リアルタイム旅行記　南米放浪２人旅▼～第52便 商売上手のオタバロ族

2005/04/01 - 2005/04/02

エクアドルの首都キトへ向かう途中、インディヘナ（先住民）の村へ立ち寄った。
ここで開かれる土曜市に興味があった。

ガイドブックによると
「伝統衣装に身を包んでいながらも、ここでは時代に取り残されたインディヘナのイメージは当てはまらない。ヨーロッパまで商売に出掛ける人達もいる。」
とのこと。

確かにインディヘナに、商売上手なイメージはない。
値切ったりすると、お釣りが無いと売ってくれなかったり、
一山いくらの果物を一個売って下さい言っただけで、キレられた事もある。みんながそうじゃありませんけど。

サキシリはキトの南にある小さな町。
ここで開かれる「木曜市」で、牛の屠殺が見られるというので行ってみた。

そこはエクアドルとは思えないくらい効率的な「牛肉工場」だった。
完全分業制のラインはすごい速さで
牛→牛の死体→牛肉
と変えていく。

僕の情報では、ほのぼのと野原で一頭づつ解体していくと聞いてたのだが
それは過去の話。この町ではもうそんなのんびりしたことはやらないだろう。

見学は...やりにくいが好意的な人とうざそうな人が半々くらい。
忙しく働いているので申し訳ない気持になるが、結構見ごたえある。

世界ヘンテコ旅行記　→　www.hentabi.com

エリア その他の都市(エクアドル)

市の日は街中に露店が立つ。
その数はおびただしく、町の原型が分からなくなるほどだ。お土産物、生活雑貨、食品なんでも売っている。

オタバロ族のスタイル
金のネックレスに紺色の服

豚の丸焼き

TVなどの影響もあり、年頃の若者はやっぱり流行ファッション。この衣装もいずれは減ってしまうのだろうか？