1987/12 - 1987/12
200位(同エリア251件中)
ソフィさん
フィリピン【13】日本文化展
文化展の会場に駆けつけたとき、商工会議所会頭夫人によるテープカットは終わっていた。
領事は天神祭りのはっぴを羽織り、領事夫人はピンクの訪問着に見事な蘭のコサージュをつけ、来客を甲斐甲斐しく案内しながら、会場を盛り上げている。
この文化展は領事館開設十周年記念行事で、本省から期待した応援のないままに、ずい分時間をかけて準備してこられた。
本省からも、日本の民芸品や版画などの展示はあるが、主役は盆栽といけばな。
ご夫妻は盆栽クラブ、いけばなクラブなどで活躍され、たくさんのファンを得ておられる。
共に、現地の熱帯植物を利用しての、新分野を拓こうとの意欲が、人気の秘密と思う。
いけばなは、当地に外国人の先生がおられ、領事夫人は会の名誉会長。
熱帯の華やかな花に日本の心が通い、不思議な感動を覚える。
ブーゲンビリアの見事な盆栽も、当地女性の作品。
料理でも感じたように、ここの文化は、吸収同化が上手いようだ。
領事も、現地の素材を生かして、力作のミニ盆栽を出展。
ダバオは、戦前、マニラ麻の栽培のため、2万人近い日本人が滞在した。
その影響も、少なからず残っているようだ。
もう一つの主役は、60インチテレビや、CDウォークマンなどの電子機器類。
電子機器類は、松下電器の出品。
輸出部長の肝煎りで、マニラから技師一人が同道して運ばれてきた。
工業製品はそれだけだから、日本のイメージを紹介する上での役割は大きい。
若い人や、男性の人気をもっぱら集めている。
私たちは、日本からやって来た唯一の日本人として、存在価値がある。
領事夫人の細かい心遣いがところどころに見られる。
受付では、日本の玩具や小物類の即売。
これは人気上々で、二三時間で売り切れとなった。
会場の中央では、緑茶と日本の夏菓子の無料サービス。
いずれも、夫人が帰国時に、まめに仕入れて来られたものだ。
手伝いに、日本人の女子大学生一名。
領事夫妻を除き、ダバオ滞在に中出会った、唯一の日本人。
ダバオ大学は、学生数3,000人の総合大学で、日本人学生も3人が在学。
彼女は、現地にいる祖母を頼りにやって来た。
入学試験の易しさが動機と言っているが、卒業は難しいらしい。
文化展は大成功。
二日間で300人の入場者があったとか。
それにしても、準備から運営までほとんど自力でやられた領事夫妻には、頭が下がった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
その他の都市(フィリピン) の人気ホテル
フィリピンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィリピン最安
356円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
0