2004/07/15 - 2004/07/19
102位(同エリア247件中)
さすらいおじさんさん
- さすらいおじさんさんTOP
- 旅行記2001冊
- クチコミ3789件
- Q&A回答1件
- 6,230,056アクセス
- フォロワー170人
曲阜は孔子(紀元前551−479)の生誕・終焉の地で春秋時代には800年間魯国の都だった。曲阜とは曲っている豊かな丘という意味。人口70万人の20%が孔姓で孔子の子孫と名乗っている。孔廟は孔子が亡くなった翌年に孔子を祀るために建てられた北京・紫禁城、泰山・岱廟と並ぶ中国三大宮殿建築の一つ。孔府は孔子の子孫が代々住んだ邸宅。孔林は孔子一族の墓苑。これらは1994年に世界遺産に登録されている。
孔子が体系化した儒教は、東アジア各国の思考・信仰に2000年以上に渡って強い影響力を持ってきた。儒教の、五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持するという教えを大切にしている国は現代では韓国が筆頭ではないだろうか。素晴らしい教えで目標にしたいのだが、実践することはなかなか難しい。孔子は釈迦・ソクラテス・キリストとならび、世界四聖の一人と称され、永く東洋道徳の規範となった「論語」は、孔子の言葉を後から弟子が集めたもの。 私が中学・高校時代に習った「論語」で印象深い言葉が2つある。
子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而從心所欲、不踰矩、
子の曰わく、吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(した)がう。七十にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず。
先生がいわれた、「私は十五歳で学問に志し、三十になって独立した立場を持ち、四十になってあれこれと迷わず、五十になって天命をわきまえ、六十になって人のことばがすなおに聞かれ、七十になると思うままにふるまってそれで道をはずれないようになった」
孔子のように年齢とともに精神面が成長することを今も望んでいるのだが、年をとるばかりで何一つ際立った成長は無く、とても孔子に近づくことはできないが生きている限り目標にしたい言葉だ。
子曰、温故而知新、可以爲師矣、
子の曰わく、故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。
先生がいわれた、「古いことに習熟して新しいこともわきまえれば、師となれるであろう」
「温故知新」は好きな言葉だ。旅に出ていろいろな国や街の歴史・文化を知ると、それらは永永と現代まで繋がっていることが解るし、歴史の中から新しい発見もある。これからも孔子の教えである「温故知新」の旅を続けたいものである。(写真は曲阜の景観)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
19