1997/12/25 - 1998/01/05
6627位(同エリア7852件中)
さよさん
たまたま読んだ「深夜特急」にすっかりはまってしまった私は、主人公が旅の終わりを決めたポルトガルのサグレスに行きたくてたまらなくなってしまいました。
海外旅行と言えばツアーしか頭にないのに、幾ら探してもサグレスを訪れるツアーはありません。
個人で行く勇気はないとあきらめかけていたところ、友達もポルトガルに行ってみたいと言うので一緒に行くことに。
すぐにでも行きたいところですが、2人の休みがなかなか合わず、結局、1年後の年末年始に行くことに決まりました。
ところが!航空券も購入し準備も着々と進んでいたある日、突然、友達が行けないと言い出したのです。
理由はお正月、実家に帰らないといけないから。
そんなぁ〜。年末年始に行くって決めたときに、お正月は実家に帰らなくてもいいのか何度も確認したのに・・・もう、航空券も買ったのに・・・今さらあきらめるなんて選択肢は私にはありません。
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出発は12月25日、クリスマスです。
ロンドンに一泊し、翌日、リスボンに向かうため、きょうはヒースロー空港近くのノボテルに宿泊。
空港近辺のホテルを回る巡回バスに乗り込むと、運転手さんが何事か話しかけてきました。わからない。どうしよう!頭の中は「?」でいっぱい、おろおろしていると、たまたますぐ後ろにいた日本人が通訳してくれて事なきを得ました。
先行きがめちゃくちゃ不安。ちなみに片道チケットにするか往復チケットにするか聞かれていたのでした。
TVでやっていたオペラ蝶々夫人(実写版)。初めて外国のホテルに一人で泊まる心細さが少し和らぎました。 -
翌朝の飛行機でリスボンへ。
想像以上に日本人だらけで機内放送も日本語あり。ちょっと安心しました。
隣の席も日本人。かわいくて感じのいい子です。
同僚と3人で来て、明日、ポルトへ飛んで列車でリスボンに戻るという、私とは逆方向の旅程。
これから始まる旅行のことをいろいろ話しているうちにあっという間にリスボンに到着しました。
リスボンで彼女たちと別れ、ファーロ行きの国内線に乗り換えです。
早速、チェックインカウンターに並んだのですが、全然、列が進みません。
余りにも遅いので、たまたま前に並んでいた日本人に話しかけてみると、ここはチェックインカウンターではないとのこと!
あわてて正しいカウンターへ。
もう少し遅かったら乗り遅れてました。今、思い出しても冷や汗ものです。
無事、ファーロヘ到着。荷物を取る前にトイレに行き、のんびりと戻ってくると、誰もいない上に荷物もありません。
私の荷物はどこ!?
「where is my baggage?」を繰り返し空港内を右往左往した結果、ようやく、荷物に巡り会えました。
私が乗ってきた便は乗客が少なかったため、あっという間に持ち主不明の荷物として片付けられていたのでした。
写真はファーロの空港のクリスマスツリーです。 -
ラゴスのバスターミナルでサグレス行きのバスを待っていると、話しかけてくる外国人がいます。それも日本語で。めちゃくちゃ怪しい。
彼はポールというカナダ人。「今、日本に住んでいて、京都で英会話を教えている。その前は、滋賀県教育庁で英語講師をしていた」・・・うーん、信用できるか否か!?
最初は、かなり用心していたのですが、思い切って信じることに。「教育庁」だなんて、ほんとに働いてないと出てこない単語だし、何と言っても「キョート○○精肉店」と書かれたビニール袋を持っていたのが決め手となりました。
写真はラゴスのバスターミナルです。そんなに大きくありません。 -
とうとう憧れの地、サグレスに到着です。サグレスには、街の外れにあるポウサーダ(古城や修道院を改装したホテル)以外にいわゆる「ホテル」はありませんが、至る所にrent roomの看板が出ています。
私は日本から予約を入れていたポウサーダへ、ポールは適当な宿へといったん別れました。
ポウサーダの中は意外に近代的です。中世の雰囲気を期待していたのでちょっと残念。 -
サンヴィセンテ岬は断崖絶壁。釣り糸をたれている人がたくさんいます。
軽食の屋台なども出ていてかなり賑やか。
街中からは片道6Km。往復だと結構な距離になります。行きはよいよい帰りは・・・自転車を借りればよかったねと話しながら2人で歩いて帰ってきました。
ピンクグレープフルーツのような夕焼けです。 -
翌日はサグレス岬に行くつもりだったのですが、バスの時刻の関係で断念。
バスを待っている間、沢木氏が泊まった宿って今も残っているのかなぁと近くにいた地元の人に聞いてみると(筆談)何と、目の前の建物がそれだとのこと。restrante de casa de chaはsagres de casaとなっていました。
昨晩、そこのレストランで夕食を取ろうかと思ったのですが、ちょっと高級そうだったのでやめた店だったのでした。
あーぁ、残念!
このベランダから大西洋を眺めたんですよね。どっちの窓だろう。 -
リスボンへはバスで一日がかり。サグレスからラゴスまで出て、ラゴスでリスボン行きのバスに乗り換えます。
途中のトイレ休憩で外に出たところ、地元の人に何事か話しかけられました。何人もの人が私に何かを伝えようとしているのですが、さっぱりわかりません。
相手も私に理解させるのをあきらめてしまった時、ポールがバスから降りてきました。
何と、リスボンに行くには他のバスに乗り換えなければならなかったのでした。
ラゴスでバスに乗ったときは、バスの行き先表示には確かにリスボンと書いてあったのに。ポールがいなかったらどうなっていたことか。
ラゴスのバスターミナルで出会った女の子、このあとカメラに興味津々。 -
リスボンから日帰りで行くならシントラがおすすめです。
特に、ムーア人の城壁からの景色は格別です。
実は、ここ、ポールのおおすめの場所。天気が悪かったら行かなくてもいいよと言っていた意味を実感です。
巡回バスで王宮、ペナ宮、城壁と回れるようですが、時間があれば城壁へはぜひ山道ルートから登ることをおすすめします。
約1時間、中世の兵士が現れそうで、まるでタイムスリップしたかのようです。 -
いよいよ最終日。あとは日本に帰るだけです。
名残惜しい気持ちを胸に空港へ向かうと、前方に見覚えがある姿が。
行きに出会った3人組と偶然にも再会です。せっかくなので4人でチェックインしたところ、何と、ビジネスクラスへのアップグレード!初めてのヨーロッパ旅行でこんないい思いをしてもよいのでしょうか。長時間の飛行機も全然、疲れませんでした。
元気いっぱいで成田に着いたので、ついつい、ケチって成田から横浜までエアポート成田(鈍行)で帰宅したら一気に疲れきってしまいました。
思いがけず一人で行くことになってしまった初の個人旅行。
友人のどたキャンに最初は腹を立てていたのですが、そのお陰で一人旅の楽しさを知ることができて今では感謝しています。
荷物がなくなったり、空港で迷ったり、いろいろなトラブルがあった旅行でしたが、終わってみれば、人との出会いに恵まれた最高に楽しい旅でした。
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