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船で石垣島を出て、約7時間後の19時前に基隆に到着した。<br />石垣の宿で一緒だった台湾人のおじさんや船内で知り合った台湾の人と一緒にいるのも疲れて、一人でゴロゴロしてから再び皆の元へもどると、何と、鯨が見えたらしい!!<br />昔から鯨に出会ってみたかった私の悔しさといったら。。。。<br />船内では台湾人らしき人たちが皆でマージャンを囲んでいる。<br />沖縄で海草やら何やらをたっぷり買い込んだ台湾のおばさんが私に話しかけて来た。どうやら、荷物が多すぎて税金を取られてしまうから、私に少し運んでほしいらしい。「いいよ」と二つ返事で引き受けた私に、おばさんは台湾元のお小遣いをくれた。しかし、それを見ていた友達の台湾人が、「中に何が入っているのか判らないのだから、ちゃんとチェックしないとダメだ。」と言って、私と一緒に中身をチェックしてくれた。そうか、もし法律で禁止されている物(薬とか)が入っていたら、私の荷物として運ぶねんから、私の罪になってしまうんや。人を疑うのは良くないけど、やっぱり自分の身は自分で守らなあかんねんな、と実感。勿論、変な物は何も入って無かったけどね。<br />

船で向かった台湾

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1999/05 - 1999/06

43481位(同エリア47709件中)

0

8

Narve

Narveさん

船で石垣島を出て、約7時間後の19時前に基隆に到着した。
石垣の宿で一緒だった台湾人のおじさんや船内で知り合った台湾の人と一緒にいるのも疲れて、一人でゴロゴロしてから再び皆の元へもどると、何と、鯨が見えたらしい!!
昔から鯨に出会ってみたかった私の悔しさといったら。。。。
船内では台湾人らしき人たちが皆でマージャンを囲んでいる。
沖縄で海草やら何やらをたっぷり買い込んだ台湾のおばさんが私に話しかけて来た。どうやら、荷物が多すぎて税金を取られてしまうから、私に少し運んでほしいらしい。「いいよ」と二つ返事で引き受けた私に、おばさんは台湾元のお小遣いをくれた。しかし、それを見ていた友達の台湾人が、「中に何が入っているのか判らないのだから、ちゃんとチェックしないとダメだ。」と言って、私と一緒に中身をチェックしてくれた。そうか、もし法律で禁止されている物(薬とか)が入っていたら、私の荷物として運ぶねんから、私の罪になってしまうんや。人を疑うのは良くないけど、やっぱり自分の身は自分で守らなあかんねんな、と実感。勿論、変な物は何も入って無かったけどね。

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  • 台北から花蓮(かれん)へ向かう事にした。旅に慣れた今ではある程度勘が働くけれど、生まれて初めての海外一人旅だったこの時は、切符を買うのもホームを探すのも一苦労。外国やから分からんで当たり前やのに、変に周りの目を気にしてどきどきしていた様な気がする。そんな訳で、やっと電車に乗り込んで辿り着いた自分の座席に、当然のように座っていたおばさんに、「ここは私の席だと思うのですが。。。」とチケットを見せながら言うのにもすごく勇気がいった。真顔で早口の台湾語をまくし立てるおばちゃん、怖いよぉ。近くの空いている席を指されて、そこに座りって感じやったから、そうすることにした。<br /><br />写真は、花蓮から鹿港(ルーガン)へ向かう途中の太魯閣(たろこ)と呼ばれる場所。岩のトンネルや細く曲がりくねった道の下には、青く見える綺麗な水が流れていた。ここにはいくつかの少数民族が住んでいて、民族間の共通語として、日本語が使われていると聞いた。

    台北から花蓮(かれん)へ向かう事にした。旅に慣れた今ではある程度勘が働くけれど、生まれて初めての海外一人旅だったこの時は、切符を買うのもホームを探すのも一苦労。外国やから分からんで当たり前やのに、変に周りの目を気にしてどきどきしていた様な気がする。そんな訳で、やっと電車に乗り込んで辿り着いた自分の座席に、当然のように座っていたおばさんに、「ここは私の席だと思うのですが。。。」とチケットを見せながら言うのにもすごく勇気がいった。真顔で早口の台湾語をまくし立てるおばちゃん、怖いよぉ。近くの空いている席を指されて、そこに座りって感じやったから、そうすることにした。

    写真は、花蓮から鹿港(ルーガン)へ向かう途中の太魯閣(たろこ)と呼ばれる場所。岩のトンネルや細く曲がりくねった道の下には、青く見える綺麗な水が流れていた。ここにはいくつかの少数民族が住んでいて、民族間の共通語として、日本語が使われていると聞いた。

  • 21時40分頃、やっと鹿港に辿り着いた。まずは、ガイドブックに載っていた一番安い宿へ向かう。ガラガラガラっとドアを開けて、片足入るか入らんかの所で、薄暗いロビーにいたおばさんが新聞から顔を上げ、「メイヨー(無い)」と一言。2軒目も同じく。3軒目でもまた断られた。でも後には引けない。だって他に泊まれる所を知らんねんもん。こんなに大きくて綺麗なホテル、部屋が無いはずが無い!と思って、もう一度聞いてみた。そしたら、「明日来い」やって!!「今日、泊まりたいねん、ここが無理やったら他のホテル教えてくれ、他も全部断られて、行くところないねん!」てことを、通じたかどうかは疑問やけど大声で言ったけど、やっぱり無理やった。仕方が無いから、ホテルの前のベンチで野宿しようと思って、蚊に刺されながら本を読んでいたら、女性が2人やって来た。「私たちは2人で2部屋あるから、1部屋あなたに譲るわ。」って言ってくれてん。さっきのやりとりを聞いていたみたい。捨てる神あれば拾う神ありやね(^-^)<br />次の日、朝から町を歩いていたら、爆竹や太鼓の音が聞こえてきて、お神輿や、竜が舞っていた。どうやら結構大きなお祭りらしい。そりゃ部屋も満室になるわな。昨日部屋を譲ってくれた女性は、お仕事でツアーのお客さんを連れて来てるんやって。それにしても、上半身裸になって、体に爆竹をいっぱいつけて爆竹鳴らしてる男の子にはびっくりした。煙だらけで、全然見えんかったけど。<br />

    21時40分頃、やっと鹿港に辿り着いた。まずは、ガイドブックに載っていた一番安い宿へ向かう。ガラガラガラっとドアを開けて、片足入るか入らんかの所で、薄暗いロビーにいたおばさんが新聞から顔を上げ、「メイヨー(無い)」と一言。2軒目も同じく。3軒目でもまた断られた。でも後には引けない。だって他に泊まれる所を知らんねんもん。こんなに大きくて綺麗なホテル、部屋が無いはずが無い!と思って、もう一度聞いてみた。そしたら、「明日来い」やって!!「今日、泊まりたいねん、ここが無理やったら他のホテル教えてくれ、他も全部断られて、行くところないねん!」てことを、通じたかどうかは疑問やけど大声で言ったけど、やっぱり無理やった。仕方が無いから、ホテルの前のベンチで野宿しようと思って、蚊に刺されながら本を読んでいたら、女性が2人やって来た。「私たちは2人で2部屋あるから、1部屋あなたに譲るわ。」って言ってくれてん。さっきのやりとりを聞いていたみたい。捨てる神あれば拾う神ありやね(^-^)
    次の日、朝から町を歩いていたら、爆竹や太鼓の音が聞こえてきて、お神輿や、竜が舞っていた。どうやら結構大きなお祭りらしい。そりゃ部屋も満室になるわな。昨日部屋を譲ってくれた女性は、お仕事でツアーのお客さんを連れて来てるんやって。それにしても、上半身裸になって、体に爆竹をいっぱいつけて爆竹鳴らしてる男の子にはびっくりした。煙だらけで、全然見えんかったけど。

  • 龍山寺(ロンシャンスー)。<br />このお寺の中では、黒い浴衣みたいなのを着て、素足で歌声(お経なのかな?)とチ−ンという音に合わせて座布団のようなものの上に頭をつけて、ひざをつき、座ったり立ったりするお祈りをしていた。チベットの五体倒置みたいな感じ。その後は、正座や座禅をしながら手を合わせていました。ぼーっと見ているだけで落ち着ける場所。彫刻がきれいで、台湾で最も美しいといわれているらしい。<br />鹿港は牛舌餅(ぎゅうたんもち)が有名らしく、舌の形をした薄いもちもちっとしたパンを食べた。豚マンは本当においしいし、カキとかネギとかが入ったお好み焼きを揚げたやつに、ちょっと辛いタレをつけたものもおいしいし、ミルクティーの中にタピオカがいっぱい入ったジュースも、水餃子も、あれもこれもおいしい!<br />

    龍山寺(ロンシャンスー)。
    このお寺の中では、黒い浴衣みたいなのを着て、素足で歌声(お経なのかな?)とチ−ンという音に合わせて座布団のようなものの上に頭をつけて、ひざをつき、座ったり立ったりするお祈りをしていた。チベットの五体倒置みたいな感じ。その後は、正座や座禅をしながら手を合わせていました。ぼーっと見ているだけで落ち着ける場所。彫刻がきれいで、台湾で最も美しいといわれているらしい。
    鹿港は牛舌餅(ぎゅうたんもち)が有名らしく、舌の形をした薄いもちもちっとしたパンを食べた。豚マンは本当においしいし、カキとかネギとかが入ったお好み焼きを揚げたやつに、ちょっと辛いタレをつけたものもおいしいし、ミルクティーの中にタピオカがいっぱい入ったジュースも、水餃子も、あれもこれもおいしい!

  • 郵便局に行って、ぶらぶら散歩していたら、郵便局で会ったおじさんとまた再会した。神戸に留学していたことがあるらしく、細くてくねくねした道にレンガ造りの家が建ち並んでいる、九曲巷を案内してくれた。<br />昔、風がきつかったから、風を弱くするために細くて曲がりくねった道にしたんだって。ふと上を見ると、家の2階から向かいの家の2階へと橋がかかっていて、レンガで模様を造った窓とかもきれいだった。帰りにここで有名だというお菓子屋さんで、箱入りの大きなお菓子を買って持たしてくれました。台北の宿のみんなで食べました。ご馳走さまでした。謝謝。<br />

    郵便局に行って、ぶらぶら散歩していたら、郵便局で会ったおじさんとまた再会した。神戸に留学していたことがあるらしく、細くてくねくねした道にレンガ造りの家が建ち並んでいる、九曲巷を案内してくれた。
    昔、風がきつかったから、風を弱くするために細くて曲がりくねった道にしたんだって。ふと上を見ると、家の2階から向かいの家の2階へと橋がかかっていて、レンガで模様を造った窓とかもきれいだった。帰りにここで有名だというお菓子屋さんで、箱入りの大きなお菓子を買って持たしてくれました。台北の宿のみんなで食べました。ご馳走さまでした。謝謝。

  • 電車で九&#20221;(ジューフェン)に行った。台北から2時間ちょっとかな。九&#20221;は映画で有名になった場所らしく、台湾人の観光客も多かった。坂道や階段の多い中、お洒落なカフェがいくつかあって、ゆっくりとこの町の雰囲気を味わえた。昔はアジアのゴールデンタウンと呼ばれていたらしいこの町には、金鉱博物館があり、そこのおじさんは一生懸命実演してくれたり、「そこに立て。写真を撮ってやる。」「次はそっちだ」という風に、どんどんシャッターを押してくれた、とても世話好きなおじさんである。

    電車で九份(ジューフェン)に行った。台北から2時間ちょっとかな。九份は映画で有名になった場所らしく、台湾人の観光客も多かった。坂道や階段の多い中、お洒落なカフェがいくつかあって、ゆっくりとこの町の雰囲気を味わえた。昔はアジアのゴールデンタウンと呼ばれていたらしいこの町には、金鉱博物館があり、そこのおじさんは一生懸命実演してくれたり、「そこに立て。写真を撮ってやる。」「次はそっちだ」という風に、どんどんシャッターを押してくれた、とても世話好きなおじさんである。

  • 淡水(タンシュイ)の夕日が有名だと聞いて向かったが、今日は雨。淡水河があって、何かお洒落な町。でもどしゃ降り。スペイン人によって作られたという紅毛城を見学して、ボール状のかまぼこの中に豚肉が入っている、ここの名物魚丸湯とうものを食べた。特別にびっくりする程の上手さでは無かったけれど。。。<br />次の日の夕方、だんだん晴れてきた空を見て、今日は夕日が見れるかも!と思い、再び淡水へ向かった。<br />台北から地下鉄で終点まで行けば淡水。やっぱり昨日とは全然違う。駅前のオープンカフェも開いていて、人通りも多い。<br />

    淡水(タンシュイ)の夕日が有名だと聞いて向かったが、今日は雨。淡水河があって、何かお洒落な町。でもどしゃ降り。スペイン人によって作られたという紅毛城を見学して、ボール状のかまぼこの中に豚肉が入っている、ここの名物魚丸湯とうものを食べた。特別にびっくりする程の上手さでは無かったけれど。。。
    次の日の夕方、だんだん晴れてきた空を見て、今日は夕日が見れるかも!と思い、再び淡水へ向かった。
    台北から地下鉄で終点まで行けば淡水。やっぱり昨日とは全然違う。駅前のオープンカフェも開いていて、人通りも多い。

  • 昨日は気がつかなかったが、河沿いにお店の並ぶ道が続いていて、賑やかな通りになっていた。夕日が沈みだす頃には人がいっぱい集まって来て、夕日を眺めたり、写真を撮ったりしている。漁船や渡し舟もあって、その向こうを大きな夕日がゆっくり沈んでいった。本当にきれいな所だったけれど、周りはカップルだらけ。一人でカップルの間を掻き分けながら、私も負けじと夕日の写真を撮りまくった。<br />

    昨日は気がつかなかったが、河沿いにお店の並ぶ道が続いていて、賑やかな通りになっていた。夕日が沈みだす頃には人がいっぱい集まって来て、夕日を眺めたり、写真を撮ったりしている。漁船や渡し舟もあって、その向こうを大きな夕日がゆっくり沈んでいった。本当にきれいな所だったけれど、周りはカップルだらけ。一人でカップルの間を掻き分けながら、私も負けじと夕日の写真を撮りまくった。

  • 22時基隆(キールン)発、石垣島行きの飛龍21に乗るつもりで、21時07分くらいに港に着いた。そしたら、「今日は貨物が少なかったから、全部積み終わって税関の人も帰った」と言う。目の前に船が泊まっているのに、スタンプ無しで乗ったら不法入国になるよ、って言われてん。そんなぁ〜。確かにチケットには“1時間前を過ぎますと乗船できない場合があります”とは書いてあるけど。。。目の前の船を眺めつつ、諦めるしかなかった。これで台湾から石垣、石垣から那覇への船のチケットが全部パーになり、飛行機であっという間に那覇に降り立ってしまった。もっと石垣近辺の島を巡りたかったのになぁ。<br /><br />写真は淡水の夕日。

    22時基隆(キールン)発、石垣島行きの飛龍21に乗るつもりで、21時07分くらいに港に着いた。そしたら、「今日は貨物が少なかったから、全部積み終わって税関の人も帰った」と言う。目の前に船が泊まっているのに、スタンプ無しで乗ったら不法入国になるよ、って言われてん。そんなぁ〜。確かにチケットには“1時間前を過ぎますと乗船できない場合があります”とは書いてあるけど。。。目の前の船を眺めつつ、諦めるしかなかった。これで台湾から石垣、石垣から那覇への船のチケットが全部パーになり、飛行機であっという間に那覇に降り立ってしまった。もっと石垣近辺の島を巡りたかったのになぁ。

    写真は淡水の夕日。

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