日帰りぶらぶらブラチスラバ

2005/03/14 - 2005/03/14

帰国前日、オーストリア最終日。何をしようかと無計画なまま目覚めたら、思いのほか天気がよかったので、オーストリアの隣国スロバキアへ小旅行。スロバキアの首都ブラチスラバはウィーンから電車で約一時間程。電車内でのパスポートコントロールに、通貨もユーロからスロバキアコルナになり、わずか一時間で国が違う事を実感させられた。

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

西駅で時刻表をもらう。ブラチスラバ行きの列車はウィーン南駅から出発ってことで南駅に向かった。ブラチスラバまで往復14ユーロとリーズナブルな料金で切符を購入。ホームもわかりやすくて快適に旅をスタート。電車に乗り込むと、車両は欧州らしくコンパートメントタイプ。私は初めてのコンパートメントじゃったけんちょっと緊張。どのコンパートメントももうすでに人が座っとってなんか入り込むのがキマヅイ…一通り通路を歩いて席を探しとったら、感じのよさそうなおばさんが一人で座とったコンパートメントを発見。そこに決めて乗り込んだ。とりあえず挨拶をかわして座ったけど、内心ここほんまに座っていいんかしら？予約席じゃないよね？とドキドキ。そうしょったら、バックパックをしょったアジア人が２人乗り込んできた。そのおかげで、予約席でもなんでもない事がわかって私の不安も解消された。彼らは中国系カナダ人の兄弟でヨーロッパを旅行中。お互い旅行者ってこともあり、会話も弾み、一緒にスロバキアを観光することになった。
いよいよスロバキア国境付近の駅まで来ると、停車時間が少し長かった。窓の外には銃を持った軍人さんらしき人が何人か見え、なんとなくものものしい雰囲気だった。しばらくすると、大柄なおばちゃんが軍人２人を引きつれて来て、コンパートメントの引き戸をすごい勢いでガシャーンと音をたてて開け、“Passport Control!!”と叫んだ。まぢびびった…普通に怖かった(＞。＜）

ブラチスラバ城
真四角で四つ角に塔があるけん、ひっくり返したテーブルってあだ名があるらしいけど。。。いやぁ〜、これほどシンプルなお城みたことないってくらいシンプルじゃった。中にも入ってみたけど、白くてなんかリフォームしたての家みたいだった。なかは現代アートの美術が展示してあったくらいでイマイチって感じ。よくわからん。

ブラチスラバ城からの眺め。なにやら同じよう集合住宅がいっぱいあった。

スロバキア駅不法侵入成功(笑)
駅への帰り方がわからず、地元の人に駅までつれてってもらう。なんか、すみっこの方から勝手に入った。見つかると怒られるらしいけど、こっちの方が近道じゃけ地元の人は普通に通っとるみたい。

スロバキア大統領官邸前にて。
首都とは思えぬ静けさ。日曜日ってこともあるとは思うけど、静かすぎるし、何もなさすぎる。そして、道端にはごみがあったり、犬のフンがいっぱいあったりしてけっしてキレイな街とはいえん感じ。物価は安くてユーロと比べたら月とスッポン級。ホントにこの状態でＥＵに加盟して大丈夫なのかなと疑問に思った。人影もあんまない中、大統領官邸の前で警察をちらほら発見。すぐ近くにパトカーがあったけん、調子に乗って手をついて逮捕されたような格好で写真を撮ろうとしたら怒られた…