韓国2004　世界遺産巡り5日間・石窟庵/仏國寺/宗廟　☆韓国高速鉄道（KTX）釜山⇒ソウル

2004/08/24 - 2004/08/29

【韓国夫婦ゆとりの旅５日間】に参加しました。韓国が誇る世界遺産?石窟庵と仏國寺?八萬大蔵経を納めた伽耶山海印寺?宗廟?昌徳宮を観光し、超高速列車ＫＴＸに乗車がポイントのコースです。

韓国高速鉄道（英: Korea Train eXpress, KTX）は、大韓民国（韓国）の高速鉄道システムである。フランスのTGVの技術を全面的に導入しており、営業運転での最高速度は305km/hである。
2004年4月1日に京釜高速線の暫定開業とともに運行を開始した。
2010年11月1日、東大邱 - 釜山間の高速線開業により、ソウル - 釜山間の京釜高速線がほぼ完成し、最速列車の所要時間が2時間18分となった。2017年12月22日には、2018年平昌オリンピック・パラリンピックに合わせて建設された京江線の開通とともに、ソウルから平昌・江陵方面に直通する系統（江陵線）も新設された。
「韓国高速鉄道」に正式名称が決められた。ただし、一般には列車等級（ブランド名）である「KTX」の呼称が定着している。
（フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より引用）

エリア 韓国

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扶余山城の山門。華やかな色彩文様がいかにも韓国の特徴だ。百済は、武寧王のころ中興を果たし、その子聖明王は、538年さらに南の現在の扶余に遷都した。　その百済の栄華も、660年新羅と唐の連合軍が襲われて、サビの都はあっけなく落ちる。百済時代終焉の跡地。　

扶余羅城 史跡・遺跡

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三忠寺（サムチュンサ）。百日紅の花が満開だ。百済の3人の忠臣（階伯、成忠、興首）を祭るために建てられた。

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百花亭。白馬江に面した絶壁の上に六画形の亭が美しく建っている。　落城に際して、新羅・唐連合軍の攻撃に、百済の宮女たちは、敵に辱めを受けるよりはと白馬江に身を投げ、そのチョゴリの舞う姿は花が散るようであったと言う伝説が・・。その飛び降りた断崖を「落花岩」、そして、その上に建てられた亭が「百花亭」と名づけられた。

扶余官北里百済遺跡 史跡・遺跡

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皐蘭寺の下の船着場から、遊覧船に乗った。
　白馬江は錦江の下流に当たり、川幅が広く、悠々と流れている。　百済の文化の源となり、そしてその最後を見守った歴史の川。　見上げると、落花岩がそそり立ち、山麓の皐蘭寺を緑が包んでいる。

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伽耶山海印寺の山門。参道を徒歩で20分ほど登って行って最初に出会う寺の建物が、この小さな山門だ。
ヘインサ(海印寺)は慶尚南道の山深い所にある。完全に世俗から隔離されており、素晴らしい環境を維持している。802年に創建。1995年に世界遺産に登録された。
　

一柱門 海印寺 史跡・遺跡

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八万大蔵経の板木。　膨大な板木はこのような棚に納められている。温度や湿度を調整する為に通路を充分に取り、床は三和土になっていた。　この板木は、高宗の命で作り始められ(復刻)、1251年に江華島で完成し、1398年にヘインサ(海印寺)へ納められた。

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佛國寺の仁王像。カラフルで迫力がある。

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佛国寺は吐含山南西麓に建立された寺刹。751年着工、774年に堂宇が完成。完成当時には80棟余りの建物があったとされるが、1592年文禄の役にて建物は焼失。現在見ることの出来る建物は1970年以降に国が実施した復元工事によるものである。

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国宝の石塔。巨大なもので聳え立つ。　751年、吐含山西側の山麓に建造された。新羅人の描いた仏教の世界を地上に移し法華経を拠り所として阿弥陀様を崇拝し極楽世界を創りあげた。
仏国寺内の重要文化財には、タボ搭、釈迦搭、青雲橋、白雲橋や阿弥陀如来座像など数多くの国宝に指定された文化財がある。ユネスコ世界遺産登録。

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石窟庵の前。佛国寺の背後にある吐含山中腹に造営された人工の石窟で、7755年頃に完成したと考えられている。石窟の平面形態は前方後円形を呈している。石窟は、個々に作り上げた部材を組み上げ構築したものである。前室は奥行き4,8m、幅6,8mの長方形、主室は直径7,2mの円形を呈し天井は円くドームをなしている

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石窟庵からの展望

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天馬塚（チョンマチョン）。
大陵苑は広大な敷地に23基の古墳が並ぶ。古墳群の規模としては慶州一。もっとも有名な古墳がこの天馬塚。天馬塚という名前はこの古墳から天馬を描いた馬の泥よけが出土したことに由来する。

大陵苑 (天馬塚) 広場・公園

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天馬塚からは、黄金の冠や腰帯、装飾品など絢爛豪華な遺物も数多く出土している。

大陵苑 (天馬塚) 広場・公園

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釜山（プサン）の港展望。釜山港は1876年の開港以来、国際貿易港として発展してきた韓国最大の港で、日本とも古くから密接に関わり合ってきた。
温暖な気候と風光明媚な自然環境に恵まれた観光都市としても知られる。

釜山港国際旅客ターミナル観光案内所 散歩・街歩き

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韓国の新幹線『KTX』の開通に合わせて、ガラス張りの近代的駅舎に生まれ変わった釜山駅。KTXの利用客も好調で多くの人が行き来する。

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ＫＴＸ先頭部。流線形に韓国的な特徴を加えて柔らかい曲線にしている。車体表面をなめらかに設計することで空気抵抗を最小化した。 高速鉄道車両には客車と客車の間に一台の台車のみがついている関節型台車タイプになっている。

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KTXは1編成(1台・388 m )当たり動力車2両、動力客車2両、客車16両の合計20両からなっている。 最高 300km/hまで6分8秒で加速できる性能を誇るという.

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1等車（特室）は、1列当たり3席で1編成で127席ある。
一般室-1列当たり4席(808席)
総座席-1編成当たり935席

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宗廟（チョンミョ）
李氏朝鮮の国王と王族を祀る廟。毎年5月の第１日曜日には大祭が行われる。

宗廟 寺院・教会

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朝鮮王朝時代の衛兵の格好をしたひとびとが現れ、門衛の儀式を再現している。

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景福宮。1395年に建てられた朝鮮王朝の王宮。日本占領時代に多くの宮殿が撤去されてしまった。1990年から殿閣の再建が行われ、往時の姿を取り戻しつつある。
光化門（クァンファムン）
世宗路の突き当たりに建つ、純韓国様式の楼門。景福宮の正門である。３つの入口の中央が王と王妃、東が文官、西が武官の通り道と決められていた。 1969年に、元の場所に復原された。

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空港へ向かうバスの中から、汝矣島（ヨイド）にある「韓国国会議事堂」を見る。朝焼けが美しい。この旅で韓国が好きになれたようだ。

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この旅行記へのコメント （2）

• revelstokeさん 2005/12/04 15:40:09

  詳しい説明

  ＜初めまして＞電車の説明が、マニアのようにくわしいですね。感心しました。自分も１００冊目指してがんばります。行くところ行くところ、建物ばかりですね、首尾一貫していて気持ちがいいです。では。

  マキタンさん からの返信 2005/12/04 18:25:19

  RE: 詳しい説明・・ありがとう

  revelstokeさん 書き込みありがとう。「電車の説明が、マニアのようにくわしいですね。」といわれて、何のことと思ったくらいです。ただ、新幹線を超える？ＫＴＸには興味があり、書籍やＨＰ上で調べました。事前にわかることが多いと、旅の興趣も一層増していくものですね。
  このごろはコメントをのせる余裕がなくなってきましたが、書き込みや投票があると、役に立つ情報を載せていきたいともおもいます。
  近場のハイキング等を楽しんでいます。また。お立ち寄りください。