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6年ぶりくらいと思ってよくよくパスポートをみてみると、<br />実は、9年ぶり3回目の韓国だった。<br />私の、韓国体験のきっかけは、なんと言っても72年の高松塚古墳壁画の発見から。<br />これで、人生が大きく変わった。<br />考古学者志望から、今では、代議士秘書をやっているのだから。<br /><br />さて、第1回旅行は、学生時代(実はこのときすでに大学をスピンアウトしていた)、<br />金大中事件の雰囲気(と言っても事件から半年後)が残る韓国。<br />友人と二人、1974年2月の終わりから3週間滞在した(ソウル、釜山、慶州、順天、温陽等)。<br />2回目は、一人旅、1996年秋、3泊4日(江華島、天安、ソウル)。<br /><br />今回は、秘書会20名余りでの「研修旅行」2泊3日である。<br />主目的は、韓国国会訪問・交流である。<br />しかし、1月の韓国は寒かった。そして、確かに豊かになった。<br />だが、本当に豊かな国になれるかは、統一後の状況に左右される。<br />今の豊かさは、見かけだけのものかも知れない。<br />韓国人はそれを分かっていると、わたしは思っているが。<br /><br />1月8日<br />1日目は、インチョン国際空港から、直接、ロッテホテル・ソウルへ。<br />プールがあるので一泳ぎと思ったが、時間切れで果たせず。<br />焼き肉屋で、夕食。<br />ぺ・ヨンジュン主演『スキャンダル』に出演した、<br />チャン・ドヨン(女優)の話で盛り上がる。<br />チャン・ドヨンは、『わが心のオルガン』という映画もいいらしい。<br />1973年生まれ。決して美人ではないが、存在感がある。<br />それにしても、韓国映画は百花斉放である。<br />あの光州事件から、わずか25年、韓国人が言いたいことが山ほどある、<br />ということが映画のテーマをみてもよく分かる。<br />「冬ソナ」は、日本の加藤諦三の「高校生日記」だ。<br />政治的には、植民地時代の「清算」も、冷戦、軍事政権のために<br />出来なかったのだから。<br />いま、いわゆる「親日派法」の形で「清算」をするのだろう。<br /><br />店に来る途中、わがバスの「神風」運転手が、「強引」な割り込みをした<br />(あるいはされたか、定かではないが)、ともかく路線バスのミラーと接触。<br />後尾のガラスにひびがはいるが、運転技士(と韓国ではいう)は無頓着。<br />相手の技士が追いかけて来ても、へっちゃら。<br />破損箇所を見に行きもしない。<br />韓国ではこうでなくちゃ。75年当時とこの点は何ら変わりなし。<br />「韓国は一つの哲学である」、多少豊かになっても、変わりはしない。<br /><br />酒は、焼酎では、百歳酒というのが、やさしい酒で、口にあう。<br />買って帰ることにする。(慶州の法酒も土産にした)<br />この日は、まっすぐホテルに帰る。<br />夜、TVを観ると、「冬ソナ」の再放送をやっている。<br />もともと、映画アニメの枠で、声優たちから、枠をなくすのかと、<br />抗議がでているという(帰国して、この話を調べてみると、視聴率は<br />非常によかったという。日本で大人気で、溜飲を下げて観た韓国人も<br />多かっただろう)。<br /><br />1月9日<br />翌日は7:30発で、午前中、非武装地帯の、臨津江(イムジン河、写真は京義線の鉄橋。再建された)、都羅山展望台(写真、分断の終わり、統一の始まりと書いてある。写真の文字はその一部)、地下第3トンネル(写真)へ行く。<br />75年に、板門店には行ったが、ここは初めて。(板門店まで8キロくらい)<br />京義線は、都羅山駅(写真)まで、3往復走っているという。<br />1月22日封切りで井筒和幸監督の『パッチギ』という映画がある。<br />これは、名曲『イムジン河』を、めぐる話が、一つの横糸になっている。<br /><br />とても、国境地帯とは思えないくらい、土産物屋も賑わっているし、遊園地もある。<br />ただし、地下第3トンネルへは、非武装地帯地下へはいるので、パスポートが必要だった。<br /><br />都羅山駅で、マンドゥ(餃子)を食べる(8コで3000ウォン、日本円で300円位)。<br />美味かったが、この旅行で食べたマンドゥは、これだけだった。<br />都羅山から、ソウル市内へ戻る。戻りの臨津江沿いは、すべて有刺鉄線。<br />ここが、「最前線」という事実は厳然としている。<br />因みに、都羅山展望台の土産の目玉は、10センチほどの錆びた有刺鉄線である。<br /><br />市内、仁寺洞で散策、昼食。<br />路地をはいった所の店で食べる。日本語表記はあるが、客は皆韓国人。<br />オサムプルコギ(イカと豚肉を唐辛子味噌で炒める)、貝のスープ、チヂミ、キムチチゲ、<br />焼酎2本、4人で53000ウォン。<br />安くて美味かった。<br /><br />昼食後、戦争博物館へ。<br />朝鮮戦争の歴史を、展示した所。かなり詳細な展示である。<br />外には、朝鮮戦争で使用された、戦車、戦闘機、爆撃機が展示されている。<br />このような博物館が、その用を終える日が来ることを願わずにはいられない。<br /><br />その後、ソウルタワーへ。<br />75年にすでに半分完成していた。公園に因んで、南山タワーと呼ばれていた。<br />夕食は、韓定食。韓国料理のフルコースといったところである。<br />夜、明洞にでてみるが、さすが冷え込み、早々にホテルに帰る。<br />(ホテルで、チョ・ナンカンを見かけた)<br />2日目にして、ようやく韓国慣れした感じがする。<br /><br />1月10日<br />3日目、韓国国会訪問。議事堂(写真)は、75年完成。<br />本会議場を観た後、議員会館を訪ねる(一院制で議員は299名)。<br />部屋は日本の議員会館の2倍はある(秘書は、それぞれ職務により、名称も異なるが<br />6名)。<br />新聞記者出身のM議員の部屋におじゃまする。<br />スケジュールの都合で、話は出来ず、トップの秘書官(女性)と簡単な話をするのみ。<br />もの足らない感じで、国会を後にした。<br /><br />今回は、短い日程の団体旅行で、ほとんど個人行動が出来ず、地下鉄にも乗れなかった。<br />次回は、4泊5日くらいで、もっと韓国語をしっかり出来るようにして、<br />来たいと思う。<br /><br />今後のアジア関係は、なんと言っても日中韓。<br />なかでも、統一された「韓国」との関係は、平和でかつ安定したものにしなくては<br />ならないだろう。<br />韓国は、常にウォッチしておくことが大切だ。<br /><br />無駄話?―コンビニ<br />セブンイレブンとファミリーマートが目立つ。<br />もちろん、韓国資本のLG25等もある。<br />おかしいのは、ホテルの飲み物が高いので、近くのコンビニに行ったところ<br />セブンイレブンは、混み合い、LG25は一人もいない。<br />セブンにはいってみると、日本人ばかり。置いている品物は同じなのに、<br />やはり安心感があるのでしょうね。<br /><br />無駄話?―「何気に」の使い方<br />最近、個人的に気分が悪いのは、「何気なく」という使い方でなく、<br />「なにげに」・・、という言葉の使い方をする人が多いこと。<br />秘書の皆さんも、あまり年齢に関係なく使っておられるようですが、<br />「なにげなく」という使い方が正しいし、「なにげに・・する」という<br />使い方はしません。<br />私が「なにげ」を使うときは、<br />あなたの髪は「何毛」ですか、カツラですか。<br />あるいは、髪の色を聞くときかな。<br />「赤毛ですか、何毛ですか」。<br />

9年ぶりの韓国

3いいね!

2005/01/08 - 2005/01/10

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尾瀬リピーター

尾瀬リピーターさん

6年ぶりくらいと思ってよくよくパスポートをみてみると、
実は、9年ぶり3回目の韓国だった。
私の、韓国体験のきっかけは、なんと言っても72年の高松塚古墳壁画の発見から。
これで、人生が大きく変わった。
考古学者志望から、今では、代議士秘書をやっているのだから。

さて、第1回旅行は、学生時代(実はこのときすでに大学をスピンアウトしていた)、
金大中事件の雰囲気(と言っても事件から半年後)が残る韓国。
友人と二人、1974年2月の終わりから3週間滞在した(ソウル、釜山、慶州、順天、温陽等)。
2回目は、一人旅、1996年秋、3泊4日(江華島、天安、ソウル)。

今回は、秘書会20名余りでの「研修旅行」2泊3日である。
主目的は、韓国国会訪問・交流である。
しかし、1月の韓国は寒かった。そして、確かに豊かになった。
だが、本当に豊かな国になれるかは、統一後の状況に左右される。
今の豊かさは、見かけだけのものかも知れない。
韓国人はそれを分かっていると、わたしは思っているが。

1月8日
1日目は、インチョン国際空港から、直接、ロッテホテル・ソウルへ。
プールがあるので一泳ぎと思ったが、時間切れで果たせず。
焼き肉屋で、夕食。
ぺ・ヨンジュン主演『スキャンダル』に出演した、
チャン・ドヨン(女優)の話で盛り上がる。
チャン・ドヨンは、『わが心のオルガン』という映画もいいらしい。
1973年生まれ。決して美人ではないが、存在感がある。
それにしても、韓国映画は百花斉放である。
あの光州事件から、わずか25年、韓国人が言いたいことが山ほどある、
ということが映画のテーマをみてもよく分かる。
「冬ソナ」は、日本の加藤諦三の「高校生日記」だ。
政治的には、植民地時代の「清算」も、冷戦、軍事政権のために
出来なかったのだから。
いま、いわゆる「親日派法」の形で「清算」をするのだろう。

店に来る途中、わがバスの「神風」運転手が、「強引」な割り込みをした
(あるいはされたか、定かではないが)、ともかく路線バスのミラーと接触。
後尾のガラスにひびがはいるが、運転技士(と韓国ではいう)は無頓着。
相手の技士が追いかけて来ても、へっちゃら。
破損箇所を見に行きもしない。
韓国ではこうでなくちゃ。75年当時とこの点は何ら変わりなし。
「韓国は一つの哲学である」、多少豊かになっても、変わりはしない。

酒は、焼酎では、百歳酒というのが、やさしい酒で、口にあう。
買って帰ることにする。(慶州の法酒も土産にした)
この日は、まっすぐホテルに帰る。
夜、TVを観ると、「冬ソナ」の再放送をやっている。
もともと、映画アニメの枠で、声優たちから、枠をなくすのかと、
抗議がでているという(帰国して、この話を調べてみると、視聴率は
非常によかったという。日本で大人気で、溜飲を下げて観た韓国人も
多かっただろう)。

1月9日
翌日は7:30発で、午前中、非武装地帯の、臨津江(イムジン河、写真は京義線の鉄橋。再建された)、都羅山展望台(写真、分断の終わり、統一の始まりと書いてある。写真の文字はその一部)、地下第3トンネル(写真)へ行く。
75年に、板門店には行ったが、ここは初めて。(板門店まで8キロくらい)
京義線は、都羅山駅(写真)まで、3往復走っているという。
1月22日封切りで井筒和幸監督の『パッチギ』という映画がある。
これは、名曲『イムジン河』を、めぐる話が、一つの横糸になっている。

とても、国境地帯とは思えないくらい、土産物屋も賑わっているし、遊園地もある。
ただし、地下第3トンネルへは、非武装地帯地下へはいるので、パスポートが必要だった。

都羅山駅で、マンドゥ(餃子)を食べる(8コで3000ウォン、日本円で300円位)。
美味かったが、この旅行で食べたマンドゥは、これだけだった。
都羅山から、ソウル市内へ戻る。戻りの臨津江沿いは、すべて有刺鉄線。
ここが、「最前線」という事実は厳然としている。
因みに、都羅山展望台の土産の目玉は、10センチほどの錆びた有刺鉄線である。

市内、仁寺洞で散策、昼食。
路地をはいった所の店で食べる。日本語表記はあるが、客は皆韓国人。
オサムプルコギ(イカと豚肉を唐辛子味噌で炒める)、貝のスープ、チヂミ、キムチチゲ、
焼酎2本、4人で53000ウォン。
安くて美味かった。

昼食後、戦争博物館へ。
朝鮮戦争の歴史を、展示した所。かなり詳細な展示である。
外には、朝鮮戦争で使用された、戦車、戦闘機、爆撃機が展示されている。
このような博物館が、その用を終える日が来ることを願わずにはいられない。

その後、ソウルタワーへ。
75年にすでに半分完成していた。公園に因んで、南山タワーと呼ばれていた。
夕食は、韓定食。韓国料理のフルコースといったところである。
夜、明洞にでてみるが、さすが冷え込み、早々にホテルに帰る。
(ホテルで、チョ・ナンカンを見かけた)
2日目にして、ようやく韓国慣れした感じがする。

1月10日
3日目、韓国国会訪問。議事堂(写真)は、75年完成。
本会議場を観た後、議員会館を訪ねる(一院制で議員は299名)。
部屋は日本の議員会館の2倍はある(秘書は、それぞれ職務により、名称も異なるが
6名)。
新聞記者出身のM議員の部屋におじゃまする。
スケジュールの都合で、話は出来ず、トップの秘書官(女性)と簡単な話をするのみ。
もの足らない感じで、国会を後にした。

今回は、短い日程の団体旅行で、ほとんど個人行動が出来ず、地下鉄にも乗れなかった。
次回は、4泊5日くらいで、もっと韓国語をしっかり出来るようにして、
来たいと思う。

今後のアジア関係は、なんと言っても日中韓。
なかでも、統一された「韓国」との関係は、平和でかつ安定したものにしなくては
ならないだろう。
韓国は、常にウォッチしておくことが大切だ。

無駄話?―コンビニ
セブンイレブンとファミリーマートが目立つ。
もちろん、韓国資本のLG25等もある。
おかしいのは、ホテルの飲み物が高いので、近くのコンビニに行ったところ
セブンイレブンは、混み合い、LG25は一人もいない。
セブンにはいってみると、日本人ばかり。置いている品物は同じなのに、
やはり安心感があるのでしょうね。

無駄話?―「何気に」の使い方
最近、個人的に気分が悪いのは、「何気なく」という使い方でなく、
「なにげに」・・、という言葉の使い方をする人が多いこと。
秘書の皆さんも、あまり年齢に関係なく使っておられるようですが、
「なにげなく」という使い方が正しいし、「なにげに・・する」という
使い方はしません。
私が「なにげ」を使うときは、
あなたの髪は「何毛」ですか、カツラですか。
あるいは、髪の色を聞くときかな。
「赤毛ですか、何毛ですか」。

  • <br />これは70年代前半に発見された、北の掘った<br />地下トンネルの入口。300Mまで入れる。


    これは70年代前半に発見された、北の掘った
    地下トンネルの入口。300Mまで入れる。

  • 都羅山展望台。ここからイムジン河を隔て、開城や近くの農場がよく見える。

    都羅山展望台。ここからイムジン河を隔て、開城や近くの農場がよく見える。

  • 京義線都羅山駅。1日3便。<br />ここから、北へ行けるのはいつの日か。

    京義線都羅山駅。1日3便。
    ここから、北へ行けるのはいつの日か。

  • 75年完成の議事堂。<br />統一後のことも考慮し、本会議場は2つあるとのこと。

    75年完成の議事堂。
    統一後のことも考慮し、本会議場は2つあるとのこと。

  • イムジン河に架かる京義線の鉄橋。<br />再建された。もう一つの鉄橋は台のみ残る。<br />見学所には、統一を願う黄色のハンカチがかけられている。

    イムジン河に架かる京義線の鉄橋。
    再建された。もう一つの鉄橋は台のみ残る。
    見学所には、統一を願う黄色のハンカチがかけられている。

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