2004/01/22 - 2004/01/22
361位(同エリア662件中)
BTHFさん
旅の中盤は、トルコ定番のパムッカレへ。
「近年、源泉は枯渇していて石灰(温)水が殆ど出ない。見るに値しない。」と色々噂を聞いていて、ここは最後まで行くかどうか迷っていたのだが、「うーん、じゃぁ、その枯れ具合を見て笑ってこようー」と、軽い気持ちで行ってみた。
ところが真冬なので、温泉どころか冷たい水。
そこの冷え冷えとした岩場を裸足で歩くバカな日本人(=私)。
おまけにどしゃぶりの雨は降ってくるし、もぅ大変。
-
●デニズリ駅のホーム。
夜が明けたばかりで、シン、としている。
早く駅員さん、来ないかなぁ。
--------------------------
<カッパドキアからデニズリへ>
昨夜、19時台にウルギュップを出発し、ネヴシェヒルで高速バスに乗換え、デニズリのオトガルに朝6時頃到着。
途中、サービスエリアに寄ったのかもしれないが、気づかず大爆睡していた。しかも10時間半くらい同じ姿勢で乗っていたので、首がイタタタタ。
デニズリのオトガルからパムッカレへ行くには、さらに市バスに乗り換えるのだけれど、その前に、私は今日の17:00発、イスタンブール行きの夜行列車のチケットを取らなくてはならなかった。
予約しなくても大丈夫なのかもしれないが、直前まで、町をウロウロしていたかったので、朝一番でデニズリ駅へと向かったのだ。
オトガルというよりは、ただ普通の国道の脇で、バスから降ろされ、そこから徒歩数分の位置に駅らしきものが見えたので、立ち寄ろうとしたが閉まっていた。
参ったなぁー、何時に開くんだろう?と、真っ暗闇の道路で、ただひとつ明かりが灯されているガソリンスタンドまで、歩いて行った。
スタンドの人に聞いてみたけど、会話するのが大変だった。スタンドの店長まで出て来て中の事務所に通され、チャイをごちそうになり、何とか少しの単語とジェスチャーと筆談で四苦八苦した挙げ句、わかったことは、「皆、何時に駅舎が開くのか知らない」ということだった。
ガーーーン!
でも、そこにワラワラと集まってくれた人たち、すごく温かい対応をしてくれて、感謝、感謝。お礼を行って、再び駅に戻り、まぁ、8時には開くだろう、と憶測で考え、ベンチで待つことにした。 -
●駅構内のチケット売り場。
窓は閉まったままだ。
暗いよぉ〜。 -
●冷えきった朝食。
駅員さんが来るのを待っている間、近くの売店でポテトサラダパンと、チョコデニッシュと水を買い、質素な朝食をベンチでいただく。
ボリューム満点だが、体は冷える。
(予想どおり?)8時すぎに、やっと窓口が開き、無事にチケット確保!よかった〜。 -
●バス&タクシープールにて。
emanetに荷物を預け、パムッカレに行く市バス(Pamukkale Belediesi)を探す。沢山バスが停まっていたけど、割とすぐに見つかった。
バスに揺られて30分ほど経つと石灰棚がある山のふもとの小さな村に到着。
そこから入場ゲートへ向かう。 -
●石灰棚の淵を渡り歩く。
下から石灰棚を見上げると、まるで雪山みたいに真っ白。パンフレットなどに載っているものはほとんどが夏の写真みたいで、空の青と、石灰岩の白、温水の水色がクッキリとコントラストを描いている。外人さんが水着で水遊び・・・という写真もあったりするのだが、ここにはそんな風景もなく、ただ、淡い白と灰色のトーンが広がっていた。
このお湯(というか、冷水)の道を、ザブザブと歩いて向こうに小さく見える山上へ行かねばならない。 -
●つ め た い っ っ !
ガイドブックや、そこらの看板には、靴で行ってはダメ、みたいなことが書いてあって、そーっかー、世界遺産たるもの、ちゃんと白いまま保護しているんだな、と解釈していた。
私が入り口に着いたとき、向こうからやって来たのはカメラをもった白人のおじさん一人だけ。そのおじさん、「ウァッチャー!△※%*◇”!!!」とか、よく分からない言葉を発しながら、私の目の前を裸足で去って行った。顔を真っ赤にして、とても痛そうだ。
だから私も真似をして仕方なく裸足になり、冷たい水が流れる地帯を休み休み、前進してみたのだ。
水の流れのあるところは、足場はなめらかになっているが、冷たくてずっと足を突っ込んでいられない。
逆に、水の流れていない、淵の部分は、足場がゴツゴツ・ザラザラしていて、足の裏が痛くてたまらない。
どっちを進めばいいんじゃぁーーー!?
と、半泣きになりながら、ゆっくり進んだのだった。
修行しに来たみたい。。。 -
●石灰棚を上から見る。
二酸化炭素とカルシウムを多く含む温泉水が炭酸カルシウムになって、長い年月をかけて、こういう形をつくったらしい。
・・・と、まぁ、詳しい事はよくわからないけど、この光景が素晴らしいのは確か。
山の高さもあり、ふもとのパムッカレ村を一望できるのも魅力的、なんだけどでもーーーやっぱり我が足が気になる。 -
●最上段の棚。
この辺りだけ、水量が並々と注がれていた。
上の水門で流れる量を調節しているみたいだった。
夏場なら、みんなここに足突っ込んで遊んでいるのかな。 -
●ヒエラポリス散策。
石灰棚を渡って頂上に辿り着いた時、韓国人の団体8人くらいが、靴をはいたまま、私が来たのと同じ道を下って行った。
え!?そんなのアリ?
警備員のおじさんも何も注意する様子はない。
冬場はOKなのか?
寒くて痛い思いをしながら歩いた私の努力って一体何だったのだろーか・・・・・・_| ̄|○
ちょっとヘコみつつ、濡れた足を拭いて、広大なヒエラポリス遺跡を散策。小雨が降って来た。 -
●野外劇場。
2世紀頃、造られたものらしい。すごい。
割としっかり残されているんだね。
←写真をクリックして拡大すると分かるけど、1段1メートルくらいの高さで、大きな石を切り出して、ガッチリ造られている。
規模もかなり大きい。 -
●これはお墓。
左の石の山は、家型のお墓。
棺桶型の石の箱みたいなのもあったので、中腰でかがんで入ってみたけど、このまま置き去りにされたら本当に白骨化しちゃいそう。。。辺りには誰もいなかった。
ちなみにヒエラポリス(Hierapolis)とは、神聖なる都市、という意味。 -
●門。
セメントも鉄骨もない時代に、石だけでよくぞ積み上げたもんだ。モンモン。
あのアーチを支えている部分とか、リキガク的にはどうなってるワケ?
----------------------------
<パムッカレを去る>
ヒエラポリス遺跡はどこからどこまでが敷地なのか、広くてよく分からなかったけど、70%くらいの面積(当社比)を、1時間くらいかけてボンヤリ歩いていた。
だだっ広い丘に、無造作に大きな角石がゴロゴロ放置されている、という印象だけど、昔は古代都市としてちゃーんと機能していたわけだ。どんな都だったんだろう。
突然、大粒の雨が降って来たが、走って石灰棚を駆け降りる元気はない。ドルムシェも来ないし、困ったなー、と思っていたら、アメリカ人の老夫婦が、このタクシーに一緒に乗って行きませんか、と声をかけてくれた。ありがたい。
ふもとの村に着いた後、再び市バスに乗ってデニズリへ戻った。丁度、学校帰りの子供達も大勢乗っていて、私のほうをチラチラ見てるんだけど、その様子がとてもかわいらしかった。
----------------------------
タクシー 5,000,000 TL
市バス 750,000 TL
石灰棚とヒエラポリスの入場料(共通) 5,000,000 TL
エマネット(荷物預け所) 1,500,000 TL
トイレ 300,000 TL -
●ドドドーンと昼食。
デニズリのバスプール付近のロカンタで、疲れた足を休ませるのと、お腹を満たすために、しばし休憩。
コンセントぐちがあったので、ちゃっかりデジカメ本体とiPod(←デジカメ画像バックアップ用)の充電をさせてもらった。ゴメンナサイ。
これは茄子のトマトソース煮込み?美味しかった。 -
●つーか、注文しすぎ。
メニューにケバブの種類がいくつか書いてあったので、2種類頼んだわけだが、私は1種類=串に刺さったケバブ1本、だと勘違いしていた。
まさか、1種類=串2本プラス皿いっぱいのサラダだとは思わず・・・。
日本人の子とシェアしたけどそれでも余ってしまった。
食事代 5,000,000 TL
-------------------------
お腹がいっぱいになり、一息ついてから、デニズリのスーパーへ夜食や雑貨などを買いに行く。
それらしき建物は倉庫だと思って通り過ぎてしまい、1kmほど行った所で地元の人に聞いて引き返した。3人くらいに道を聞いたが、皆、指す方角が違うのでよくわからん。。。
小学校の前を通ったら、20人くらい子供達が寄って来た。青と白の制服みたいなのがカワイカッタ。
-------------------------
買ったもの;
ETI社のチョコマーブルクッキー(美味しい) 650,000 TL
オレンジジュース(330ml缶) 875,000 TL
ミネラルウォーター(500ml) 225,000 TL
フルーツ等 1,025,000 TL -
●デニズリ駅のホーム。
左の機関車は単なる記念物。使っているわけではない。トルコ国鉄TCDDの赤いマークも何気にイイ。
----------------------------------
<寝台列車でイスタンブールヘ>
デニズリからイスタンブールへ行くには、安くて速い高速バスという手段もある。
でも、朝早くからチケットを予約するために待っていたのは、この旅行中、一度は寝台車に乗っておきたかったからだ。電車好きなので、こればかりは仕方ない。
17:00デニズリ発、翌朝8:34ハイダルパシャ(イスタンブール)着、という15時間半の列車の旅。
乗る前からウキウキ。 -
●機関車の顔がステキ。
日本のものよりゲージが狭いのかな。ほっそり見える。 -
●寝台列車の通路。
私が乗る1等車は、1両分しかない。
20部屋くらいあったけど、お客は、ロシア人の女二人組しか見当たらなかった。
すいてるなぁ。
TCDD Denizli-Haydarpasa1等車 41,000,000 TL (約3,000円) -
●部屋の内部。
二人分の座席がある。背を前に倒すとベッドになる。頭の上にももう一段ある。
また、鏡、洗面台、ヒーター、電灯2つ、荷物用の棚などがあり、快適な広さ。
なにより、バスと違って足を伸ばして寝られるのがいい! -
●パッケージがキュートなミネラルウォーター。
いやいや、ミネラル成分はないかも!?
車掌さんから手渡された。
トルコ語で水は「Su(ス)」という。
洗面台からほとんど水が出ないので、これで歯磨きしたり顔洗ったり。
飲むやつは、さっきスーパーで買っておいてよかった。 -
●車窓から見える列車用の車庫。
夕方5時。いよいよイスタンブールに向けて出発!
小雨がみぞれまじりの雪になってきた。
今夜は冷えそうだ。
(8日目に続く...)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- にゃのんさん 2004/10/24 23:22:35
- はじめまして
- トルコ旅行記7日分拝読させていただきました。
すごく楽しそうな旅ですね。
私もトルコにいきたくなりました。
食べ物なんかの写真も豊富で楽しませていただきました。
また他の旅行記も読ませていただきますね。
- BTHFさん からの返信 2004/10/25 06:38:56
- RE: はじめまして
- ●にゃのんサン
はじめまして。書き込みありがとうございます。
こんなヘンテコな旅でもトルコに行きたいと思ってくれるなんて、嬉しいです。
海外ひとり旅は、ほぼ初心者、且つ食いしん坊なので、目に余る行動が多いかと思いますが・・・
また、これからもチマチマ更新していくので、よろしくおねがいしますー。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
パムッカレ(トルコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
20