2005/07/29 - 2005/07/31
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かなたろぅさん
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夏休みを利用して妹と二人で1週間のシルクロード旅行♪
ウルムチ~トルファン~敦煌~西安と周ったツアーの前半部分です。
-
北京経由でウルムチには夜中に到着。
空港で待ってるはずのガイドがいない!英語も通じないし、緊急連絡先にかけても出ないし、おまけに飛行機の中にガイドブックを忘れてきた。。。
1時間待っても来ないから仕方なくタクシーでホテルまで行くことに。(旅行会社に請求するつもりで相場の倍の70元で妥協…)
ガイドと一緒じゃないからホテルのチェックインも一苦労。明日の朝さっそく天池へ行く予定なのに会えなかったらどうするのよ〜!
(不安なまま寝たら迷子になる夢見た・・・)
2日目の朝、片言の英語と中国語、筆談、居合わせた別のツアーの日本語ガイドを駆使してようやくガイドと会えた〜!そういえばこの人昨日空港にいた気がする。。。それにしても名前のカード持ってなかったじゃん!
早速ウルムチ市内を抜け天池へ。
ウルムチは大都会だけど20分も走ると周りは何もなくなってきた〜道の両側は乾燥した土地が見えるのみ。
これこれ、シルクロードのイメージに近づいてきた! -
ウルムチ市内から約2時間、緑が増えてきたと思うと天池に到着。
このあたりはウルムチ市内より標高が高いため涼しく天山山脈の雪解け水で潤っている。
天池の方から流れてくる雪解け水の川は水の勢いが半端じゃない。まるで水洗トイレ…
でもこの水で作る料理が美味いんですとガイドさん。
朝食べてこなかったし、お昼ごはん楽しみ♪ -
天池へは公園に入ってから環境保護のため、乗用車→
バス→電気自動車と乗り継ぎ到着。
天池は地球の歩き方の写真では静かで仙人が住む場所みたいなイメージだったけど、実際は中国人観光客だらけで賑やか。
「天池」と書いてある石の前では皆我先に写真を撮ろうとウン十人が集合。おばちゃんが別グループのオヤジに向かってどなって喧嘩寸前?!
天池は写真で見るとおりきれいなエメラルドグリーン。半袖では少し肌寒いくらい。 -
天池遊覧船クルーズは所要20分で20元。
船は完全満席になるぎりぎりまで出発しない。やっと出発したと思ったら拡声器持ったおねえちゃんが登場、大声でがなり出した!諸注意の説明が始まったのかと思ったらどうやらこの人ガイドしてるみたい。
中国語だからよく分からんけど、もう少しボリューム落としてくれ・・・
優雅とはいえない遊覧も途中から写真のようなカザフ族の住むパオ(テント式住宅)が見えてきて気分が盛り上がる♪
それにしても天池は標高2500m以上あるだけあって涼しい〜 -
天池には屋台の集まるエリアもあり。
焼きとうもろこし、煮玉子(?)、シシカバブ、チャーハン、肉まんじゅうなどが売られてる。
私達は「緑色心情」というブランドの緑豆アイスで休憩。観光地だから高いんだけどそれでも2.5元。(あとで敦煌のスーパーで買ったときは1元(=14円)!!)抹茶味にも似ていて練乳入り☆美味い〜! -
天池観光の後、天池近くでランチ♪
日本でよく食べてる中華とはちょっと違う。肉も野菜も大きめぶつ切り、辛い味の炒め物は独特のスパイスが効いていて本当に辛いし、スープや薄味の野菜炒めなどは本当にさっぱりしてる。
姉妹揃って肉嫌いだけどこれなら野菜もたっぶりあるし白米も食べられるし旅行中飢えることはないな。
ところでここで飲んだ天山ビール、発泡酒みたいに薄いけどよく冷えてて暑い中観光した後には特別美味い!!
これもあの水洗トイレの雪解け水で作ってるのかな!? -
天池から一度ウルムチ市内へ。ウルムチ博物館を観光(改装中で05年10月に新装OPENだそう。今は建物の裏で地味にミイラや出土品を展示中。)
その後トルファンへ。
ウルムチ郊外にはアジア最大の風力発電所がある。
広〜い土地に青い空と白い風車の風景が素敵。ゆっくりゆっくり風車が回る感じがすごく印象的・・・ -
トルファンへ向かう2時間半の間、ほとんどがこんなゴビの中を走る。
でもウルムチかトルファンへの道は予想以上によく整備されていて気持ちよいドライブが楽しめる。 -
トルファンに到着。
ここが私達の宿泊するホテル「緑州賓館」
トルファンは漢民族以外の少数民族が半数以上を占める町。ホテルのスタッフも眉が濃く目の大きい濃い顔立ちの人が多い。
フロントでチェックイン中にウイグル族の民族衣装を着た女の子もいた(ホテル内で見られるというダンスショーの踊り子さんかな?) -
まずはホテルで夕食。
ここの食事は旅程中一番エスニックな感じだった。
酸味のある炒め麺、変った味のスパイシーな肉炒め、にんじんチャーハン・・・
どれも一瞬?って感じる味だけど食べてるうちに癖になってお腹苦しくなるまで詰め込んだ。 -
超美味かったスープ☆
にんにくがたっぷり入ったトマト味のスープでちぎった麺と青菜が入ったもの。
これも一口目はウッとくるんだけどはまって大きなボールのほとんどを飲んでしまった。
再現してみたいけどうまく行くかな〜? -
トルファンの町は高層ビルなどはなく、とってものんびりした雰囲気のよい町。
メインストリートも小さい食堂が並び、皆歩道まではみ出したプラスチック椅子で夕食をとる。 -
大通りでもこんなロバ車で物を運ぶ人がいる。
おじさんの顔も漢民族の顔じゃないし、こんな中国もあるんだ〜と思う。 -
フルーツで有名なトルファンでも一番の名産白葡萄。
青年路はぶどう棚が屋根になって涼しい〜。
地元の人もここで休憩してる人が結構いた。
それにしてもここトルファンは中国で一番暑い町。(行った日も46℃)外で売ってるフルーツは腐らないのが不思議・・・ -
べズクリク通りという大通りにある屋台エリア。
麺、餃子、ロースト肉、チャーハンetc...辺り真っ白な湯気が立ち込めて良い匂い〜
お腹に余裕があれば挑戦したかったのになあ。 -
翌朝朝食後、高昌故城へ。
砂漠の中を走ってレンガや木で作った建物が増えてきたと思ったらまもなく到着。
入り口にいた首の長いウイグル族の女の子。 -
高昌故城の向かいではハミ瓜が売られていた。
フルーツの美味しい時期だとのことだけど、どんな味がするんだろう・・・ -
高昌故城。門をくぐった瞬間別世界!
高昌国の街がそのまま遺跡となった高昌故城は広く、中心部までは歩いていくこともできるが、ロバ車に乗る人が多い。
写真はロバ車のドライバーさん達。 -
国が栄えていた当時は本当に大都会だったと思われる広さだけど今や砂色一色の夢の跡。
雨が降らない地域だからこうしてかろうじて建物と分かるくらいに残ってきたんだろうな… -
ロバ車からの風景。
それにしても広い。
過去にトリップしたみたいな気分になれる遺跡好きにはたまらない所だった〜♪ -
夏は表面が70℃にもなるという火焔山。
孫悟空の映画で使われたこともあるというスポットで写真ストップ。
ここも中国なんだ〜 -
べズクリク千仏洞。
イスラムが入ってきたときに洞窟の中の仏像や仏画はすべて破壊されてしまっているが、かすかに赤やエメラルドグリーンetc...壁画の一部が残っている。
残っていればきれいだっただろうにもったいない・・・
敦煌の莫高窟に先に行ってしまったら、規模が小さくて見所は少なく感じるかもしれないけど、砂山の間をn登っていった奥にありこじんまりした感じが素敵だ♪ -
昼食後交河故城へ。
高昌故城に比べて小さめ、歩道もレンガで舗装されてるため砂埃が立たず歩きやすい(でもちょっときれい過ぎるかな?)
ここも行政区とか宿泊エリアとか説明を受けるも、かなり崩れていて違いが良く分からん。
でもだからこそ昔の生活を色々想像しながら歩くのが楽しいんだよね。 -
ガイドさんと一緒に回るのと自由時間を含めて1時間半くらい見て周ったけど、写真撮ったり隅々まで練り歩くのにはもう少し時間があったほうが良かったかも。
ところで年間を通してほとんど雨の降らないトルファンでこの時小雨が降った!そうでなければ40℃後半まで気温が上がるところだったから丁度良かったかな。 -
シルクロード名物シルク絨毯の工場へ。
シルク絨毯の値段は目の細かさで決まるそう。細かくなればなるほどやわらかく肌触りがよくなるけど、玄関マットサイズでも何十万円!
目が荒めのお土産用のサイズ(30×30cm)のを買おうと思って迷ったけど値切っても4000円くらい?で、お土産としてはちょっと高めなので断念。
でもこの後敦煌、西安と色々なところでシルク絨毯屋に行ったけど新疆が一番デザインが良く安かったのでちょっと心残り〜。 -
ウルムチに戻り敦煌へ向かう夜行列車に乗る前に夕食。
こんな麺料理に出会うことが多かったけど、炒め物が味濃い目な分、スープものはさっぱり薄味。トマトが入ってることも多い。 -
ウルムチから敦煌へ向かう夜行列車の中。
1等軟臥寝台は4人用コンパートメント。ふとんは日本の敷布団と似てて気持ちよい☆
トルファン駅までの3時間私達二人なのでのびのび列車のたびを楽しめた! -
苦戦させられたコンパートメントのドアの取っ手。
青いレバーの下の銀色のボタン(超固い!)を押しながらレバーを引くんだけど、最初それが全然分からず閉じ込められた・・・
「開けてー!」ってドアたたいて外から開けてもらいました。恥ずかしい・・・ -
トルファンでもらった葡萄とスーパーで買ったクッキーで夕食後のおやつ♪
葡萄は冷えてないけど甘くて美味しい。
ひと房が大きくて食べきれない・・・ -
車窓からの風景。
ウルムチ→トルファン間は車でも2回通ったけど列車から見ると何故かもっと良く見える☆
コンパートメントの窓から見ても良いけど、通路に出ると大きな窓の横に大型バスの補助席みたいのが付いてて座って景色を眺められる。
シルクロード旅行?敦煌〜西安につづく・・・
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