルシア広場で捕まえられるとのことだったが、いざそこに行ってみてもタクシーのいる気配はない。とある建物のところに、タクシーの表記と矢印が書いてあったので、その矢印方面に歩いていったら町から出てしまった。

  • 教会となったアラブ要塞

    教会となったアラブ要塞

  • 白壁の家と白馬

    白壁の家と白馬

  • こっちを見ています。

    こっちを見ています。

  • また、広場に戻って、今度はベンチでくつろいでいたおじいさん達にタクシーはどこ、と聞いたところ、突然空に向かって、客だ~、とか何とか叫んだ。すると、タクシーと書かれた矢印の建物から、一人のおじさんが出てきた。彼がタクシーダライバーで、結局この建物がタクシー屋だったのだ。ややこしい矢印である。

    また、広場に戻って、今度はベンチでくつろいでいたおじいさん達にタクシーはどこ、と聞いたところ、突然空に向かって、客だ~、とか何とか叫んだ。すると、タクシーと書かれた矢印の建物から、一人のおじさんが出てきた。彼がタクシーダライバーで、結局この建物がタクシー屋だったのだ。ややこしい矢印である。

  • 早速、その運転手と交渉に入る。セテニルから最寄りの町、トレ・アラキメを経由し、オルベラまでの往復で30ユーロである。タクシー借り上げということを考えると決して高くない。即決すると、運転手は車を取ってくるからこの広場で暫く待て、と言って去っていった。

    早速、その運転手と交渉に入る。セテニルから最寄りの町、トレ・アラキメを経由し、オルベラまでの往復で30ユーロである。タクシー借り上げということを考えると決して高くない。即決すると、運転手は車を取ってくるからこの広場で暫く待て、と言って去っていった。

  • 10分ほど経ったころ、かなり古めのアルファが来た。これがタクシーである。車の前後に営業車であるSPマークを付けると出発である。車は、セテニルのアラブ塔下のトンネルを抜け、町の裏側に出る。

    10分ほど経ったころ、かなり古めのアルファが来た。これがタクシーである。車の前後に営業車であるSPマークを付けると出発である。車は、セテニルのアラブ塔下のトンネルを抜け、町の裏側に出る。

  • セテニルからトレ・アラキメまでは殆ど真っ直ぐな道はない。丘陵地帯に沿って曲がりくねった道を進む。最初はぶっきらぼうな運転手と思っていたが、話しているうちにうち解けてきたみたいで、後部座席に座っている我々に話しかけてくるようになった。が、律儀というかどうか、我々と話すときに必ずこちらを向くのである。山道を走っているので、こちらは冷や冷やものである。ちゃんと前見て運転してしてよ、である。

    セテニルからトレ・アラキメまでは殆ど真っ直ぐな道はない。丘陵地帯に沿って曲がりくねった道を進む。最初はぶっきらぼうな運転手と思っていたが、話しているうちにうち解けてきたみたいで、後部座席に座っている我々に話しかけてくるようになった。が、律儀というかどうか、我々と話すときに必ずこちらを向くのである。山道を走っているので、こちらは冷や冷やものである。ちゃんと前見て運転してしてよ、である。

  • 白い壁と青い空。

    白い壁と青い空。

  • 町角を猫が歩く。

    町角を猫が歩く。

  • セテニルの中心地。

    セテニルの中心地。

  • 手前がアンダルシア広場。ここがセテニルの中心地

    手前がアンダルシア広場。ここがセテニルの中心地

  • 町の一部を切り取ってみると上下が分からなくなってくる不思議な感覚に。

    町の一部を切り取ってみると上下が分からなくなってくる不思議な感覚に。

  • 門

  • 逆光

    逆光

  • トンネルの先のクエバ住居。

    トンネルの先のクエバ住居。

  • こちらの方には観光客はほぼ来ない。

    こちらの方には観光客はほぼ来ない。

  • 路地

    路地

  • お猫様達が車の屋根上でお昼寝

    お猫様達が車の屋根上でお昼寝

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