知的興奮、歴史や事物との出会い。非日常を楽しむ。
どうみても、「おっさん」(関西弁)。
自宅。やはり地元の奈良。ヨーロッパ特にドイツ語圏。東西ドイツ時代(1983)西のハンブルクに約8ヵ月の滞在歴あり。12月末、陸路ベルリンに移動したのは貴重な思い出となっている。国境で車検証の提示が要ることを知らずハンブルクのアパートに引き返したため東ドイツに入ったのが夕方になった。辺りは薄暗くなり西ベルリンへの道が分からず路側で停車して地図を見ていたら東ドイツのパトカーが背後に。「アウトバーンでは駐停車禁止」とのこと、パスポートを書類作成のためパトカーに持っていかれた。このままパスポートが帰ってこなかったら・・。実は、先にハンブルクに滞在していた友人から西ベルリンへは飛行機で行くようにと注意を受けていた。陸路で行って消息不明になった日本人がいますからと注意されていたのだ。30分も待っていたと記憶しています。罰金は140マルクくらいだったと思いますが、現金で払ってパスポートが帰って来たときはホッとしました。それからは西ベルリンへの出口を見失わないように注意して走りました。東ベルリンへの案内板に比べ圧倒的に小さな看板を見つけアウトバーンを出たときは夜でした。暗い東ドイツの道を走り遠くに明るい西ベルリンの灯を見たときは心底嬉しかったのを覚えています。
落ち着くから。住んでる奈良は深い、知れば知るほど。ドイツ語圏は短期間だが生活歴があるので。オーストリアはスキーと音楽(特にWAモーツアルト)で親しみがあるので。
人間の最も愚かな、無益な、有害な、切ない、悲しい、腹立たしい、くやしい、不条理な行為である戦争の跡を語る場所を訪ねたい。そこを巡る旅。日本、中国、ヨーロッパです。
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