珠海　桂林　広州　の旅　2000年

2000/08/01 - 2000/08/14

　転職前にのんびりと。当時珠海で働いていた友達を尋ねました。一人旅は寂しいから苦手でも、現地に友達がいれば大丈夫。
関空から広州へ、そして広州からバスで珠海へと向かう予定。広州についたら電話する。とだけ約束。
　午後には広州に到着予定…だったのですが、離陸後まさかのエンジントラブル発生！「ボン」という音とともに急旋回。「火災は発生しておりませんのでご安心ください」との機長のコメントが更に不安をあおるのです。こんなとき「大丈夫よね〜」と話す相手がいないというのはなんと心細いことか…着陸時には消防車が数台並んでいました。
　という訳で、機体が変更になり、ようやく再出発し広州に着いたのは18：00過ぎ。まずはバスを探してから電話を…と思ったらまもなく出発の珠海行きのバス。電話する暇もなく飛び乗ったのです。珠海着は22：00。住所も聞いていなかったので友達と連絡がついたときの安堵感といったら。
　ちなみに写真は広州のもの。珠海ではほとんど写真とらず。

エリア 中国

珠海　円明新園
　珠海は経済特区に指定されてから急速に発展した都市ということで、特に見所はないようです。でも、マカオと隣接しているので、マカオに行くのも楽しい。
　写真は清朝時代の離宮を再現したテーマパークのようなところ。演奏や劇等のアトラクションが行われていました。作られたものという感じで特にお勧めではありません。
　ただ、ここに隣接するマッサージ屋さん？があって、レトロな感じで、お兄さんお姉さんが清朝時代？の衣装でマッサージをしてくれます。ちょっと優雅な気分。友達曰く、おじさんは喜ぶそう。
　足ツボ、角質とり、爪のお手入れをしてもらいました。街中よりも割高だけどこれは楽しかった。

桂林　り江下り
　珠海では、昼間はぶらぶらマカオに行ったりして、夜は友達とおしゃべり三昧の４日間を過ごしました。
　その後、私は桂林へ。桂林空港で東京からの友達と待ち合わせ。ここからは正に観光旅行！
　「ちょっと雨が降っているくらいが美しい」というホテルの人の話のとおり山水画を思わせる景色のり江下り。雨女の本領発揮！といきたかったのですが、快晴！感想：やはり霞がかっているくらいが美しいに違いない。

桂林　り江下り
　外国人と中国人の料金が違うためか、船では、韓国人家族と同じ部屋に。食事も船の上で作っているわりにはとても美味しかったと記憶してます。
　

桂林　り江下り
　河下りの終点、陽朔も美しい街と聞きました。
ここで散策！と思ったところ。ここからです雨が降り始めたのは。ということで断念。
　

蘆笛岩　へ向かう途中
　桂林市街からバスで少々。桂林最大の鍾乳洞という蘆笛岩へ。のどかな田園風景。ほっとします。
天気もよく、散策にはもってこいの日でした。

蘆笛岩

　日本人の感覚にはないライトアップに圧倒。日本の鍾乳洞は、岩の色をそのままに白色灯ですが、青、緑、黄色…

広州
　桂林から広州へ。友人の荷物がない。散々文句を言いわかったことは桂林から積み込まれず置きっぱなしだったとのこと。私が珠海から桂林へ向かうときも「昆明」と書かれたタグを荷物に貼られ、あやうく荷物が届かないところだったし…。
　荷物は無事その日のうちに到着。
広州。「食在広州」。何を食べても美味しかったと記憶してます。

蘭圃　国香館
　蘭の花でいっぱいという公園。季節のせいか？蘭の花は見られませんでした。大通りに面しているのに静で心地よいところです。
　お茶を入れてもらい、のんびりしました。街中で喫茶店に入るよりず〜っといい。

陳氏書院
　ここは観光スポットなのですが、雰囲気が好き。
表紙の写真もここ。
精巧な人や動物の彫刻の屋根もかわいい。土産物も見ているだけで楽しい。
　ここを訪れるのは２回目。一回目は仕事で。その時はゆっくりできないので、あわてて気に入った女の子と男の子の人形を購入。値切ったつもりが、ホテルの売店で同じものを半額で発見して大ショック。要注意です！