アドリア海沿岸 ２ ブレッド湖

2005/06/11 - 2005/06/11

ヨーロッパの緑の宝スロベニアの
緑豊かな自然が残るブレッド湖です

エリア ブレッド湖周辺(スロベニア)

国境を越え、
ヨーロッパの緑の宝スロベニアへ。　
　田舎の典型的な景色です

翌朝、緑豊かな自然が残るブレッド湖へ、
まず目に付いたのが、ブレッド島の
聖マリア教会

手こぎボートでブレッド島へ。　　
15，6人乗りの舟を、たった一人で・・・
結構早い！！　
すごい力だ

島の一番高いところにある、
聖マリア教会へ

教会の鐘楼。
祭壇の前に紐が下がっていて、
それを引くと鐘が鳴る。　
全員で代る代る鳴らしましたよ〜

教会の前から　　　

ここで、簡単な近代史。
1918　オーストリア、ハンガリー帝国から独立。
ユーゴスラビア王国となる

教会の中から。　　

第2次大戦後イタリア、ドイツ独裁により
分割されるが、
1945チトー大統領により、
ユーゴスラビア連邦人民共和国（社会主義）を造る

ブレッド島から見たブレッド城。　　

1980チトー死後、各地が独立運動を始める

ブレッド島から戻り、バスでブレッド城へ。

1990年、最初にスロベニアがわずか
10日間の交戦で独立を獲得

ブレッド城からの眺めです。　　
ユーゴ軍はスロヴェニア人が
穏和な性格で、簡単に落ちると
タカをくくっていたらしい。

天気が良ければ、アルプスの東端が見えたはず・・・　　

スロベニアは山国で地形を熟知、少ない浸入口を全て封鎖。
しかもいざとなると、強固な信念を持った国民だった

ブレッド島の聖マリア教会・・
シンとした静けさと緊張感があります。　　

ここにスロヴェニア共和国は名実ともに
ユーゴ最初の独立国家を樹立

ブレッド城の中です

王様の部屋から・・・
毎日、この眺めを独占していたんですね〜

ブレッドとスロヴェニア国旗、それにユーロの・・・
　ガイドさんも、「今年からはユーロの一員」を
何度も強調していました

最後に、下からブレッド城を・・・・

この旅行記へのコメント （2）

• きゃんさんさん 2005/07/24 22:59:20

  念願のユーロ・・・

  　こんばんは。スロヴェニア編、楽しく
  拝見致しました。ブレッド湖が大変美し
  く感じられる撮影をされているな、と思
  います。静けさも伝わってきますね。
  
  　おばさまはユーロ入りを何度も強調さ
  れていたのですか・・。元々ハプスブル
  ク家の統治が長かったからでしょうか、
  東ローマ帝国圏のセルビアとは距離を置
  きたい心理があるのかもしれませんね。
  
  　不思議なものです、言語はセルビア語
  もスロヴェニア語もスラヴ圏なはずです
  が、長い歴史が文化の温度差をもたらす
  のかもしれませんね。

  obaqさん からの返信 2005/07/25 09:36:07

  RE: 念願のユーロ・・・

  きゃんさんさん　いつもコメントを戴き有り難うございます。
  
  ＞東ローマ帝国圏のセルビアとは距離を置きたい心理が・・・
  人種としては、クロアチア人がスロベニア人や他の旧ユーロの
  人々を見ただけでは、区別が出来ないそうです。
  一言話したとたん、どこの国の人か、一目瞭然といってました。
  きっと、日本の中の方言と同じなのかも知れませんね。
  
  ＞長い歴史が文化の温度差をもたらす
  のかもしれませんね。
  地中海やアドリア海では長い歴史のメッカ。
  多くの支配者が、通り過ぎたことと思います。
  島国の日本で生きる私たちには、計り知れない
  色々な思いや歴史的感情があるのでしょうね。