メリダからプチ・旅行 クサマ・セノーテ - メリダのクチコミ
- ウェンディさん
- 女性 / メリダのクチコミ : 3件
- 旅行時期 : 2012/08(約14年前)
デイ・ツアーを利用して今回訪れたのは、CUZAMA村近くにある3つのセノーテ。
チュンカナンという村から、馬が曳くトロッコ馬車に乗りセノーテめぐりを楽しみました。このセノーテ、ただ眺めるだけではなく、泳ぐこともできるのです。
メキシコ旅行を計画当初、セノーテめぐりはMerida発のローカルバスで行こうと考えていました。しかし、夏のMerida(ユカタン地方)は最高気温が40℃近くにもなり、熱中症の経験のある娘には危険かもと考え、現地のツアー(エアコンカーでの送迎付き)を利用することにしました。
結果的には現地ツアーの利用が大正解!!!
エアコン付きの車はもちろん涼しくて快適でしたが、それ以上にメリットを感じたのはセノーテで泳ぐ際の貴重品の管理。
セノーテで泳ぐ時はもちろん水着です。
貴重品はまず水には持って入れません。
セノーテめぐりなので大金は持っていきませんが、それでもジュースを買ったり、フルーツを買ったりするので、非常事態時のお金を含め1000ペソは持っていたいところ。
でも、セノーテは大地の穴なので、周囲には貴重品ボックスなんてものは、ありません。
従ってセノーテで泳ぐ場合には、貴重品は、穴の中に持って入り梯子の濡れた岩の上に置くか、梯子の上の大地に直に放置しておくかの2つしか選択肢がないのです。
私も現地に行くまで、セノーテに入っている間の貴重品の管理が一番の悩みの種でした。しかし、この悩みはガイド兼運転手のおじさんの一言で解決。「みなさんの鞄は、ここ(地上の木陰)に置いて行ってもOKだよ。自分が責任を持って見ているから。」
ガイドのおじさんの言葉で、皆が安心してセノーテで泳ぐことができました。
個人でセノーテに来ている人たちの貴重品の管理方法を観察しました。
濡れている板の上に持ち物を無造作に置く人もいますが、準備の良い人はチェーン状の鍵を持ってきて、鞄と地上の木を結んでいました。きっと鍵は水着の中にしまっているのでしょう。
地下(セノーテ)まで持ってきている人は、荷物を梯子の下に置きビニール袋で全体を包み防水していました。この方法ならば、濡れませんし、セノーテに入っていても、ある程度視界に自分の荷物が見えるので安心ですね。
Best Day社のツアーは、9時に滞在ホテルをピックアップ後、バンでチュンカナン村に向かいます。その途中、小さな村を通過し、車窓からマヤの家や植民地時代の名残の残る風景を見せてくれました。また、今回はコンビニにもよってくれたので、水の補給もできました。
チュンカナン村に到着後、トイレ休憩をし、トロッコ馬車に乗ってセノーテめぐりに出発となります。
訪れるセノーテの数は全部で3つ。
一番手前のセノーテは手すり付きの階段があるので、幼稚園児くらいから泳げます。ただし、現地の救命胴衣は大人と小さめの女性用。幼児サイズの持参が必要。
二つ目のセノーテはちょっと急な階段。でも、採光がよく、青の透きとおった色が美しいです。小学生くらいならOK。
3つ目は梯子を深く深ーく地下に下っていきます。小学生でも運動神経の良い子供ならOK。梯子から落ちたら、けがをする深さです。でも、ここが一番美しい。真っ暗な空間の中、天井の岩の穴から差し込む一筋の光。その光は水をエメラルド色に輝かせます。幻想的な不思議な光景。
ジャンプ台があり、ジャンプして水に潜った瞬間の景色、濃い透きとおる群青色の水の中から見る太陽の光が、ものすごく印象的でした。
あの光景は忘れられません。
セノーテの水温は年間を通して28℃、水は透明度が高く、日がさしている場所では何メートルも下の水底をほのかに見ることができます。
セノーテの入口には行商のおばちゃんたちがいて、コーラやフルーツを販売していました。剥きたてのマンゴーはとっても美味。でも、ここはユカタンです。蠅だっていっぱいいます。蠅がとまった果物は…という方にはお勧めできません。
セノーテを堪能したあとは14:30位〜チュンカナンのマヤのレストランで昼食です。選択肢は確か2個しかありませんでしたが、おいしくいただきました。
メリダ帰着は17:30頃。
セノーテでは有料で馬車に付属の救命具を貸してくれます。1人20ペソ。
私たちは救命具のおかげで安心して泳げました。
コンタクトの人は水中メガネがあると、水の中も覗けて楽しいですよ。
とにかく一押しでお勧めのセノーテ。
メリダから路線バスでもいけますが、ちょっと不安な方は、ツアーを使うと安心です!
水着はホテルから着用のこと。着替える場所はオープンスペースのみです。
クサマセノーテのデイトリップの詳細は旅行記にUPしています。
鍾乳石と洞窟と澄んだ水が作り出す神秘的な世界。宮澤賢治の世界を彷彿させる場所。
個人旅行者には是非お勧めしたい所です。
クサマセノーテには路線バスでも行くことも可能です。
その場合のバス乗り場はADOではなく、Calle50沿いのOrienteからの乗車です。バスでチュンカナン村まで行き、そこなら自転車タクシーでクサマ村まで移動になります。
☆MEXICO旅行記☆★★☆MEXICO旅行記☆★★☆MEXICO旅行記☆☆★★☆MEXICO旅行記☆
メキシコシティ遺跡三昧: http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/album/10696246/
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- 同行者:
- 家族旅行
- 所要時間:
- 1日
- アクセス
- 4.0
- コストパフォーマンス
- 4.0
- 景観
- 5.0
- セノーテの青色、忘れられない色です
- 人混みの少なさ
- 5.0
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