イタリアの中の小さな国

1989/08 - 1997/12

ヴァチカンよりも大きいが、エミリア平野の海に浮かんだ孤島という感じのサンマリノ共和国、クルマで坂道を上がって行くと一応、国境の印である遮断機がある。但し上がりっぱなしで、よく気をつけないとそのまま素通りしてしまう。坂に沿って建てられている家は立派でサンマリノはお金持ちが多いという。庭には大型のボートやヨットが置かれている。アドリア海までクルマで引っ張っていって楽しむのだろう。独立国なのでクルマのナンバープレートがイタリアのものと違う、切手も発行している、この切手はイタリア国内でも通用するが、美しい印刷や変形特殊切手を発行しておみやげにして国の財政に貢献している。丘の上からの展望は最高で、眼下にエミリアの起伏のあるパノラマ、アドリア海が、リミニの街がその向うに見える。

エリア サンマリノ(サンマリノ)

国のシンボル市庁舎

眼下に広がる緑の海原のようなエミリアの丘

山の上から見下ろすパノラマは雄大