ガラロン州～コロール州、自転車の旅

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パラオ最北端の有人島カヤンゲル州、その州船が月に二回、給料日の週にTドックから出ている。片道料金７ドル５０セント。それに２ドルを足して自転車を積み込んだ。船長に頼んでバベルダオブ島最北端のガラロン州のオレイ港で降ろしてもらった。港にあるサトウさんのお店（パラオ人は日本の名前の人が多い）のお店で水を購入。コロールへは次の日の朝に出発の予定。この村ではサリアンさんというおばあさんの家にて宿泊。おばあさんは日本統治時代に優秀な生徒として上級学校（補修校）で学んだため日本語が達者。今でも毎日、NHKは欠かさない。「澪つくし」「天花」「ちゅらさん」は欠かせないらしい。夕食は、タピオカやタロイモ、魚、ココナツで煮た貝などをご馳走になる。
次の日の朝、５時、暗いうちにガラロンを出発。道とは呼べない道を自転車でひた走る。途中、飲み水が尽きて、スコールの雨水を口をあけて飲んだ。ガラルド州、ニワ－ル州と移動、ニワール州はビーチが綺麗なところ。ここで一休み。この村はピンクが好きなのか家の色がピンクが多い。また、ニワール銀座という道がある。不思議な村だなぁ。次にエサール州、ここには道の駅がある。ここでサトウキビを買い齧りながら出発。そしてマルキョク州、新しい首都にはホワイトハウスが建っている。台湾のお金で造ったという。次にガッパン州、アイライ州、ようやくコロールが見えた時は午後の２時、９時間ほどが経っていた。バベルダオブ島とコロール島を結ぶKB橋の下でコーヒーを飲んで、一気に疲れが来た。もうすこし、コロールのダウンタウンは後３０分、この最後がきつい・・。でも、車では味わえない人との交流や景色の移り変わりを見れて凄く幸せな時間でした。