初めてのラスベガス・ニューヨーク

2005/07/15 - 2005/07/24

初めてのラスベガス・ニューヨークです。出張の合間を縫って時間の許す限り異文化に触れました。（決して遊びではありません）
ラスベガスは砂漠の不夜城。砂漠を街に変えてしまうアメリカの力に驚嘆。（尤も、環境保全からは問題含みですが）また、単一民族の日本人からみると、いろいろな肌の人が大勢あつまるニューヨークは人種のるつぼ。東京とは全く違うエネルギーが感じられます。

7.15　成田→ラスベガス
7.17　ラスベガス→ニューヨーク
7.23　ニューヨーク→成田（7.24）

エリア アメリカ

7月15日（金）ホテル・ベラージオ。
1階はすべてゲーム・ギャンブルコーナー。夜になると人があふれ、不夜城と化す。映画「オーシャンズ11」はこのホテルの地下金庫が襲われるというストーリー。

7月15日（金）　ホテル・ベラージオと
シーザース・パレス。

7月15日（金）噴水ショー。
ベラージオ前の池では、夜は15分おきに噴水ショーが行われる。軽快なリズムの歌にあわせ噴水が形を変えて踊り、最後にはホテルの最上階の高さまで噴水が吹き上がる。その迫力は最高！　道路からよく見え、無料。ただ、ただ、感激・感動。

7月16日（土）　ファッション・モール。
ラスベガス郊外のアウトレット・モール。

7月18日（月）「オペラ座の怪人」が跳ねて。
7時30分開演のため「めんちゃんこ亭」で軽く夕食をとり、ブロードウェイのマジェスティック・シアターへ。1988年から上演され続けている「オペラ座の怪人」を観劇。チケットは当日に購入。＄100の席だったが、席は後方。どうせ観るなら＄150の席にするのだったと後悔。
セリフはほとんど理解できなかったが、映画を日本で観ていたため、ストーリーは理解できた。当然といえば当然ながら、ミュージカルだから映画も劇も音楽は同じ。ちょっと驚き。

7月19日（火）
早朝の五番街W.57st.の付近。五番街は、消費大国アメリカを象徴する街。プラダ、ティファニーなど多くのブランドショップが立ち並ぶなかで、アバクロの新店がオープンに向けて工事中。アバクロは、平成18年中に日本に進出を予定しているとか。日本のファッション業界にアバクロ旋風が吹き荒れることは確実。果たして、その対抗策は？

7月19日（火）　プラザホテル
数々の映画の舞台になったニューヨークの名門ホテル「プラザホテル」が閉鎖中。1985年9月、時の竹下大蔵大臣が突然主要5カ国首脳とプラザホテルに現れ、「ドル高是正策」を発表。その後の円高→過剰流動性→バブル発生へとつながった“プラザ合意”。その舞台となった名門ホテルがクローズされコンドミニアムとして分譲されるとか。どんな事情かわからないが日本人の感覚ではなかなか理解できない出来事。

7月19日（火）
ロックフェラー・センター。
冬はスケートリンクとなるリンク・バーでハンバーグの昼食。量が多く食べきれず。
周囲に各国の国旗が掲げられており、いかにもアメリカ的。

7月19日（火）
「盲人の食事」メトロポリタン美術館。
ロックフェラーセンターで昼食後、メトロポリタン美術館へ。
驚いたことに、館内の絵画は撮影OK。勿論フラッシュはダメなので、綺麗には撮れない。日本では写真撮影は禁止されているが、なぜアメリカではよく日本ではダメなのか不可解。名画は多いが、2〜3年前に日本でも公開された「盲人の食事」が印象的。ピカソの青の時代の作品。
メトロポリタン美術館はあまりにも広く、作品数も多く、また、複雑で（案内のパンフレットが不出来ということもあるが）じっくり見るにはかなりの時間が必要。

7月20日（水）
グラウンド・ゼロ

7月20日（水）
ウｵール街のニューヨーク証券取引所（ＮＹＳＥ）

7月20日（水）
マンハッタン島をハドソン川から望む。

7月22日（金）　ニューヨーク近代美術館ＭＯＭＡ。
夕方、5時近くに行くと入場口が長蛇の列。観光客がそんなに多いのかとよく見るとそうでもない様子。理由は、金曜日の午後は入場料無料。（普段は＄20）アメリカの、文化に対する理解、懐の深さに驚き。ただ、これも膨大な財政赤字の一因かと思うとやや問題か。
ここでの目玉は、なんといってもピカソの「アヴィニヨンの娘たち」。スペイン・バルセロナのアヴィニヨンの街の娼婦がモデルで、キュビズムが出発点となった作品。

7月23日　朝のセントラルパーク。
ニューヨーク最終日の朝、セントラルパークを散歩。早朝から公園内をジョギングする人々の姿は、既に日本でもおなじみの風景。
幅約700メートルの公園が約4キロメートルも続く、大都会の真ん中とは思えないほどの静かな環境。