リアルタイム旅行記　南米放浪２人旅▼～第67便 サパティスタ自治区

2005/05/22 - 2005/05/22

オベンティックの話はHPにも載せてます。
www.hentabi.com/real_time/rt_memo_02.html

サンクリには実はダラダラするためだけにやって来た訳じゃない。
この近くにはサパティスタ自治区という場所がある。
珍しく出発前から行くつもりだった目的地のひとつだ。
カサ・カサでは毎週木曜日に、この自治区へのツアーをやっている。

サパティスタは1994年、武装蜂起したゲリラで、
メキシコ先住民のために活動する集団である。
現在、武力闘争はしていない。
中南米地域の旅行者にとって、ゲリラというと強盗と同義だし、その自治区というと犯罪王国という恐ろしいイメージがある。
主要産業は「営利誘拐」と「麻薬栽培」とかね。
しかし、全てのゲリラがそういう犯罪集団ってワケじゃない。
僕らが行ってきたのも、メキシコで真面目にがんばるゲリラの自治区。あ、別に危ない場所じゃありません。

バカボンド、ワンピース、モンスターなどマンガばっかり読んでいたましたが、実はその合間にサパティスタ関係の本も読んで知識を詰め込んでいたのだ。付け焼き刃だけど。

エリア メキシコ

自治区内の建物は鮮やかな壁画で彩られたものが多い。

サパティスタ自治区のひとつ、オベンティック。
いくつもある自治区の中でも中心的役割を果たす。

派手だけど病院。
無料で診察をおこなっている。

内部はなかなかのもの。
内科や産婦人科のほかに、歯科、眼科まで一通りある。

学校は病院と並んで最も力の入ってる施設。

ゴミも分別。