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9月8日(金)<br />今日の予定<br />Pont de Suert     6:15<br />Lleida(乗り換え)   8:30<br />Lleida                           9:15<br />(La seud\\\&#39; UrgellSeo de Urgel経由)<br />PUIGCERDA     13:15<br />ここから適当な時間にフランス側に渡っておく<br />(Latour De Carol)<br /><br />早めにバス停に行く。今日は初めての雨だ。珍しく傘を持ってきたので使う。<br />今日は移動が多い。バスでLleidaまで行かなくては、フランス方向に駒を進められないのだ。一度戻るような形になるが、仕方がない。<br />バスは雨のためもあるし、危険な道のため、ゆっくり走る。<br />Lleidaに着く頃には、すっかり雨も上がっていた。まずはPUIGCERDAまでのチケットを買う。そして母をバルに待たせ、私は銀行に走ることにする。明日から週末だし、また片田舎に行くことになるので、現金を持っていないと心配なのだ。なるべくクレジットカードを使っているが、現金もどんどんなくなっていく。<br />外に出て、銀行はどこかと聞くと、どのの銀行か聞かれる。サンタンデールと言うと、突き当たりまで行って、右に曲がって50メートルと言う。時間は10分ほどしかない。走ってその銀行まで3分ほどで来た。しかしまたもや私のカードは拒否されてしまった。(サンタンデールは、巡礼の時にもよくお世話になりました)困った!こうなったら、最後の頼みの綱、トラベラーズチェックの換金をするかと決めて、銀行の中へ入った。受付で、このカードが使えないんだけど・・・と、見せると、向かい側のテレバンコに行けばだいじょうかもしれないと言われ、信号を渡って行ってみた。すると、なんなくお金は簡単に引き出すことが出来た。時間がないので、走ってバルまで戻り、さっきの飲みかけのコーヒーと、ほうれん草入りのオムレツを食べ、バスに乗り込んだ。

7,スペインとフランスの国境

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2005/04/08 - 2005/04/08

990位(同エリア1121件中)

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14

night-train298

night-train298さん

9月8日(金)
今日の予定
Pont de Suert     6:15
Lleida(乗り換え)   8:30
Lleida 9:15
(La seud\\\' UrgellSeo de Urgel経由)
PUIGCERDA     13:15
ここから適当な時間にフランス側に渡っておく
(Latour De Carol)

早めにバス停に行く。今日は初めての雨だ。珍しく傘を持ってきたので使う。
今日は移動が多い。バスでLleidaまで行かなくては、フランス方向に駒を進められないのだ。一度戻るような形になるが、仕方がない。
バスは雨のためもあるし、危険な道のため、ゆっくり走る。
Lleidaに着く頃には、すっかり雨も上がっていた。まずはPUIGCERDAまでのチケットを買う。そして母をバルに待たせ、私は銀行に走ることにする。明日から週末だし、また片田舎に行くことになるので、現金を持っていないと心配なのだ。なるべくクレジットカードを使っているが、現金もどんどんなくなっていく。
外に出て、銀行はどこかと聞くと、どのの銀行か聞かれる。サンタンデールと言うと、突き当たりまで行って、右に曲がって50メートルと言う。時間は10分ほどしかない。走ってその銀行まで3分ほどで来た。しかしまたもや私のカードは拒否されてしまった。(サンタンデールは、巡礼の時にもよくお世話になりました)困った!こうなったら、最後の頼みの綱、トラベラーズチェックの換金をするかと決めて、銀行の中へ入った。受付で、このカードが使えないんだけど・・・と、見せると、向かい側のテレバンコに行けばだいじょうかもしれないと言われ、信号を渡って行ってみた。すると、なんなくお金は簡単に引き出すことが出来た。時間がないので、走ってバルまで戻り、さっきの飲みかけのコーヒーと、ほうれん草入りのオムレツを食べ、バスに乗り込んだ。

  • ←このバスでプッチェルダまで。<br /><br />バスの時刻表を見ると、La seud\&#39; UrgellSeo de Urgelで、40分の休憩があるではないか!私はスキあらばこの町に行きたいと思っていたので、短時間でもおおいに期待した。<br />バスは思ったより早く進まず、La seud\&#39; UrgellSeo de Urgelに着いたのは、15分遅れであり、休憩時間もその分短くなってしまった。<br />運転手さんに、ロマニコの教会はどこか聞くと、すぐにわかって、行き方を教えてくれた。しかししきりに『でも・・・。でも・・・・。』と時計を見ながら言っている。言いたいことは分かる。時間がないのだ。<br />私は走って行ってくるからと言い、そちらの方角へ向かった。<br />教会は、バス停から走って5分くらいの場所だった。母はここであきらめ、このあたりをうろついてから、バス停に先に行くと言う。<br />私は入り口で、慌てまくって急いでチケットを売ってもらう。おじさんは、全部見るチケットが欲しいのか?とか、日本語のパンフレットが欲しいのか?とか聞いてくる。あ〜、何でもいいから中へ入れてほしいのに。(おじさんの質問は真っ当だと思います)<br />ここは、La seud\&#39; UrgellSeo de Urgel大聖堂で、ここには、すばらしいロマネスクの美術品の博物館があり、ロマネスクのミケル教会があり、また、美しい回廊がある。<br />回廊を通って博物館に入る。ここで私はまた一人あわてて、「5分しかないの!」と言いまくり、そばで、おじいさんが「落ち着いて・・・」と言ってくれる。おじいさんは、ここの博物館の人だ。私をまず、二階に上がるよう導いてくれ、誰もいない部屋で、切り取られた壁画の一部や、キリスト像などに関心し、別の部屋に行くと、行き止まりになってしまった。ここからどういう順路なのか、立ち止まっていると、さっきのおじいさんが来て、こっちだよと教えてくれる。そして、「これを見てごらん、この銀器の表はキリスト様、裏はマリア様・・・」鏡に映って両面を見ることができる。「そしてこれは・・・・」と、そのすぐ後ろにあった展示物を指差す。私は思わず声を上げる「おおお〜〜〜っ!」それは、全世界に25冊しかないと言われるベアトゥス(挿絵いりの黙示録)ではないか!大きく美しい本だった。<br />時間がないので、ゆっくり見れないのが、とても残念だった。<br />おじいさんは、「ではミケル教会にも行くかね?」と聞いてきた。私はもちろん行きたいと答え、回廊をまた通って、(おじいさんも早足で!)案内してくれた。<br />そして小走りに歩いている途中で、ポケットから飴を二つ取り出してくれた。<br />内部はロマネスクの教会独自の重厚な空間だった。厚い壁、小さな窓。祭壇には小さなキリスト像がぽつんと置いてあった。これは古いものなのかと聞くと、その石で出来た祭壇を指し、12世紀のものだと教えてくれた。<br />回廊に出て、写真を撮って、おじいさんに別れを告げる。おじいさんのお陰で、短時間で回ることができた。なんて私の気持ちを察してくれる人たちなんだろう。やっぱり私はスペイン人とはツーカーだ。(?)<br />何度も握手をして別れた。<br /><br />急いでバス停に戻ると、母はかわいいものを買ったと見せてくれた。牛の人形だった。<br />さっきの運転手さんが、人数を数えに来た時、「教会に行けた?」と聞いてきた。私はうれしそうに「si !(はい)」と答えると、運転手さんもうれしそうだった。<br /><br />PUIGCERDAまで再びバスの旅。終点のバスターミナルに着く前に、レンフェ(国鉄)の駅前でバスは停車した。ここで昼食を食べた後、この鉄道に乗って隣の駅まで駒を進めるのが、今日の目標だ。<br />PUIGCERDAは、地元ではプッチェルダと発音し、スペイン側の国境駅。となりはフランス側のLatour De Carol駅だ。まずは列車のチケットを買っておく。そして時間を聞くと、二時間後までないという。予定通りだ。この二時間を使って、買い物をしたり、レストランに行ったりして、最後のスペインを堪能するのだ。<br />

    ←このバスでプッチェルダまで。

    バスの時刻表を見ると、La seud\' UrgellSeo de Urgelで、40分の休憩があるではないか!私はスキあらばこの町に行きたいと思っていたので、短時間でもおおいに期待した。
    バスは思ったより早く進まず、La seud\' UrgellSeo de Urgelに着いたのは、15分遅れであり、休憩時間もその分短くなってしまった。
    運転手さんに、ロマニコの教会はどこか聞くと、すぐにわかって、行き方を教えてくれた。しかししきりに『でも・・・。でも・・・・。』と時計を見ながら言っている。言いたいことは分かる。時間がないのだ。
    私は走って行ってくるからと言い、そちらの方角へ向かった。
    教会は、バス停から走って5分くらいの場所だった。母はここであきらめ、このあたりをうろついてから、バス停に先に行くと言う。
    私は入り口で、慌てまくって急いでチケットを売ってもらう。おじさんは、全部見るチケットが欲しいのか?とか、日本語のパンフレットが欲しいのか?とか聞いてくる。あ〜、何でもいいから中へ入れてほしいのに。(おじさんの質問は真っ当だと思います)
    ここは、La seud\' UrgellSeo de Urgel大聖堂で、ここには、すばらしいロマネスクの美術品の博物館があり、ロマネスクのミケル教会があり、また、美しい回廊がある。
    回廊を通って博物館に入る。ここで私はまた一人あわてて、「5分しかないの!」と言いまくり、そばで、おじいさんが「落ち着いて・・・」と言ってくれる。おじいさんは、ここの博物館の人だ。私をまず、二階に上がるよう導いてくれ、誰もいない部屋で、切り取られた壁画の一部や、キリスト像などに関心し、別の部屋に行くと、行き止まりになってしまった。ここからどういう順路なのか、立ち止まっていると、さっきのおじいさんが来て、こっちだよと教えてくれる。そして、「これを見てごらん、この銀器の表はキリスト様、裏はマリア様・・・」鏡に映って両面を見ることができる。「そしてこれは・・・・」と、そのすぐ後ろにあった展示物を指差す。私は思わず声を上げる「おおお〜〜〜っ!」それは、全世界に25冊しかないと言われるベアトゥス(挿絵いりの黙示録)ではないか!大きく美しい本だった。
    時間がないので、ゆっくり見れないのが、とても残念だった。
    おじいさんは、「ではミケル教会にも行くかね?」と聞いてきた。私はもちろん行きたいと答え、回廊をまた通って、(おじいさんも早足で!)案内してくれた。
    そして小走りに歩いている途中で、ポケットから飴を二つ取り出してくれた。
    内部はロマネスクの教会独自の重厚な空間だった。厚い壁、小さな窓。祭壇には小さなキリスト像がぽつんと置いてあった。これは古いものなのかと聞くと、その石で出来た祭壇を指し、12世紀のものだと教えてくれた。
    回廊に出て、写真を撮って、おじいさんに別れを告げる。おじいさんのお陰で、短時間で回ることができた。なんて私の気持ちを察してくれる人たちなんだろう。やっぱり私はスペイン人とはツーカーだ。(?)
    何度も握手をして別れた。

    急いでバス停に戻ると、母はかわいいものを買ったと見せてくれた。牛の人形だった。
    さっきの運転手さんが、人数を数えに来た時、「教会に行けた?」と聞いてきた。私はうれしそうに「si !(はい)」と答えると、運転手さんもうれしそうだった。

    PUIGCERDAまで再びバスの旅。終点のバスターミナルに着く前に、レンフェ(国鉄)の駅前でバスは停車した。ここで昼食を食べた後、この鉄道に乗って隣の駅まで駒を進めるのが、今日の目標だ。
    PUIGCERDAは、地元ではプッチェルダと発音し、スペイン側の国境駅。となりはフランス側のLatour De Carol駅だ。まずは列車のチケットを買っておく。そして時間を聞くと、二時間後までないという。予定通りだ。この二時間を使って、買い物をしたり、レストランに行ったりして、最後のスペインを堪能するのだ。

  • La seud\&#39; UrgellSeo de Urgel大聖堂の回廊。

    La seud\' UrgellSeo de Urgel大聖堂の回廊。

  • 5分の見学につきあってくれたやさしいおじさん。

    5分の見学につきあってくれたやさしいおじさん。

  • プッチェルダの駅前のエレベーター。

    プッチェルダの駅前のエレベーター。

  • プッチェルダ/上の町まで行くケーブルカー。

    プッチェルダ/上の町まで行くケーブルカー。

  • プッチェルダの町並。

    プッチェルダの町並。

  • プッチェルダ町から山を望む。<br /><br />しかし駅前には特に何もない。ただ、美しい山が見えるばかりである。<br />どうやら町の中心は、駅の前に立ちはだかる山の上のようだ。ちらっとケーブルカーも見える。きっとこれに乗っていくのだ。<br />山の下まで歩いていくと、エレベーターがあるではないか。なるほど、これに乗っていくのだな。エレベーターを降りると今度はケーブルカーの乗り場になっている。チケットなど買う必要はない。町の人がみんなで使っている。<br />上に上がると、久しぶりに町と言える規模のものだった。<br />景色もすばらしい。雪を被った山が見える。<br />商店もたくさんあるが、なかなかこれだと思えるレストランがない。ぐるぐる歩いた結果、一軒のレストランンの前に立つ。何しろ最後のスペインの食事なので、適当なところで済ませたくないのだ。<br />中には地元の人もたくさん入っていた。今日は、ハムやサラダの盛り合わせのオードブル、カラマリ(いか)のフリッター、スープ、ソーセージに焼きピーマンとフライド・ポテトぞえ。デザートは、生クリームたっぷりのプリンとコーヒー。もちろんワインも1本。<br />大満足で、スペインとお別れすることにする。(お店は、午前の閉店時間が終わってしまったため、買い物ができませんでした。)<br /><br />

    プッチェルダ町から山を望む。

    しかし駅前には特に何もない。ただ、美しい山が見えるばかりである。
    どうやら町の中心は、駅の前に立ちはだかる山の上のようだ。ちらっとケーブルカーも見える。きっとこれに乗っていくのだ。
    山の下まで歩いていくと、エレベーターがあるではないか。なるほど、これに乗っていくのだな。エレベーターを降りると今度はケーブルカーの乗り場になっている。チケットなど買う必要はない。町の人がみんなで使っている。
    上に上がると、久しぶりに町と言える規模のものだった。
    景色もすばらしい。雪を被った山が見える。
    商店もたくさんあるが、なかなかこれだと思えるレストランがない。ぐるぐる歩いた結果、一軒のレストランンの前に立つ。何しろ最後のスペインの食事なので、適当なところで済ませたくないのだ。
    中には地元の人もたくさん入っていた。今日は、ハムやサラダの盛り合わせのオードブル、カラマリ(いか)のフリッター、スープ、ソーセージに焼きピーマンとフライド・ポテトぞえ。デザートは、生クリームたっぷりのプリンとコーヒー。もちろんワインも1本。
    大満足で、スペインとお別れすることにする。(お店は、午前の閉店時間が終わってしまったため、買い物ができませんでした。)

  • Latour De Carol行きの列車は、バルセロナから出ている。日に数本しかない。Latour De Carolへ行くのは、翌日、トゥールーズに早く着くためである。<br />車中の景色は増々美しくなって、遠くに見えていた山々が近付いてきた。Latour De Carolのホームからの景色も美しく、空気も澄んで気持ちがいい。<br />今日はここに宿泊するのである。<br />駅の窓口で、翌日のトゥールーズ行きの列車の時間を確認し、念のため時刻表ももらう。外に出ると、店もなければ、ホテルの看板もない。丘の斜面には住宅地が見えるのだが。<br />もう一度駅の窓口に戻り、この村にホテルはあるか聞いてみた。答えは、<br />「1番線よ。」<br />あ〜、言葉が通じなかった。明日の列車のホームを聞いたのだと思ったのだろう。<br />私は再び、同じように、今の質問を繰り返した。<br />「ホテルはどこですか?」<br />すると、とても感じ良い笑顔で、ふたたび<br />「1番線よ。」<br />あ〜、だめだ!もう仕方ない。一番線に行かなきゃこの人に悪い!仕方なく荷物を持って一番線に出てみた。すると、なんと本当にホテルの看板が出ているではないか!<br />この一番線には、カフェ、奥にはレストラン、そのまた奥に、ホテルがあったのだ。<br />カフェのお姉さんの聞くと、このカフェが受付らしい。お姉さんは、さすがに国境駅のため、スペイン語が話せる。フランスでは、言葉に苦労するのだが、ここでは助かった。<br />ついでに、この辺りのお店はどこにあるか聞くと、となりのPUIGCERDAまで行かなくてはならないと言う。調べてもらうと、あと一往復できる列車がある。<br />私たちが今そこから来たとは知らないので、列車の乗り方、町の歩き方、(ケーブルカーで登るとか)こと細かに親切に教えてくれる。<br />入り口は8時半で閉まるということで、鍵を二つもらい、部屋に行く。<br /><br />部屋は、真っ暗だったが、窓を開けてみると、こんなに明るい部屋はないというくらい、日当たりがいい。そしてすぐ下は、一番線の屋根。つまりプラットホーム。<br />駅のホテルに泊まるなんて芸がないと思っていたが、これはおもしろい。列車もめったに来ないから、静かだし、時々ホームからアナウンスが聞こえる。何よりも明日の朝、すぐに列車に乗れるのがうれしい。<br /><br />さあ、PUIGCERDAに買い出しだ。時間にして隣の国までの所要時間は5分くらいだろうか。<br />もうお別れだと思っていたスペインの地に戻ってきた!<br />さっきはレストランしか行けなかったPUIGCERDAだが、今度は少し見てまわれる。また、お店も開店して、少し買い物もできるかもしれない。<br />再びエレベーターに乗り、ケーブルカーに乗って町の中心へ。<br />特に見るべきものはないが、お店を見ているだけで楽しい。買うものもなかったので、少し食料を買うことにした。思えばまだ、今回は生ハムを食べていなかったのである。肉屋さんで生ハムとチーズを買った。私はスペインのチーズが大好きだ。<br />果物なども買い、今夜は軽く部屋で食べることにした。<br />

    Latour De Carol行きの列車は、バルセロナから出ている。日に数本しかない。Latour De Carolへ行くのは、翌日、トゥールーズに早く着くためである。
    車中の景色は増々美しくなって、遠くに見えていた山々が近付いてきた。Latour De Carolのホームからの景色も美しく、空気も澄んで気持ちがいい。
    今日はここに宿泊するのである。
    駅の窓口で、翌日のトゥールーズ行きの列車の時間を確認し、念のため時刻表ももらう。外に出ると、店もなければ、ホテルの看板もない。丘の斜面には住宅地が見えるのだが。
    もう一度駅の窓口に戻り、この村にホテルはあるか聞いてみた。答えは、
    「1番線よ。」
    あ〜、言葉が通じなかった。明日の列車のホームを聞いたのだと思ったのだろう。
    私は再び、同じように、今の質問を繰り返した。
    「ホテルはどこですか?」
    すると、とても感じ良い笑顔で、ふたたび
    「1番線よ。」
    あ〜、だめだ!もう仕方ない。一番線に行かなきゃこの人に悪い!仕方なく荷物を持って一番線に出てみた。すると、なんと本当にホテルの看板が出ているではないか!
    この一番線には、カフェ、奥にはレストラン、そのまた奥に、ホテルがあったのだ。
    カフェのお姉さんの聞くと、このカフェが受付らしい。お姉さんは、さすがに国境駅のため、スペイン語が話せる。フランスでは、言葉に苦労するのだが、ここでは助かった。
    ついでに、この辺りのお店はどこにあるか聞くと、となりのPUIGCERDAまで行かなくてはならないと言う。調べてもらうと、あと一往復できる列車がある。
    私たちが今そこから来たとは知らないので、列車の乗り方、町の歩き方、(ケーブルカーで登るとか)こと細かに親切に教えてくれる。
    入り口は8時半で閉まるということで、鍵を二つもらい、部屋に行く。

    部屋は、真っ暗だったが、窓を開けてみると、こんなに明るい部屋はないというくらい、日当たりがいい。そしてすぐ下は、一番線の屋根。つまりプラットホーム。
    駅のホテルに泊まるなんて芸がないと思っていたが、これはおもしろい。列車もめったに来ないから、静かだし、時々ホームからアナウンスが聞こえる。何よりも明日の朝、すぐに列車に乗れるのがうれしい。

    さあ、PUIGCERDAに買い出しだ。時間にして隣の国までの所要時間は5分くらいだろうか。
    もうお別れだと思っていたスペインの地に戻ってきた!
    さっきはレストランしか行けなかったPUIGCERDAだが、今度は少し見てまわれる。また、お店も開店して、少し買い物もできるかもしれない。
    再びエレベーターに乗り、ケーブルカーに乗って町の中心へ。
    特に見るべきものはないが、お店を見ているだけで楽しい。買うものもなかったので、少し食料を買うことにした。思えばまだ、今回は生ハムを食べていなかったのである。肉屋さんで生ハムとチーズを買った。私はスペインのチーズが大好きだ。
    果物なども買い、今夜は軽く部屋で食べることにした。

  • Latour De Carolに着くと、まだ明るいのだが、白いものが舞っている。雪だ。<br />この駅をおりて探索してみようと思っていたが、これでは早く部屋で休んだ方が良さそうだ。<br />ホテルの入り口に入ろうとすると、カフェの奥からさっきの女性がこちらを見て、手を振ってくれている。最終列車(と言っても、まだ19時)に乗ってくるはずの我々を、気づかっていてくれたのだろう。

    Latour De Carolに着くと、まだ明るいのだが、白いものが舞っている。雪だ。
    この駅をおりて探索してみようと思っていたが、これでは早く部屋で休んだ方が良さそうだ。
    ホテルの入り口に入ろうとすると、カフェの奥からさっきの女性がこちらを見て、手を振ってくれている。最終列車(と言っても、まだ19時)に乗ってくるはずの我々を、気づかっていてくれたのだろう。

  • Latour De Carol駅。一番線ホーム。ここにホテルが。

    Latour De Carol駅。一番線ホーム。ここにホテルが。

  • 駅ホテルの部屋から見た風景。ホームの屋根が・・・。

    駅ホテルの部屋から見た風景。ホームの屋根が・・・。

  • 駅ホテルの部屋から見た風景。<br /><br />

    駅ホテルの部屋から見た風景。

  • 駅ホテルを表から。

    駅ホテルを表から。

  • ←駅前は、こんな感じです。インフォメーションはあるようでしたが、今は閉まっていました。地図を見たら、ホテルやレストランもあるようでしたが・・・。<br /><br /><br />Latour De Carolに着くと、まだ明るいのだが、白いものが舞っている。雪だ。<br />この駅をおりて探索してみようと思っていたが、これでは早く部屋で休んだ方が良さそうだ。<br />ホテルの入り口に入ろうとすると、カフェの奥からさっきの女性がこちらを見て、手を振ってくれている。最終列車(と言っても、まだ19時)に乗ってくるはずの我々を、気づかっていてくれたのだろう。

    ←駅前は、こんな感じです。インフォメーションはあるようでしたが、今は閉まっていました。地図を見たら、ホテルやレストランもあるようでしたが・・・。


    Latour De Carolに着くと、まだ明るいのだが、白いものが舞っている。雪だ。
    この駅をおりて探索してみようと思っていたが、これでは早く部屋で休んだ方が良さそうだ。
    ホテルの入り口に入ろうとすると、カフェの奥からさっきの女性がこちらを見て、手を振ってくれている。最終列車(と言っても、まだ19時)に乗ってくるはずの我々を、気づかっていてくれたのだろう。

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