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[グアテマラからホンジュラスへのコパンへ] <br />チキムラ9時発のバスに乗りました。バスはガタガタ道をゆっくり、ゆっくりと国境に向けて進んでゆきます。途中から道は未舗装になり、土砂崩れの後などがあり、直前に通過したハリケーンの被害が感じられます。道はところどころ崩れ、建物も破損していたりしていました。山の中を行くのだが人はちらほら見かけます。そして牛などの動物も多いです。のんびり走っていたようですが、定刻の2時間半で国境に着きました。出国手続きをして、両替屋から1ケツァル=1.8レンピーラで替えホンジュラスに入国。国境についてからずっとついてくる少年と交渉し、二人で50レンピーラでピックアップトラックに乗りコパンの街まで行くことにしました。なかなか出発しないピックアップにいらつきながら待つこと1時間、ようやく出発。しかし風を受け走るピックアップはとても気持ちがよかったです。道は悪いがバスの中から見るときとは臨場感が違います。15分ほど進むと工事中で道がふさがれていました。山の上の道にたまった土砂を削ってどんどん下の道に落としていたのです。道路は土に埋まり、車はもちろん止められ、後ろにも何台か待っています。復旧は三時間後の4時との話に一同騒然。ここで一人のヒーロー登場!白いTシャツの兄ちゃんが監視員から車止めの赤旗を取り上げ、山をよじ登り、ショベルカーに説得にいったのです。ドンタコスハットのおじさんも加わり、激しい攻防の末、みごとに交渉成立。30分ほどで通行可能となり、なんとか、3時前にコパンに到着しました。今日は奮発して85ドルのMarina Copan HOTEL。ランドリーに洗濯物を出した後、遺跡を見に行きました。140レンピーラもとられたけれど、遺跡見学は暑さと時間不足で不完全燃焼のまま、てくてくと町に戻る。洗濯物をとりにいく途中、日本人に出会いました。「年内には帰る。」というロングのバックパッカーの彼はホンジュラスをだいぶまわったようで、ホンジュラスは安全だと教えてくれました。夕立が降ってきたので、ホテルのレストランで夕食をとりました。ホンジュラス名物のピンチョ(串焼き)と鳥料理はとても美味でした。そして、Liqcuados de Sandia(スイカジュース)も最高でした。翌朝、チェックアウトの時にホテルのロビーに、ジャガーの子供がいてちょっとびっくりしました。この国には幻の野生のジャガーがいるからです。でも、かなり人になついていて猫なで声を出していました。ちょっとちがうだろ〜、という感じでした。<br /><br /><br />[サンペドロスーラへ]<br />ラ・エントラーダまでは窓全開のミニバス。砂まみれになりながらも快調でした。ラ・エントラーダでコメドールに入り、定食二つとコーラ二本を注文。定食はまめ妻の分もまめ旦那がたいらげましたが、コーラは飲みきれませんでした。するとそのコーラは入り口で残り物が出るのをひたすら待っている物乞いの少年のもとへ行きました。少年は大喜びで飲んでいましたが、複雑な気分でした。2レンピーラ払ってトイレに行っていると、バスが来ていました。2時間でサンペドロスーラに到着です。ここは大都市の割に少し落ち着いています(グアテマラに比べると)。そしてかなり暑いです。まめ夫婦はバテバテでした。公園の目の前のグランホテルスーラは高い割に...だったのでパスし、地球の歩き方に雰囲気が悪いと書いてあったホテルにチェックインしました、中はものすごく殺風景でしたが安かったです。夕食は中華料理(またもや....)を食べましたが、なんと、チャーハン(Arroz〜)とあるのにキシメンのような焼きそばが出てきました。味はまずまずです。今日最もびっくりしたことは、リュックを持って歩いているときに、変なホンジュラス人にリュックをバシッと叩かれたことです。頭にきたのと同時に怖かったです。<br /><br />[テラ]<br />ノンストップのダイレクトバスであっという間にエルプログレッソに着き、テラ行きに乗り換え1時間半、このバスは隣でニワトリが暴れ、さらに蒸し暑いし辛かったです。ホンジュの国境越えのあたりから暑さが厳しくなり、バスに乗るのが少し苦痛になってきた感じがしました。今日もまたギューギュー詰めでした。カリブ海に面した街Telaは日曜のせいか少し静かでした。小さな町外れにあるホテルは敷地がかなり広く、壁が見えはじめてからかなり歩かされました。肌がじりじりと焼けます。部屋はすべてコテージ風で、前はすぐプールでした。このホテルはどうやらファミリーが車で来て滞在するところらしく、プールも子供だらけです。雨が降ってきてしまったが、せっかく来たので小やみになったところでひと泳ぎして、ちょっと昼寝してから夕食を食べに行きました。Shewood Hotelのレストランに行きますが、途中でずぶ濡れになるほどのスコールに会いながら、着くとピタッと止むのはいつものことです(笑)。スイカジュースをググッと飲んで、カレースープと肉と魚を注文し、夕暮れのビーチで、この旅No.1の雰囲気の夕食でした。カリブ海というだけで美しい。しかし実際はハリケーンのせいか、ゴミだらけで水も濁っているのです。現実はこんなものか...明日はきれいなビーチだといいですが...<br />翌朝、海を見に行き、ビーチでPan de cocoを買ってみる。10個入りで10レンピーラ。確かにココナッツの味がかすかにするが、それほど美味しいものではないです。セントラル パーク近くのtuty\&#39;sでブッフェブランチを食べました。チキンカレーのようなものにフライドポテト、ニンジンのバター煮、トマトとみじんタマネギの酸っぱいサラダ、それにライスとトルティーヤがついて30レンピーラ。まめ旦那はチキンの代わりにひき肉カレーケチャップ味のようなものを選びました。それぞれLiquadosをつけて二人で96レンピーラでした。<br /><br />[ラ・セイパ]<br />バスに乗りラ・セイバへ。今回は蒸し暑く辛い二時間半でした。途中、前のおばちゃんが「窓を閉めろ」と言ってきましたが、暑くて耐えられないので無視していると、ようやくラ・セイバに到着。今日のパルテヌンホテルは20ドルのお得なホテル。フロントにパスポートと全財産の入った貴重品袋を預けるとき、全財産数えられたのには驚いたがプールも貸し切りで、洗濯もしてくれるので助かります。トゥクストラから始まった陸路の旅はここがゴールなので、浜辺でゴール写真を撮りました。<br />しかし、翌朝、ホテルのレストランには朝食の値段がのっていず、まめ旦那は75レンピーラもしました。これじゃ夕食の値段です!さにら、一時ごろチェックアウト時に貴重品を返してもらおうとしたところ、担当(責任者)が二時半まで現れないとのこと。多少の時間的余裕はあったものの、フロントの態度には二人とも頭にきました。文句を言ってもらちがあかないので待ってみるが二時五十分になっても来ないので「日本大使館に電話してくれ」と言ってみたところ、ちょっとびっくりしてどこかに電話をしていました。すると、ちいさな子供が我々の貴重品袋をぶら下げてやってきました。貴重品はどこかに持ち出されていたようです。あきれて無言でホテルを後にし、バスターミナルに着いて、四時半発のバスを待つが、バスが来たのは五時半。この国では人を待たせることを何とも思っていないようです。おかげでサンペドロスーラについたのは八時半。あたりは真っ暗で怖かったけれど、ぼったくられそうなのでタクシーには乗らず、ダッシュで中華料理屋へ避難しました。しかし、ここで食べたチャーハンとワンタンメンが史上最悪のアクシデントを引き起こすとは、この時は知らないのです。<br />翌朝、チャーハンとホテルの部屋の直接当たるエアコンのせいで二人、起きた瞬間から気分が悪くなっていました。今日は飛行機でコスタリカに行かなければならないので、重い体にムチ打ってタクシーで空港へ。機内食のサンドウィッチなどとても食べる気になれない。二人そろって吐き気でフラフラです。最初は甘く見ていたが、一向に良くならず、変な汗をかきながらホンジュラスを後にするのでした。<br /><br />

ホンジュラス紀行

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1999/08/20 - 1999/08/26

139位(同エリア151件中)

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まめ夫婦

まめ夫婦さん

[グアテマラからホンジュラスへのコパンへ] 
チキムラ9時発のバスに乗りました。バスはガタガタ道をゆっくり、ゆっくりと国境に向けて進んでゆきます。途中から道は未舗装になり、土砂崩れの後などがあり、直前に通過したハリケーンの被害が感じられます。道はところどころ崩れ、建物も破損していたりしていました。山の中を行くのだが人はちらほら見かけます。そして牛などの動物も多いです。のんびり走っていたようですが、定刻の2時間半で国境に着きました。出国手続きをして、両替屋から1ケツァル=1.8レンピーラで替えホンジュラスに入国。国境についてからずっとついてくる少年と交渉し、二人で50レンピーラでピックアップトラックに乗りコパンの街まで行くことにしました。なかなか出発しないピックアップにいらつきながら待つこと1時間、ようやく出発。しかし風を受け走るピックアップはとても気持ちがよかったです。道は悪いがバスの中から見るときとは臨場感が違います。15分ほど進むと工事中で道がふさがれていました。山の上の道にたまった土砂を削ってどんどん下の道に落としていたのです。道路は土に埋まり、車はもちろん止められ、後ろにも何台か待っています。復旧は三時間後の4時との話に一同騒然。ここで一人のヒーロー登場!白いTシャツの兄ちゃんが監視員から車止めの赤旗を取り上げ、山をよじ登り、ショベルカーに説得にいったのです。ドンタコスハットのおじさんも加わり、激しい攻防の末、みごとに交渉成立。30分ほどで通行可能となり、なんとか、3時前にコパンに到着しました。今日は奮発して85ドルのMarina Copan HOTEL。ランドリーに洗濯物を出した後、遺跡を見に行きました。140レンピーラもとられたけれど、遺跡見学は暑さと時間不足で不完全燃焼のまま、てくてくと町に戻る。洗濯物をとりにいく途中、日本人に出会いました。「年内には帰る。」というロングのバックパッカーの彼はホンジュラスをだいぶまわったようで、ホンジュラスは安全だと教えてくれました。夕立が降ってきたので、ホテルのレストランで夕食をとりました。ホンジュラス名物のピンチョ(串焼き)と鳥料理はとても美味でした。そして、Liqcuados de Sandia(スイカジュース)も最高でした。翌朝、チェックアウトの時にホテルのロビーに、ジャガーの子供がいてちょっとびっくりしました。この国には幻の野生のジャガーがいるからです。でも、かなり人になついていて猫なで声を出していました。ちょっとちがうだろ〜、という感じでした。


[サンペドロスーラへ]
ラ・エントラーダまでは窓全開のミニバス。砂まみれになりながらも快調でした。ラ・エントラーダでコメドールに入り、定食二つとコーラ二本を注文。定食はまめ妻の分もまめ旦那がたいらげましたが、コーラは飲みきれませんでした。するとそのコーラは入り口で残り物が出るのをひたすら待っている物乞いの少年のもとへ行きました。少年は大喜びで飲んでいましたが、複雑な気分でした。2レンピーラ払ってトイレに行っていると、バスが来ていました。2時間でサンペドロスーラに到着です。ここは大都市の割に少し落ち着いています(グアテマラに比べると)。そしてかなり暑いです。まめ夫婦はバテバテでした。公園の目の前のグランホテルスーラは高い割に...だったのでパスし、地球の歩き方に雰囲気が悪いと書いてあったホテルにチェックインしました、中はものすごく殺風景でしたが安かったです。夕食は中華料理(またもや....)を食べましたが、なんと、チャーハン(Arroz〜)とあるのにキシメンのような焼きそばが出てきました。味はまずまずです。今日最もびっくりしたことは、リュックを持って歩いているときに、変なホンジュラス人にリュックをバシッと叩かれたことです。頭にきたのと同時に怖かったです。

[テラ]
ノンストップのダイレクトバスであっという間にエルプログレッソに着き、テラ行きに乗り換え1時間半、このバスは隣でニワトリが暴れ、さらに蒸し暑いし辛かったです。ホンジュの国境越えのあたりから暑さが厳しくなり、バスに乗るのが少し苦痛になってきた感じがしました。今日もまたギューギュー詰めでした。カリブ海に面した街Telaは日曜のせいか少し静かでした。小さな町外れにあるホテルは敷地がかなり広く、壁が見えはじめてからかなり歩かされました。肌がじりじりと焼けます。部屋はすべてコテージ風で、前はすぐプールでした。このホテルはどうやらファミリーが車で来て滞在するところらしく、プールも子供だらけです。雨が降ってきてしまったが、せっかく来たので小やみになったところでひと泳ぎして、ちょっと昼寝してから夕食を食べに行きました。Shewood Hotelのレストランに行きますが、途中でずぶ濡れになるほどのスコールに会いながら、着くとピタッと止むのはいつものことです(笑)。スイカジュースをググッと飲んで、カレースープと肉と魚を注文し、夕暮れのビーチで、この旅No.1の雰囲気の夕食でした。カリブ海というだけで美しい。しかし実際はハリケーンのせいか、ゴミだらけで水も濁っているのです。現実はこんなものか...明日はきれいなビーチだといいですが...
翌朝、海を見に行き、ビーチでPan de cocoを買ってみる。10個入りで10レンピーラ。確かにココナッツの味がかすかにするが、それほど美味しいものではないです。セントラル パーク近くのtuty\'sでブッフェブランチを食べました。チキンカレーのようなものにフライドポテト、ニンジンのバター煮、トマトとみじんタマネギの酸っぱいサラダ、それにライスとトルティーヤがついて30レンピーラ。まめ旦那はチキンの代わりにひき肉カレーケチャップ味のようなものを選びました。それぞれLiquadosをつけて二人で96レンピーラでした。

[ラ・セイパ]
バスに乗りラ・セイバへ。今回は蒸し暑く辛い二時間半でした。途中、前のおばちゃんが「窓を閉めろ」と言ってきましたが、暑くて耐えられないので無視していると、ようやくラ・セイバに到着。今日のパルテヌンホテルは20ドルのお得なホテル。フロントにパスポートと全財産の入った貴重品袋を預けるとき、全財産数えられたのには驚いたがプールも貸し切りで、洗濯もしてくれるので助かります。トゥクストラから始まった陸路の旅はここがゴールなので、浜辺でゴール写真を撮りました。
しかし、翌朝、ホテルのレストランには朝食の値段がのっていず、まめ旦那は75レンピーラもしました。これじゃ夕食の値段です!さにら、一時ごろチェックアウト時に貴重品を返してもらおうとしたところ、担当(責任者)が二時半まで現れないとのこと。多少の時間的余裕はあったものの、フロントの態度には二人とも頭にきました。文句を言ってもらちがあかないので待ってみるが二時五十分になっても来ないので「日本大使館に電話してくれ」と言ってみたところ、ちょっとびっくりしてどこかに電話をしていました。すると、ちいさな子供が我々の貴重品袋をぶら下げてやってきました。貴重品はどこかに持ち出されていたようです。あきれて無言でホテルを後にし、バスターミナルに着いて、四時半発のバスを待つが、バスが来たのは五時半。この国では人を待たせることを何とも思っていないようです。おかげでサンペドロスーラについたのは八時半。あたりは真っ暗で怖かったけれど、ぼったくられそうなのでタクシーには乗らず、ダッシュで中華料理屋へ避難しました。しかし、ここで食べたチャーハンとワンタンメンが史上最悪のアクシデントを引き起こすとは、この時は知らないのです。
翌朝、チャーハンとホテルの部屋の直接当たるエアコンのせいで二人、起きた瞬間から気分が悪くなっていました。今日は飛行機でコスタリカに行かなければならないので、重い体にムチ打ってタクシーで空港へ。機内食のサンドウィッチなどとても食べる気になれない。二人そろって吐き気でフラフラです。最初は甘く見ていたが、一向に良くならず、変な汗をかきながらホンジュラスを後にするのでした。

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