2004/05/01 - 2004/05/09
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LaoBeijingさん
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前回に引き続き:
ドルジェパパのバイクのお陰でドルジェの実家に到着。ドルジェのお母さんが迎え入れてくれた。このお母さん、中国語はほとんどできないのだ。戸惑いながらも笑顔で挨拶。そしてバター茶での歓迎。甘くて、ミルクも入っていて、バターも入っていて、疲れた体にちょうど良い!雪道で濡れた体を暖炉、というかかまど?の日で暖めながら飲んでいると、別のメンバーも次々と到着した。まずは同じくドルジェパパのバイクで来たT君。道恐かったな、なんて話をしていると後輩とドルジェも辿り着いた。そしてしばし皆でお茶。テレビではチベットチャンネルでチベット語ポパイをやっている。
そして落ち着いた頃部屋へ案内される。ドルジェが使うこともあるという部屋だが、お洒落で良い感じ。しかも仏間の隣である。そして何より嬉しいのが布団のスペースがオンドルになっているのである。温かく、そして何よりも靴下を乾かすスペースができたということだ。
しばらく落ち着いた後、ドルジェにトイレについて聞いてみる。。。やはりなかった。ここです、と案内してくれたのはただの道。つまり村中全てがトイレなのだ。開放的で素晴らしい。
夜はチベット食、ザンパを食べる。これは青稞麦という高地で取れる麦を粉にしたものをバター茶に混ぜて、自分で捏ねて団子にして食べるのである。素朴な味だが、私は砂糖を多めに入れるので甘くて美味しい。なかなかクセになる味である。チベット高原へ行く機会があったなら是非お試しあれ。
そしてその日は早めに就寝。寝る前にトイレをしようと懐中電灯をつけながら(もちろん外灯などないのだ)外へ出たところ牛が不思議そうな顔をしてこちらを見ていた。
二日目は朝から裏山登り。村の裏山であり、村の神様のいる山へ4人で登りに行った。ここ、村とその近くを走る谷を見下ろせて景色が素晴らしい。そして同じ高さやそれ以上に高いところに山が沢山ある。この時は、この景色が日常として育ったドルジェが羨ましい、と皆言っていた。
暫く歩くと村の女性達が沢山集まっているのを見かけた。何かといえば、政府からお金を貰って植林をしているのだとか。山中に穴を掘って木を植えている。高原で元々木が多くはない上、そんな中に雨が降ると根を張っていないので地表が流されてしまうのだ。それを解決するためか、この仕事結構いいお金をもらえるそうだ。
そんなものを見てしまったために、戻って昼食を食べた後、私たちは皆何かを手伝おうという話をしていた。そして村長さんであるドルジェパパの畑の水路の修理を手伝うことにした。節目節目のところを石で補強してあるのだが、それが流されてしまうため、辺りから石を拾ってきて改めて設置するのだ。
だが結局はドルジェパパが全て上手く置いてしまうので、私たちは石を運んでくるくらいしか仕事がなかった。それにしてもドルジェ・パパの仕事は素晴らしいものであった。
実はこの村、他にも数名若い男はいるのだが、そういう人たちはみな出稼ぎへ行ってしまう。この時村にいた比較的若い男性は私たちが見た中ではこの村長さんだけであったが、実は私たちが来るというのでそれに先立って村長さんも出稼ぎに行っていたのだそうだ。
ちなみに季節外れの雪のせいで、ドルジェの家で育てていた果物がだめになってしまったそうだ。
この日もそんな感じで終了。連日食事に肉を出してくれる。量は決して多くは無いのだが、この辺では贅沢な料理だ。一口一口噛みしめながら食べるがこれが美味しい。その日もオンドルで快適に夜を過ごした。
次の日はドルジェパパのトラクターで帰路へ。行きは歩いて越えた山を今回は快適に越えることができた。しかしトラブルもあった。雪のせいで土砂崩れが起き、道がなくなってしまっていたのだ。しかしそこはさすがドルジェ・パパ。私たちに石を持ってくるよう指示すると、それを使って道を作り上げてしまった。さすが山の男である。いや、高原の男と言うべきか。
とにかくお陰で道路まで出ることができた。幸いすぐにバスが通ったのでヒッチハイク。無事西寧まで帰ることができた。そこでT君とは一旦別れて、残り三人はドルジェと後輩が勉強する町チャプチャへ。バスに揺られること4〜5時間。この街はチベット族の居住区と漢族の居住区がはっきり分かれていて面白い。建物も、お店のラインナップもはっきり変わってくるのである。
ここでは憧れの人に会うことができた。この街でチベット族に日本語を教える日本人H氏だ。H氏は日本の大学院に在籍しており、学識深く、人格者でもあり、面白い方である。
そして後輩とドルジェの学校。ここは専門学校にあたるのだが、なんとパンチェンラマの作った学校であり、学内にパンチェンラマの廟もあるという大学だ。
そんな街に滞在すること2泊。私もチベット服をオーダーメイドして、T君が西寧からかけつけてきた頃に私は列車の都合で西寧へ。西寧で一泊、その後列車に乗り車中泊。5月9日、連休の最終日の夕方近く、北京の我が家に辿り着いた。チベット服で帰って来て周りから驚かれたことは言うまでもない。
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