2005/04/15 - 2005/04/22
294位(同エリア343件中)
はごいたさん
ワインを飲んで、エステをして。すっかり「ふぬけ」になった1週間。ボルドーでのんびりとしてきました。ぶどう畑が広がる田園は思いのほか、素晴らしいリゾートでもありました。
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ぶどう畑にたたずむコーダリー。シャトーを改造して造られたホテルです。世界にここでしかないというヴィノセラピーが有名。庭にはオブジェがたくさんあって、池には白鳥と雰囲気は素晴らしい。
でも…。さすがというか、結局はフランス人のすること。何かとトラブルも続出したのです。でも、到着したときはそんなことは思いもせず、ただただ「うわあ、すてき!」
http://www.sources-caudalie.com/us/sommaire.html -
ヴィノセラピーの施設、プールです。温水プールで、所々にジャグジーの機能がついていて、ここで、まず体を温めます。
セラピーは日本でも売られているコーダリーの化粧品をふんだんにつかっていました。さすがに贅沢な気持ち。消防ホースのような強い水で体をほぐし、グレープシードとオイルの入ったジェットバスの激流に。その後、ワインと蜂蜜、それからお砂糖で全身パック。最後にはオイルマッサージで仕上げます。
それぞれは15分ほどですが、合間がかなりあって、プールにつかったり、ハーブディーをいただいたり。ひとつひとつのセラピーを終えるごとに、ふにゃふにゃ、よろよろになっていく自分が分かります。 -
コーダリの室内。「ナビゲーター」という名前が付けられています。船乗りをイメージしたお部屋で、ブルーを貴重に、アジアの家具が置かれていました。
船乗りがボルドーの港から世界中を航海したというイメージなんでしょう。決して広くはないけれど、落ち着けます。バスルームも広くて、シャワーブースは別。贅沢です。 -
部屋はベランダ付き。そのままお庭に出られます。これはコーダリーのシンボルのようなオブジェ。後ろの池、白鳥が2羽いました。このほかにも、クジャクがいたりして、手がかかっています。
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池のそばにはワニのオブジェ。奥はショートコースです。でも、誰かがプレーをした痕跡はなし。
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コーダリーのメーンダイニングでの朝ごはん。ぴしっとしたクロスで、さすがに一つ星レストランだなと思いました。ここで、ランチのはずだったのに…と思うと少し残念
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鴨の大きな固まりを焼いたメーンのお料理。付け合わせはニンジンのフラン。まずまず。でも、本来はもっともっときちんとしたメニューだったはずだった。
本当はスミス・オー・ラフィットのシャトーのゲストルームでランチだった。ところが、予約の日付を間違えて、前日に準備をして待っていたという。ホテル側は私たちが悪いという。だけど、ちゃんと予約の確認書には日付も入っていて、受け入れ側のミスなのだ。相手はホテルの1つ星レストランを提案して、私たちも受け入れた。ところが、こっちも実際にはパーティが入っていて、私たちの席はなし。結局、ビストロでランチということになってしまった。ワインはたっぷりと出てきたけれど、ちょっとねえ。150ユーロも出して、ビストロ料理はないでしょう??
このホテルは、予約だとか対応がとてもとてもいいかげん。環境がいいだけに残念です。 -
表紙のウサギが跳ねているシャトー。スミス・オー・ラフィット。とにかくここは成金シャトーとして有名のようだ。かつての有名スキー選手がオーナーで、ものすごいお金をつぎ込んでいるという。なんと、ワインを熟成させるオーク樽まで、職人を雇って敷地の中で作っている。「こんなところは、クリュグぐらいよ」とはワイン通の言葉。地元の人にも愛されていないんだそうな。だけど、とてもきれいなシャトーだし、訪問するにはちょうどいいかもしれません。
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スミス・オーラフィットでの試飲コーナー。
とてもたくさんのグラスが並んでいて、ゲストが多いのが分かります。
これは、樽がならぶカーブのなか。地下にあります。ものすごく広いので、おどろいていたら、長さ70メートルもあるんだそうです。これはボルドーで最長、だとか。 -
地味〜な写真ですが、これがワイン好きには大事なところだそうです。
真ん中で色が変わっているの、分かりますか?手前は白くて、奥は黒くなっている。手前はシャトー・ラトゥールの畑で、奥の黒い方は確か、ピション・バロン。
要するに、手入れの差なんだそうです。白く石が多い畑はお日さまが当たるとそれが反射して、ぶどうの木にあたり、成育も良くなるし、ぶどうの実もお日さまをたくさん浴びて、よく熟すのだそうです。
隣の畑だから、おいしいですよ、というのは当たらないとのこと。なるほどね、と思いました。 -
2泊目はコルディアン・バージュ。こちらはシャトー・ランシュバージュのお隣にあるシャトーホテル。もう一つのハイライトはここでのディナー。だって2つ星。しかも、シェフは一緒に出掛けた料理の先生のお友達。期待が高まりました。
こちらは、お部屋。コンパクトだけれど、シックで落ち着きます。 -
お食事は4時間以上、お皿にして10皿を超えました。ワインは5本。完食したし、ワインも全部飲んで、もちろんおいしかったし、手の込んだ料理はおもしろかったけど、つかれました。
これはメインの羊料理。ボルドーは羊が名物で、しかも、生まれたばかりのお乳しか飲んでない赤ちゃんが有名。これもその赤ちゃん羊のお料理で、いろいろな部位が盛り合わせてあります。ミルク羊は柔らかく、とろける味わい。ソーセージ仕立てになっているのが特にお気に入り。 -
イカスミの手打ちパスタ。ズッキーニをパスタのように細く仕上げて、一緒に盛り合わせています。ソースはクリーム。
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3皿のデザートのうちの一品。アイスクリームが挟んである板状のもの。これはナスです。ナスを薄く切ってぱりぱりに乾燥させて、粉砂糖を振ったもの。確かにナスの味がしました。シェフのスペシャリテだそうです。
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