チュニジアの旅【５】　イスラムの聖地ケロアン

2005/01/09 - 2005/01/09

ケロアンは７世紀にウマイヤ朝のアラブ化政策で築かれた北アフリカに於けるイスラム発祥の地。１１世紀にチュニスに首都が移るまでアラブ王朝の首都として繁栄した。現在もイスラムの世界ではメッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第４の聖都だと言われている。
ケロアンではアグラブ朝時代に造られたアフリカ最古のグランド・モスクや城壁に囲まれたメディナが現在も生きている。その中でも９世紀に当時の世界最高技術を駆使した貯水池が造られ、現在もケロアン市民の重要な水源となっていることは興味深い。アグラブ朝の貯水池はケロアンの街の繁栄ぶりと技術の高さの一端を知ることができる世界遺産だ。
（写真はアグラブ朝の貯水池）

エリア ケロアン(チュニジア)

ケロアンのアグラブ朝貯水池。

チュニジア　ケロアンのメディナ。

ケロアンの夕暮れ。

ケロアン　グランドモスクの柱。

グランド・モスクの内部。

グランド・モスクの内部。

ケロアン近郊の遺跡。

ケロアン近郊の遺跡。