1990/01/28 - 1990/02/02
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Peko&Pokoさん
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プエルト・マドリンは、バルデス半島への基地になっている、沙漠の中の観光の街です。カラファテから飛行機とバスを乗りついで1月28日につきました。気温は30℃。もう暑くて暑くてなあんにもする気がしなくなります。
バルデス半島は大西洋に突き出した打出の小槌の形をした小さな半島で、半島全体が国立公園になっています。半島へは公共の交通機関は無く、現地のバスツアーかタクシーを利用します。アルゼンチンは「旅行者割増」があって、外国人はツアー料金だけでなく交通費もとにかく高いので、貧乏旅行者にはつらいです。本当は自転車でテントを持って行きたいところですが、国立公園故キャンプは禁止、しかも沙漠の中で水もないときては仕方ありません。私達は現地で知り合った日本人青年と一緒にタクシーで向かいました。
半島内は乾燥した沙漠です。スカンクやアルマジロ、グアナコやニヤンドゥ(ダーウィンレア)などが生息しており、8月から11月頃には幅約30kmの湾内に160頭余りのセミクジラが集まることでも有名ですが、すでにクジラは去り今はとても静かです。海辺にはオタリアがハレムを作っていて、生まれたばかりの子がたくさんいました。大きなオスが動くたびに踏み潰されないかと、こちらは勝手にハラハラ…。
また、東端のプンタ・ノルテにはミナミゾウアザラシが休む浜があり、見どころの一つとなっています。ミナミゾウアザラシは断崖下に広がるジャリ浜にてんでに寝ころんでいました。浜は立ち入り禁止ですが、観光客は断崖を降りて砂浜のはしっこに立つことができるので、ゾウアザラシと同じ目線になることができます。浜には柵があるわけではないので実に無防備に見えますが、その自由さがとてもいい感じです。ミナミゾウアザラシの巨体は圧巻ですが、いくつも並んだ幸せそうな寝顔を眺めていると、とてもやさしい気持になれます。時々物憂げにヒレで砂利をすくっては背中に放り上げるのですが、それは、虻よけと暑さよけのため、とタクシーのドライバー氏が教えてくれました。いまは、雄が「南極近海からの長旅を終えくつろいでいるところ」とのことで皆皮膚がボロボロになっていました。ドライバー氏がとれた皮膚の一かけらを拾って見せてくれました
さらに詳しい旅行記はこちらへ・・・
「風と氷河のパタゴニア」
http://www.hirocraft.com/patagonia/
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プエルトマドリンからプンタローマへ。オタリアを見に沙漠の道を走る。
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プンタローマのオタリアのハレム。生まれたてのような黒くて小さな子どももいる。ひときわ大きいのがオス。
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バルデス半島のミナミゾウアザラシ。巨大なナメクジのよう。
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砂浜で大中小のゾウアザラシが休憩中。
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どのゾウアザラシも寝顔がとても幸せそう。
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寝てるだけじゃなくて、鳴き交わし、小競り合いする若いオスもいます。
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オタリアのハレム。立派なライオンの様なオス。右上のメスは寝相が悪くて落ちてしまいそう。
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オタリアのオスとメスと小さな子ども。
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保護区なので遠くから観察。
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プンタ・トンボのマゼランペンギン。
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マゼランペンギンの大きなルッカリ(営巣地)があり、全体を保護している。
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朽ちかけたマゼランペンギンの死骸。
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親の帰りを波うち際で待つマゼランペンギンのヒナ。まるで保育園の様。
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丘全体、見渡すかぎりペンギンの巣穴。糞の匂いもスゴイ。
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換羽中のヒナ。
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巣穴から外をのぞくマゼランペンギン。
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