シェットランドセーターを買いに

1989/08 - 1997/12

英国の田舎の素晴らしさを発見していらい、スコットランドでのバカンスを夢見ていた。そしてやっと実現、シェットランド島へ行くことになった。エディンバラまで飛行機で行き、レンタカーでセントアンドリュースのコースを横目で見ながら港町アバディーンに着く。空はどんよりと曇り、太陽はほんの少ししかあらわれません。空気は澄み渡り遠くの方までくっきりと遠望できます。空の色もロンドンの曇り空とは全然違う。夏なのにセーターを着ないと寒いくらいの気温。翌日、大型フェリーでシェットランド島へ向かう。途中オークニー島で夜の8時頃に寄ったが夏期で準白夜のため異常に明るい。一時上陸で幻想的な島のメインストリートを歩いた。再び出港すると海は荒れ全員船酔いで一睡も出来ず、早朝にシェットランド島のラーウイックに到着。港のそばのホテルにチェックイン。ひとりの日本人が投宿していた。こんな北の果ての島で何をされているかと聞いたら、漁業会社の人でした。単身赴任で毎年買付けのためここに来るそうです。海と空と岩と少しだけの緑しかない、寂しいこの島でした。
南北に走るアスファルトの道路にはクルマは全然走っていない。
2日目はMousa島へ行く。小さな船でこの無人島に渡ると古代の石の遺跡のそばを通り海岸に抜ける。そこは岩だらけの海岸で、いたいたアザラシの大群が寝そべっていました。
シェットランドセーターの売っている店を探したがなかなか見つからない。店なんてほとんどない漁師町です。やっと探して本物の本物を買った。

エリア イギリス

とにかく何もない島です。この島には木がありません。
岩肌と草だけです。英国の最北の島で位置的にはノルウエーのオスロより北です。

この辺の島々には珍しい鳥や動物がいます。これは色が綺麗なパフィン

島の最南端、Sumburghのクリフ

Mousa島の海岸へ野生のアザラシを見に行く。100mくらいまで近づくことができる。

新石器時代の遺跡はMousa島にあった

準白夜で太陽がいつまでたっても輝いている