2003/10/29 - 2003/10/31
260位(同エリア296件中)
さらさん
一度行ってみたかったメテオラ。
「ホリデイはもうおしまい?」と聞かれ「メテオラに行くの」と答えると「メテオラはいいところよ」とヤニスもマリアも言っていた。
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メテオラの麓、カランバカの町にバスが到着した時雨がぽつぽつと落ちていた。息が白く凍るほど寒い。
この日はもう遅かったので夕食に出かけただけでホテルに戻る。明日晴れることを祈って就寝。 -
しかし翌朝部屋のカーテンを引くと、しょぼしょぼと雨が降っていた。とてもすぐには止みそうにない雲だ。
午後になると空一面雲に覆われてはいたが雨は上がり明るくなってきた。
14時過ぎに支度を調えてメテオラへ行くことにした。フロントでバスの発着場所を聞くと意外な返事が返って来た。
「バスは午前中しかないわよ。これから行くならタクシーか徒歩ね」。
徒歩で登るのは祖母には無理だろう。タクシーを使わないと行けそうにないのでフロントに呼んでもらった。
帰りももちろんバスはない。祖母は歩くと言った。タクシーで大メテオラ修道院に向かいながら、かなりな距離なので本当にここを祖母が歩けるか不安になった。途中でタクシーを呼べるのかも分からなかった。1つの案が浮かんだ。 目的地に到着して降りる前に
「1時間後にここに来てほしい」とガイドブックの地図でルサヌー修道院を指差しながら言ってみた。
「ここからルサヌーまではどうやって行くの?」
「徒歩で」
「うーん、だったら2時間後だな」
「え、2時間後?うん、じゃぁ2時間後、4時半にルサヌーで」。
帰りの足を確保でき、ほっとしてメ大メテオラ修道院見学へ。 -
修道院内はさながら民族博物館のようだった。売店まであった。
内部の部屋を一つひとつ見て回り、階段を下りたり上ったりしていたらあっという間に1時間。やっぱり2時間後でよかったと思いながら次の修道院に向かって道を下りはじめた。
「あれ、さっきのタクシーじゃない?」
祖母が前方からやってくるタクシーを指した。 まさにわたしたちを運んでくれた運転手だった。 さっきの会話はうまく通じていなかったのだろうか。かなり不安な気持ちでタクシーに近付いた。
「ルサヌーはもう閉まってるよ」
そう言いながら運転手は手に持っていた地図をわたしに見せた。そこには開閉館時間が手書きされてあった。
「ここも、もう閉まってる」
ルサヌーの手前のバルラーム修道院だ。 ガイドブックにはどこも大体9〜13時と15〜18時に開いているように書かれていたのだが、この日(又はこの時期)は大メテオラ修道院以外どこも14時頃までで閉まってしまうらしい。運転手は下る時、入り口に書かれていた閉館時間を見てそれに気付き、私たちが大メテオラ修道院を出る時間を見計らってやって来たのだろう。
1ヶ所しか見学できなかったのは残念だが、タクシーの運転手が親切な人でよかったと思いながらメテオラを後にした。 -
ライトアップされたカランバカの広場の噴水。カランバカは小さな街で、メインストリートにはパン屋とお菓子屋がやたらと目に付いた。
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アテネに向かって発つ日の朝はいいお天気。昨日までは持ってきている服を総動員しても寒くて震えたのに、この日は長袖Tにパーカーを羽織っていたら暑かった。
今日だったらメテオラも朝から観光できたのだけど、祖母が帰りは列車に乗ってみたいというので1日1本しかない午前9時5分発の列車に乗った。車窓から晴れ渡ったメテオラを眺めた。
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