bedさんのクチコミ全45件

セミダブルのシングルユース、4800円で宿泊。駐車場無料。有線LAN。
ベイビーピンクに塗られたファンシーな外観はどう見てもラブホテルのそれだが、現在は長期滞在のレートもあるビジネスホテルとして営業している。
しかし室内はやはりラブホ的なセンスでまとめられており、どうにもこうにも居心地が悪い。デスクと椅子がなく、ローベッドにちゃぶ台というスタイルも、普段の生活で床に座る習慣のない自分には苦痛だった。値段も安くはないので、他に泊まるところがないとき以外には利用しないだろうと思う。

朝食つき3500円にて宿泊。駐車場無料。
ポットあり。湯沸かしなし。冷蔵庫あり。浴衣あり。固形石鹸あり。なぜかひげそりは有料。
部活の試合等で来島する離島中高生の団体利用が多く、かなりの確率で引率付きのジャージ姿の子どもたちに遭遇する。
ネット接続は洋室のみ可。有線LAN。
個別空調。ユニットバスは傾斜なしの1116。大浴場はセルフで常時利用可能。
夜間は警備員のみでホテルスタッフはいない。非常口からの出入りは可能。
当地においては非常に珍しい質量ともにスタンダードな和朝食は、適度な手作り感があってとてもおいしい。
設備は古く沖縄らしさは微塵もなく観光客向けではないが、公共の宿ならではのコストパフォーマンスが魅力である。

車検場に近いため1500円にて宿泊。
エアコンはコイン式有料。シャワーはトイレ内に設置されており無料。
タオルはないが、有料で借りることはできるようだ。
一階は自動車整備工場。二階と三階のかつては賃貸アパートとして利用されていたであろう部分が壁をぶち抜いて改造され、複数のキッチン、トイレなどがある共有スペースと鍵のかかる3畳程度の狭い個室で構成されるドミトリーとして運用されている。
簡易宿泊所と明記してあることからもわかるように、観光客向けではなく明らかに地元貧民対象の安宿、いわゆる「ドヤ」である。
客層も住居として利用している長期滞在の高齢者、離島からの出稼ぎと思われる語気荒く訛りの強い粗野な労働者などが幅を利かせており、共有スペースに県外出身者の入り込める余地はない。
しかし山谷や釜ヶ崎、寿町などによくあるタイプのドヤとは異なり、駐車場が無料で無線LANが使えるなど設備は充実しており、料金も1500円からときわめてリーズナブル。
ただし経営者の整備士は夜間不在なので、チェックインは基本的に工場の閉まる18時までしかできない。自分が泊まった日は出かける都合があるということで、もっと早い時間に鍵を取りに来るよう指示された。
個室内での飲食禁止、共有スペースでも飲酒は禁止、喫煙は外廊下のみと一般のドミに比べてルールは厳しいが、裏を返せばそれを許せば収拾がつかなくなるような客層が主流であるということだろう。
沖縄の現実を知るための社会見学の場として体験してみるのならお勧めの宿ではある。

2700円にて宿泊。駐車場は無料だが200mほど離れた場所にある。
古い単身向けアパートを転用した宿なので、ホテルというよりも貸し部屋と考えたほうがいい。全面タイル張り＋TOTO1200ポリバスのバスルームから推察するに80年代の建築。沖縄独特のスタイルで好き嫌いはあるだろうが、狭いユニットバスよりは使い勝手がよく快適である。
オーナーやスタッフは中国人のようだが、日本語でのコミュニケーションに問題はない。安価なレンタカーも借りられるので、中長期の滞在には向いているだろう。客室にネット環境はないが、ロビーフロアで無線LANが利用できる。
滞在目的や旅のスタイルによっては非常に利用価値のある宿だと思う。

トリプルのシングルユース、5000円にて宿泊。駐車場は無料。
復帰前から営業を続けている老舗ホテル。
部屋の広さや作り、調度などすべてにアメリカンテイストを感じさせる。
日本離れした無駄にだだっ広いバスルームは必見。
1500サイズの青い県産ポリバスはこのホテル以外ではほとんど見かけたことがない。
一階のレストランは隠れた名店。終夜営業で深夜のランチや朝ステーキも可能。
目の前は中の町社交街。米兵たちのたむろするゲート通りも徒歩5分。
コザの夜を楽しむには最適なロケーションである。

（2013年11月追記）
経営者が変わったようで、一階のレストランは外部テナントとなりメニューも味も変わってしまった。もう24時間営業ではないので明け方のディナーは食べられない。新しいオーナーはインド人の方のようで、今後の運営方針は未知数である。

（2014年2月追記）
外装がリニューアルされ、お洒落だった白壁と赤瓦が全面カレー色に変更されてしまった。昔日の面影は既になく、ロビーにはカレーの匂いが漂っている。客室の内装にまではまだ手が入れられていないようだが、今後さらなるインド化が進むものと思われる。

（2015年10月追記）
その後ロビーラウンジにガールズバーが併設されるなど酷い迷走を重ねたが、現在は落ち着いたようでほぼ2013年以前の状態に回復されている。レストランのメニューも元通りとなり、カレーライスもスパイシーなインドカレーから昔ながらの黄色いカレーに戻った。かつてのように24時間営業ではないものの、ソーキの味噌煮やチーズバーガーなどコザらしい味覚を楽しむことができる。

個人的には沖縄で最も魅力的なホテル。
明らかに米国人対象に作られた宿泊施設だが、現在は主に連れ込み宿用途や長期滞在に利用されているようだ。各部屋にエロ本、それもヘアヌード解禁以前の合法ビニ本や実話という名の創作で固められたカストリ雑誌が置かれている。
枕元にはティッシュの箱と、盗難防止のロックのかかった録音可能なモノラルラジカセ装備。しかしながらラブホテルにしては壁が薄く、隣室のさして大きくない話し声も漏れ聞こえてくる。
個別空調。ただし古い建物なのでタバコ臭が染み付いており、匂いに敏感な人にはかなり厳しいだろう。
冷蔵庫あり。ウエルカムドリンクと思われる缶飲料2本と水の入ったペットボトルが入っていた。水のボトルは開封されていたので、中身はおそらく水道水だろう。確認はしなかったが缶飲料の賞味期限も切れているかもしれない。
シャンプーその他はなく固形せっけんのみ。8フィート×5フィートの広大なバスルームは典型的な復帰前様式のタイル張り浴槽。お約束の黄色いタオルが沖縄らしさを感じさせる。
ダブルベッドの二人部屋だが、アメリカ式のルームチャージ制で、一人でも二人でも一室35ドル。月貸しもやっており、確認した限りでは2～3名は滞在者がいるようだった。
TVだけはデジタル化にあわせて新調されているが、それ以外は完全に30年以上前で時間が止まっている。
一階の左側は経営者の住居となっているようで、オーナーと思しき高齢の老婦人がフロント奥の自室でほぼ常時仮眠している。電話による予約は可能かと思うが、あまりあてにならないというかそもそもそういう種類の宿ではないのだろう。徒歩圏内にはほとんど店もなく交通の面でも不便な場所だが、好事家にとっては堪らないタイムカプセルのような空間である。

シングル素泊まり2990円＋駐車場400円にて宿泊。
玄関を入るなり強烈な酸性臭。この界隈の古いホテルに共通する事象だが、タバコを吸わない人には拷問に近い悪臭だろう。
支配人と思しき年配の女性はよく言えば毅然とした接客態度で、お世辞にも腰が低いとは言えない。
個別エアコン。冷水、湯沸しポット、茶あり。電気スタンド、冷蔵庫あり。
バスルームはユニットではなくタイル張りの在来工法。1010サイズTOTOポリバス。
歯ブラシとひげそりあり。壁付けシャンプーボディソープ。固形せっけんなし。
今どき珍しくネット環境なし。

ツインのシングルユース、当日割引5750円にて宿泊。
禁煙指定ができず、エアコンに染み付いたタバコの臭いが厳しかった。
駐車場は無料だが、満車のためヴァレーパーキング。
部屋は広く照明は暗めで、英語の表記とあいまってアメリカっぽい雰囲気。
軍人軍属の中長期滞在を想定しているせいか、クロゼットの他にチェストもあり収納スペースは十分。
ただしベッドは日本規格の低めで固いもので、ユニットバスはTOTOの1317サイズと小さい。
冷蔵庫　湯沸しポット、冷蔵庫は飲み物入りと空の二つあり。有線、無線LAN共に使える。

朝食付き4200円のプランにて宿泊。駐車場は700円。
建物は古いが、商人宿ではなく観光ホテルとしての格式はある。スタッフの対応も良好。
イメージ的にはすぐ近くにあったレインボーホテルに近い印象。
部屋は非常に狭いツインルームにベッド一台。したがってシングルルームとしては相対的に広い。
灰皿のある部屋だったがタバコ臭は感じない。
廻り縁を配した天井に暗めのダウンライト。各所に年代相応の傷みはあるが個人的には気にならなかった。
有線LAN、WiFi共に使える。電気スタンド、冷蔵庫、電気ケトル、スリッパ、浴衣あり。
集中エアコンだが沖縄の古いホテルらしく暖房機能はなく、寒い夜にはクロゼット内に備えられている毛布で対応することになる。
防音性はまあまあ。廊下の話し声や物音はかなり聞こえてくる。
ユニットバスはナショナルの1116サイズ。ひげそり、ドライヤーあり。固形せっけんなし。
大浴場サウナあり。循環式浴槽のためお湯は塩素臭が強い。
朝食はロビー横のラウンジでバフェスタイル。メニューはごく標準的な内容。

全般的に欠点は少ないが、ここでなければならないという魅力にも乏しいのが難点か。
おそらく一番の強みは久茂地駅から歩けることなので、クルマを持たない観光客、あるいは県庁や久茂地界隈に所要で来るビジネスマン向きの宿だろう。

直前予約でシングル2100円にて宿泊。駐車場は最近1000円に値上がりした。
ロビーは広くてきれい。
バスルームはTOTOの1317サイズ洋バスユニット。このクラスのホテルにしては破格の広さ。
固形せっけんあり。洗浄便座なし。
エアコンは埋め込み式の珍しいタイプの個別空調。
冷蔵庫、湯沸かしポットあり。有線LAN。　

（2014年3月）
2年ぶりに宿泊。2ヶ月前予約でツインのシングルユース2940円。
ゆったりと横になれるバスタブは相変わらず快適だが、他のレビュアーからも指摘されているように排水にはかなり時間がかかる。
固形せっけんがなくなり、洗浄便座が付けられていたのは個人的にはマイナス。
　　

3990円にて宿泊。駐車場無料。チェックアウト11時。
各室の玄関ドアが外廊下に面した分譲アパートのような作り。
部屋はミニマムサイズのストゥーディオでユニットバスつき。カビ臭く老朽化は進んでいるものの特に不具合はなかった。
基本的にダイバー向けの宿で、周囲にはダイビングショップや若者向けの飲食店が多い。
また米軍向けの住宅街にも隣接しているので、周囲にはアメリカ人家族の姿も多くみられる。
海岸沿いのためか、夜中になると下品な改造車や酔って大声で騒ぐ若者（地元民か観光客かは不明だが、アメリカ人ではなく日本人）たちの姿も散見され、治安の面でやや不安を感じた。
個別空調。無線LAN。冷蔵庫あり。湯沸しポットあり。ドライヤーあり。
浴衣、歯ブラシ、固形せっけんあり。シャンプーはフロントにて販売（50円）。
連泊時の掃除は有料（500円）。タオルリネンの交換は無料。
製氷機無料。洗濯機、乾燥機、洗剤も無料。

3000～3500円くらいで宿泊。日によって料金は変動する。駐車場無料。
城の飲み屋街の外れにありアクセスは良好。
見ようによっては風格のある建物。接客面を含めて良くも悪くも昔日の沖縄らしさが残る。内装や調度品も外観同様の古さだが、エアコンやテレビなどは新しく不具合もない。
エレベーターなし。客室は3～5階なので荷物のある人には向かない。個別空調。有線LANも無線LANも使える。冷蔵庫なし。
部屋はそれなりに広いが、安い部屋はバスタブなし。ひげそり歯ブラシあり。
バスルームにはシャンプーとボディソープ、使いかけのせっけんが置かれている。
門限は午前0時。深夜帯は管理者不在のため施錠。ボイラーも止まるため入浴もできない。午前6時以前の早朝チェックアウトは不可なので要注意。

ツインのシングルユース3500円にて利用。トリプルも可の部屋なので十分に広い。
冷蔵庫、湯わかし保温ポット、湯茶、クロゼット、スリッパ、浴衣あり。
客室は腰壁周り縁付きでクラシカルな高級感あり。有線LAN。個別空調。
バスルームは1014と非常にコンパクト。ひげそり、シャンプー、固形せっけん、歯ブラシあり。
船員向けだからというわけではないだろうが、禁煙室の設定がないのは残念。
またクレジットカードは１万円以上しか使えないので注意。
一階の食堂はホテル直営のようで、安くて普通においしい。ランチバフェは平日のみだが600円、ステーキ990円と格安。

3250円＋駐車場500円にて宿泊
外観はゴージャスでデコラティヴだが、室内はきわめて平凡な作りである
INAXの1118ユニットバス　ひげそりあり　ヘアブラシあり　歯ブラシあり　固形石鹸なし
個別空調　カード式電源　湯沸し保温ポット　冷蔵庫　ドライヤー　パジャマあり
ハンガーのみでクロゼットはない

シングル素泊まり2625円で宿泊。契約駐車場（840円/泊）は2ブロックほど離れたところにある。
建物は古いがリニューアルされたばかりで綺麗。ただしロビーには防毒マスクが欲しくなるほどの紫煙と悪臭が充満している。
部屋は狭いが内装や照明は落ち着いた感じで趣味がいい。
セントラル空調だが、暖房設備のないことが多い他の古い沖縄のホテルとは異なり、冬季には夜19時から朝8時までは暖房が稼動する。無線LAN。パジャマあり。ドライヤーあり。湯沸しポットあり。氷水ポットあり。冷蔵庫あり。
ユニットバスは1016のミニマムサイズ。創業当時からのもののようだが、多少の水漏れはあるもののそれなりにリノベートされている。シャワーの水圧は驚くほど高い。
壁付けのシャンプーとボディソープのみで固形せっけんなし。アメニティは歯ブラシのみ。ひげそりはフロントでもらえる。
併設のレストランはリーズナブルでおいしい。テナントではなく自社経営ならではのクオリティだろう。２２～２３時はロビーで沖縄そばが無料でサーブされる。ちょっとしたことではあるが、得したような気分になる嬉しいサービスである。
スタッフの対応には沖縄らしいゆるさがあまり感じられず好印象。周辺路上の喫煙率が極めて高い土地柄だからこそ、ロビーの禁煙化を強く要望したい。

駐車場込み素泊まり3250円　カード可　エレベーターなし
場所は泊小学校の隣、ぜんざいで有名な富士家本店の真向かいである。

2階がフロント、3階がドミ、4階がユニットバス付きの個室という構造
ドミといっても3人部屋程度なのでグループ利用が主体で、知らない人同士が相部屋になることはあまりなさそうだ

玄関で靴を脱いでスリッパ、さらに室内でまたスリッパを脱ぐというシステムにはやや違和感あり
6畳和室　個別空調　壁はブロックなので防音は良好 プライバシー面における心配は全くないが、窓の外の音は結構聞こえる
無線LANあるが室内の電波状況は非常に悪い

個室のバスルームはナショナルの1116ユニット
ボディソープとシャンプーのボトル　使いかけのせっけん　歯ブラシあり　ひげそりなし
浴室前の床がリノリウムなので、濡れた足だと非常に滑りやすく危険
善処を要する

門限24時
夜間（朝6時まで）はボイラーが止まり入浴できないので注意
ドミトリー用の共同浴室にもシャワーと浴槽あり　
ピアレントのご夫妻は良い意味で沖縄らしく上品で物腰の柔らかい親切な方々という印象を受けた。

2625円＋バスタオル100円にて宿泊。
バス付き個室としては市内で最も安い宿のため、バックパッカーに近い客層も散見される。
エレベーターなし。部屋は狭い。冷蔵庫なし。個別エアコン。無線LAN。
バスタブはまあまあの大きさ。ボディソープとシャンプーのみ備え付け。
アメニティ類は別料金のため一切なし。連泊時の清掃も有料。
すぐ隣の駐車場は300円だが、少し離れたところに無料で駐車可能な場所もあり、受付で聞けば教えてくれる。

（2014年1月追記）
今回はやや広めの部屋に通された。冷蔵庫、湯沸し保温ポットあり。禁煙室はないのでタバコ臭さは我慢。調度品は必要最低限で好感が持てる。
ユニットバスはINAXの1216サイズ。洗浄便座なし。シャンプーとボディソープはボトルで置かれている。
無料の駐車場はなくなった。300円の駐車場も宿泊予約時に確認が必要。
バスタオルと駐車場込みで3050円になるが、それでもなお那覇市内ではトップクラスの安さだろう。

ツインのシングルユース3000円にて宿泊。
駐車場は1000円とやや高めなので、近隣のコインパーキングを利用した。
個別空調、有線LAN、湯沸かしポット、冷蔵庫、ドライヤー、浴衣あり。
白や生成が基調の調度品は80年代的なテイストでいい感じに古臭い。西洋風の暗めのライティングも自分好みである。
天井にはモールディングが貼られ、壁紙にも汚れは見られず清潔さが保たれているあたりは、同じ価格帯でもビジネスホテルとは一線を画す。
バスルームは標準的なナショナルの三点ユニット。タブは横に広く深いタイプ。年代的に創業当時のものではないので、現在の建物は80年代に新築されたものと思われる。
シャンプーリンスボディソープあり。固形せっけんなし。ひげそり歯ブラシあり。
フロントの対応は的確で無駄がなく、沖縄らしいテーゲーさをほとんど感じさせないのは流石である。


2013年12月閉館

禁煙シングル素泊まり3200円にて宿泊。
駐車場は無料だがやや遠いため、姉妹館のロコイン沖縄よりやや安めの価格設定になっている。駐車場へはホテルの北側にある芝生の公園を突っ切るのが最短距離だが、高台のため階段の昇降が必要となる。荷物のある人は先にチェックアウトを済ませてからクルマを置きに行くべきだろう。
ロビーには地元紙の他に朝日と日経あり。スタッフの対応は悪くない。各フロアにズボンプレッサーあり。
部屋は特に特徴のないシングルルーム。集中エアコンだが効きに問題はない。壁はあまり厚くないようで他室の声が聞こえる。電源はキーホルダー差込式。有線LAN。電気スタンド、冷蔵庫、ポット、スリッパ、パジャマあり。
ユニットバスはよくあるナショナルの110サイズ。ひげそり、ドライヤーあり。固形せっけんなし。シャンプーはクラシアのボトルタイプ。

ロビーやエレベーターの消臭用にCalmicの芳香剤を採用しているが、匂いがきつすぎて閉口する。しかもエアコンを通して室内にまで進入してくるため、これならタバコの臭いのほうがマシかと思えるレベルであった。生理的な不快感だけは我慢できないので、翌週の予約はキャンセルした。今後は選択肢から外すことになると思う。

シングル朝食付き3300円にて宿泊。駐車場400円。
建物は古く、玄関を入ると歴史を感じさせる何とも言えない臭いがする。長年の間に染みついたタバコやカビなどが混ざった容易には取り除けない種類の匂いだ。しばらくすれば慣れるのでさほど問題はないが、においに敏感な人にはやや厳しいかも知れない。駐車場は隣接しているが狭くて駐めづらく、軽自動車でさえ切り返しが必要である。４ｍ以内のサブコンパクトカー以外での来館はあまり勧められない。
フロントの対応はにこやかでフレンドリー。家族経営なのかどうかは不明だが、ビジネスライクではなく家庭的で暖かい感じがして好感が持てる。夜間も交代で常駐しており、深夜や早朝の外出、チェックイン・チェックアウトにも対応してもらえるのはありがたい。
建物は天井が低く、客室のドアの高さは185cmくらいしかない。昔の日本人の体格に合わせたのか、ベッドや椅子などもみな低めである。部屋の広さはそこそこで、古いがそれなりに手入れされており不潔感は感じない。空調はセントラル。有線LAN。冷蔵庫あり。ドライヤー貸し出しあり。ポットは置かれていないが湯や氷はフロントでもらえる。
バスルームは伊奈製陶製のレトロな作りの110サイズユニット。珍しい壁出しタイプのカランが目を引く。シャワーカーテンや洗浄便座など日本本土からの客を意識したモディファイがなされている。シャンプーとリンスはポーラ製。ボディソープあり。固形せっけんなし。ひげそり歯ブラシあり。浴衣あり。
チェックアウトは11時とゆっくりで、朝食も10時まで対応してもらえる。和食のメインは魚の切り身か小さなハンバーグから選べ、サラダ、小鉢2品、みそ汁、梅干し、漬物となかなか豪華。手作りっぽい素朴な味で田舎の民宿に来たような非日常感が感じられる。ごはん味噌汁おかわり可。飲み物はセルフで麦茶、アイスコーヒー、アイスティー、ホットコーヒー、緑茶など。

2013年11月追記
3ヶ月前からの予約にもかかわらず、満室だからという理由で冷蔵庫もネット環境もない部屋に通された。予約サイトにはネット接続のできない部屋があるという説明はなかったので非常に不自由した。残念だが今後は選択肢から外れることになるだろう。