1999/10/14 - 1999/10/18
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kodeyanさん
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長距離夜行バスでラシュト〜テヘラン〜イスファハンと辿り着く。
イスファハンは「世界の半分」といわれ、世界中の人々を魅力したオアシスの町だ。
イラン北部でも「イスファハンには行ったのか?」と聞かれた。
そして皆、口をそろえて「イスファハンは美しい町だ」と目を輝かせる。
画像は旧市街と新市街の接点にある、東西約150m南北約500m正矩型のイマーム広場。
ドームの建物は、アーリー・ガープー宮殿から見たシャイフ・ロトフォッラー・モスク。
シャイフ・ロトフォッラーは、イスラム教シーア派の教えを広めた、レバノンから移住した説教師の名前に由来している。
アッバース1世は後にシャイフ・ロトフォッラーの娘と結婚し、義父を祀る私的な礼拝堂として、建築家ムハンマド・レザーの設計により建築した。
私的なモスクなので、礼拝を呼びかけるミナレットはない。
8/24追加:
イマーム広場に「NOMAD」という店名のカーペット屋さんがあり、そこに日本語を話す、自称“なりまん”氏がいた。
そこの店では両替もしてくれるので、両替ついでに世間話をした。
なりまん氏が、イラン人は親切でしょう、と聞いてきた。
今までに受けた数々の親切の話をすると、イランに来る外国人が少ないからこれだけ親切にできるけれど、これ以上観光客が来たら今のような親切はできない、と話してくれた。
確かにそうかもしれない、観光客の少ない国では、まだ擦れていない地元の人とのふれあい、という貴重な経験ができると思う。
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さて、夜行バスが早朝4時にイスファハンに着いたので、バスターミナルでジンジャー入りのチャイで一服したら、早朝散歩にでかけた。
「命を生み出す川」という意味をもつ、ザーヤンデ川の脇には遊歩道があり、とても清々しい散歩を楽しめる。
ただし、7時を過ぎると靄がかかってしまうので、6時頃のほうが澄んだ景色を堪能できる。
右手見える橋は、シオセ・ポール橋。 -
シオセ・ポール橋の上
長さ300m、橋下のアーチは33個、橋上のアーチは約100個ある。
この橋の東方1.5kmにハージュ橋がある。 -
二層のアーチづくりのハージュ橋
黒づくめの女子高生がはしゃいでいた。
イスラムでは女性の写真撮影はご法度なので、ここぞとばかり外国人観光客が写真撮りまくり。 -
ハージュ橋から西に500mのところにあるチュービー橋。
ここのチャイハネはとても雰囲気がいい。 -
20本の柱が池に映り、40本に見えるというチェヘル・ソトゥーン宮殿(四十柱宮殿)がどんなものか見たくて行ってみた。
これは、入場チケット。 -
チェヘル・ソトゥーン宮殿正面
正面アーケードの平屋根を支えている高さ14.6mの八角形のスリムな柱が池に映っている。 -
チェヘル・ソトゥーン宮殿内部壁画
6枚の壁画が残っている。
宴の絵は3枚あり、ウスベク、インド、オスマンの王が、サファビー朝に援助を請うために訪れた時のもの。戦闘の絵も3枚あり、オスマンとのものが2枚、インドとのものが1枚。 -
チェヘル・ソトゥーン宮殿天井部分
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チェヘル・ソトゥーン宮殿を裏側から見たところ
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イスファハンはイラン伝統の手工業技術を守り続ける町でもある。
イマーム広場北側にある、全長2kmにおよぶバザール一帯には、この彫金師さんのような職人さんが仕事をしているところを見ることができる。 -
バザール内部
天井を埋めつくすペルシャ更紗(カラムカール)
職人さんが、厚彫り木版にインクを塗りつけ、白やベージュの綿布に押していく。
何度も色を替え、木版を替え、多色で複雑な更紗ができあがっていく技は見ていてワクワクする。 -
イスファハンでの食事
サフランで一部色つけしたチェロウ(白飯)、チキンの煮込み、魚のフライ、サラダ、ヨーグルトで350円ほど。
チェロウはとても食べきれない量だ。 -
イマーム広場で食べたサフランアイス
特に美味しいわけじゃないけれど、イスファハン名物だそうだ。 -
イスファハンでとても気に入ったAbbasi Hotelの中庭
Abbasi Hotelは隊商宿(キャラバンサライ)を改造してつくったホテルだ。 -
Abbasi Hotel中庭にあるチャイハネ。
とても落ち着くので、すっかりお気に入りになり毎日通った。 -
Abbasi Hotelチャイハネ
逆光で黒くなっているアーチ内部はこうなっている。 -
イマーム広場にもどり、これは表紙画像のシャイフ・ロトフォッラー・モスクに貼られているタイル。
濃紺の青はコバルト、緑がかった薄い青はトルコ石を粉末に溶き顔料として陶板にのせ焼きあげるそうだ。 -
シャイフ・ロトフォッラー・モスクの礼拝堂は正方形プランだが、八つの同じ形をした先頭アーチ(図の水色部分)を放射状に配置し、正方形を八角形にしぼり、その上に直径12.8mの円形ドームを載せている。
建築的にもシンプルで実に美しい。 -
こちらは、イマームモスクの回廊
17世紀のモスク完成以来、タイルはおおよそ半世紀ごとに張り替えられている。
イマームモスクのタイル総数は、64万個もあるそうだ。 -
イマーム・モスクのドームとミナレット
従来のモザイク技法でタイルを貼るのは困難なため、ハフト・ランギ技法という「7色」と呼ばれる絵付けタイルを焼き、これを組み合わせて貼る方法がとられている。
〜イランのモスク建築を象徴する青いタイル〜
NHK「アジア古都物語」プロジェクトの著書 『イスファハン オアシスの夢』2002年日本放送出版協会から引用すると、
タイル職人モサッデクザーデさんは、こういっている
「ドームの青は、目にやさしい色です。
この色を見ていると目がよくなるんです。
見た人の目が美しくなり、輝きが増すともいわれています。
見る人に喜びと幸せを与える色なのです」
画像では語り尽くせないのが残念、実物は確かに喜びと幸せを与えてくれる美しさだった。
★16は北部とイスファハン以外のイラン編の予定だよ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- sunnyさん 2006/04/16 18:54:17
- イラン
- kodeyanさん
こんにちは。
まだまだ早いのですが、秋の旅先をウズベキスタン第一候補、イランもいいなーと迷い始めています。イスファン、素晴らしいでね。
すでに有休があまり残ってないので、長くても9日間なので一カ国です。。
kodeyanさんはチュニジア行かれるんですか?この国、青白が素敵な街がありますよね。
関係ないのですが地上波のチャングム、いよいよ女官編のクライマックスへ突入しました〜今年中にはチャングムのロケ地めぐりへ行こうと思っています。こちらはダンナと共に。
また遊びにきますね!
sunny321
- kodeyanさん からの返信 2006/04/17 13:10:19
- RE: イラン
- sunny321さん こんにちは(^'^)
ウズベキスタンですか〜いいですね。
いつか行ってみたいところです。
イランはイスファハンもいいですが、マシュハドのイマーム・レザー廟の
タイルがこれまた素晴らしかったですよ。
チュニジアは行ければいいんですけど、今年は無理みたいです。
アラビア語の勉強をしたいので、ショートステイで現地の語学学校の
ビギナークラスで1週間か2週間なんて思っているのですが・・
チャングムの前半クライマックスの締めにあたる、27話が近づいて
きましたね〜
最近はアニメも始まってますし、5月2日から14日まで
『宮廷女官 チャングムの誓い』展を日本橋三越本店・新館7階ギャラリー
で開催するようで、チャングム人気が高まりそうですね〜
ではでは♪
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