2004/10 - 2004/11
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井上カツオさん
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後編です。
インドは、カルカッタから始まり、中央部を抜け、西部ラージャスターンで折り返し、デリールートでカルカッタに戻ります。
後編は水の都「ウダイプル」から「カルカッタ」までの写真です。
<全ルート>
カルカッタ → ハイダラーバード → アウランガーバード(エローラ、アジャンター) → ムンバイ → アーマダーバード → ウダイプル → ジャイサルメール → ジョードプル → デリー → バラナシ → ガヤ → カルカッタ
- 交通手段
- 鉄道
-
ムンバイから列車で湖の町ウダイプルへ向かいました。
小さいですが、キレイな町です。 -
パステルカラーの街並みが印象的です。
小さな町なので、3日もすればいろいろなところに顔見知りができます。
いつものところで果物を買い、自称アーティストたちと雑談したり、お店で粘り強く交渉したりして過ごしました。とても平和な町です。 -
ウダイプルという町は今までの町と比べて美意識が高く、おじいさんのターバンもオシャレです。
ついでに馬までオシャレです。 -
ウダイプルは湖の町でもあり、アートの町でもあります。
この町には美術学校があり、たくさんの学生や画家がお店を出しています。
僕はこの街でスゴイ画家に出会いました。
いつものようにフラフラ散歩している途中、声をかけられました。いつもならば知らん顔して通り過ぎる場面ですが、僕はハッとしました。凄いんです。
彼の耳には、一センチ程のタワシのように硬そうな耳毛が水平に伸びていました。
もうジョリジョリです。
初めてでした。あまりに信じがたい光景だったので、「冗談のつもりですか?」と訊ねてみたかったけど、ぐっと堪えました。
その後、僕は彼の描いた絵画を紹介してもらいましたが、耳毛が気になってそれどころではありませんでした。 -
ネルー公園に行ってみました。
残念ながら湖の町ウダイプルは数年前から雨が少なく、湖の水嵩もかなり下がっていました。 -
この日はウダイプルのお祭りでした。
これが僕のウダイプル最後の日でした。 -
これはジャイサルメールのキャメルサファリの写真です。
砂漠の朝はとても寒いです。 -
ジープで走ること2時間。僕たちの乗るラクダとラクダ使いが待っていました。
彼は僕の相棒「ラドゥ」です。
怠け者でラクダ使いの目を盗んではスグ(文字通り)道草を食うけど、憎めない可愛いヤツです。 -
羊たちは羊飼いが鳴らす金の音を頼りに、置いてけぼりにされないようにしながら、草を食んでいます。
このあたりは砂漠というよりは荒野です。 -
やっと砂漠へ到着しました。
僕らはここで眠ることになります。
日が沈むのをずっと眺めていました。 -
旅行者とラクダ使い、それからラクダも含めて焚き火を囲み、カレーを食べながら、ドイツ人とメキシコ人カップルがこっそり持ってきたウィスキーを酌み交わしました。
夜の砂漠は寒かったけど、寒いそぶりを見せると「飲みが足りないんだ」と言ってウィスキーを飲まされます。
ドイツ・メキシコカップルはまるで水を飲むようにウィスキーを飲んでいました。
楽しいひとときでした。 -
僕らは眠りにつく時間になり、みんな思い思いの場所に散っていきました。
僕も寝袋に包まり、渡されたブランケットをその上に被せ、静かに星空を眺めました。
満天の星。静かに眠るラクダ。揺れる焚き火の明かり。照らし出されるラクダ使い。彼らが歌う民族音楽に寝袋に擦れる砂の音。不思議な気分でした。
酔いもあり、宇宙にフワフワ浮いている気分です。
この日、僕は25歳の誕生日でした。
自分で自分の為だけに祝う贅沢な誕生日は25年間で初めてでした。 -
僕はラクダが好きです。ツーンと澄ました顔。長いまつ毛。サボリ癖。ゴリゴリと歯軋りする音。
見ているだけで平和な気分です。 -
二組のカップルは2泊3日の旅なので、更に奥地へと向かいました。僕とイギリス親子は1泊2日なので帰路につきます。
ラドゥは、すぐ道草を食うので、二人から遠く離されています。 -
キャメルサファリから帰った後、ジャイサルメールを観光しました。
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城の入り口付近です。
僕がインドへ行く前に思い描いていたイメージは、デリーでもカルカッタでもなく、ジャイサルメールであることに始めて気がつきました。 -
ジャイサルメール城内、路地裏の写真です。
生活観があります。 -
積み上げられたターバン。
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ジャイサルメールからジョードプルへやってきました。この写真はメヘラーンガル砦から町を見下ろした写真です。
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デリーからヴァラナシへやってきました。
僕はガンガーを部屋から一望できるヴィシュヌ・レストハウスに泊まり、その前のチャイ屋の少年にボートを漕いでもらい撮影しました。 -
ゆっくりとボートは進みます。
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僕も含めて旅行者は何か考え事をしているようでした。
いや。実は何も考えていなかったのかもしれません。
ただ感銘をうけていました。 -
ダシャーシュワメード・ガートです。
僕らのボートは1時間かけてゆっくりと戻りました。 -
僕は宿のデッキや宿の前のガートで毎日毎日飽きもせずボーッとガンガーを眺めていました。
眺めてはいたけど、やっぱり見てはいませんでした。
何かを深く考えていたのかもしれないし、あるいは何かを強く感じていたのかもしれません。うまく説明できないですが、とにかく毎日のようにガンガーを眺めていました。 -
ブッダガヤへやってきました。
菩提樹の下で撮った写真です。 -
これは僕が泊まった「PUJA GUEST HOUSE」で撮った写真です。
ぼくはここで毎日宿の少年青年達とバトミントンをしました。
僕はレストランやスジャータの村へ行くために、いつも彼らのバイクの後ろに乗せてもらいました。 -
これはブッダガヤの風景の写真です。
ブッダガヤに着いた翌日、僕は誰かが僕の部屋のドアをノックの音で目が覚めました。「Who?」・・・・訊ねてみるが返事がない・・・。
恐る恐るドアを開けてみると、知らないインド人のオッサンがニッコリ笑って立っていました。
僕は繰り返した。「Who?・・・・」
彼は「彼女達はレストランへ行っているから君も来いと言っていたよ」と言う。
「彼女達って?」と僕。
「君の隣の部屋の女の子だよ。日本人の」とオッサン。
「あぁ・・・」
彼女が誰なのかは分かったけど、あんたは一体誰?と訊いたら、この宿の主人の知り合いだという。
僕は警戒しながら彼のバイクの後ろにまたがった。
レストランに着いたけど、そこには彼女達はいなかった。「彼女達は?」と訊いたが、とぼけていた。
僕はますます警戒していたが、彼は気にせず延々と会話を続けていた。
悪い人ではなさそうだったけど、「そもそも悪い人っていうのは、悪くなさそうに装うものだ。」「いい人装って、スキあらば狼になるんだ。悪い人ってのは」という風に、彼とは絶対打ち解けまいと鉄壁を作っていた。
結局、僕らはバッチリ打ち解けて、1時間後に別れた。
宿に帰り、そのことを宿の人や例の女の子達に話すと、誰も「知らない」と首を振る。
一体彼が何者なのか?何の目的で僕とチャイを飲んだのか分からなかったけど、ま〜悪い人じゃなかった。・・・と思います。 -
少年達がクリケットの試合をしている写真です。
インド旅行中に、テレビでクリケットの試合を何度か観たことがあるけど、結局最後まで僕はクリケットのルールが分かりませんでした。 -
カルカッタに帰ってきました。
ここが僕のインド旅行最終地です。
僕はこの後バンコクへ戻り、3日間カオサンで過ごした後日本に帰りました。
僕は飛行機の中で「ラクダ」と「豚汁」の夢をみていました。
このインド旅行記はこれで最後です。
最後までよんでくれてありがとうございました(^o^)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- gamiさん 2006/11/30 22:34:49
- インドへ憧れ・・
- どーも・・
はじめまして・・カツオ祭・・さん
インド旅行記拝見しました。
自分もインドへ行きたく、この数年ずっとウズウズしていて・・
来春・長年勤めた会社を辞めて・・無職になり・・再就職するまでの間・・
インドへ行こうと・・気持ちだけ高揚しています。
タイやラオスは単独バックパックで何日も周った経験はあるのですが・・
インドは色々な旅行記などを読むほどに、興味も上がるのですが・・
比例して、物取りなどの悪い面も助長され・・二の足を踏んでしまいます。
インドはまずカルカッタ・サダルストリートを訪れてみたいと想っています。
英会話は初級程度ですが・・
何かアドバイス戴けたら有難いです。
当方、男50代、東京在住です。
宜しくお願い致します・・。
- 井上カツオさん からの返信 2006/12/01 01:36:54
- gamigamiさん。はじめまして。
- 掲示板への書き込みありがとうございます。
僕もgamigamiさんと同じように、最初にカルカッタのサダルストリートを訪れましたが、その選択は後々大正解だと知りました。何故かというと、デリー入りしたほとんどの旅行者が、宿に着く前に、何らかのトラブルに巻き込まれていると知ったからです。
カルカッタに着いた日、僕は同じ飛行機に乗っていた女の子とイギリス人の男と、三人でタクシーに乗りサダルstまで行きましたが、割り増し請求されただけで(もちろん払いませんでしたが)特に大きなトラブルはありませんでした。それに、サダルstはご飯が美味しいし、旅行者も多いし、デリーよりは断然治安は良いと思います。
インドにおける犯罪についてですが、僕がインド旅行中聞いた、インドでの犯罪の話は数え切れない程ありましたが、その話の95%はガイドブックに載っているような犯罪でした。
逆に言えば、ガイドブックに載っているような犯罪手口さえ頭に入っていれば、ある程度回避できるのではないか。と僕はそう思います。
でもインドで、「カメラが盗まれた」「サイフを盗られた」くらいは笑い話です。
犯罪以外でのトラブルもインドではたくさんあります。
インド人達と関わり合いながら、毎日毎日揉みくちゃにされ、常に怒ったり、凹んだり、呆れたりしていましたが、それも楽しかった気がします。
喜劇の舞台に立っているようでした。
そして、旅の途中で生まれたそれらの喜劇を安宿の中で披露し合ってみんなで笑ったりしていました。
gamigamiさんがインドから帰ってきたら是非ご一報下さい。
笑える喜劇を待っています(f^^)
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