フォルクローレも料理も◎のペーニャ La Vieja Estacion - サルタのクチコミ
- 瑞樹さん
- 女性 / サルタのクチコミ : 5件
- 旅行時期 : 2009/09(約17年前)
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サルタの中心部からは少し離れたところにありますが、徒歩で行けなくもない距離にある(20分くらいです)「La Vieja Estacion」。ガイドブックにも載っているお店ですが、通りがかりの旅行会社のアルゼンチン人に訊いても、ここが一番のお勧めだと云っていました。
店内は、まだまだ席が空いていましたが予約席も多く、観光客も地元の人もいるようです。壁には沢山の額が飾られていました。
大勢で来ている人も居ましたが、私はひとり旅なので静かにかんぱい〜♪サルタなので、その名もSaltaビールで。一緒に何種類かのパンと、3種のペーストが出てきました。おいしかったです〜。
それと、サルタの郷土料理も食べなくては、ということでタマル(Tamal)を注文。
これに似た料理でウミータというものもあります。肉・玉葱・干しぶどうなどを炒めた具を、一晩水でふやかしたとうもろこしの粉に入れ、更にとうもろこしの皮に包み形を整えて1時間半ばかり煮たもの。
とうもろこしが程よく香ばしく、美味しい!本当は前菜とかスナックなのでしょうが、結構な大きさです。
それから、ロクロ(Locro)というスープ。ビッグ・コーンや豆、ジャガイモなどが入った具沢山のスープです。具沢山、大好き!野菜は溶けているものも多いようで、もうこれで結構お腹一杯。
美味しい夕食の後は、フォルクローレのショーが始まりました。お腹に響く、力強い太鼓の音を響かせながら、がたいのいいワカモノがふたり、ステージへ。
途中で太鼓を下ろし、タップのようにステップを踏みます。こちらも凄く力強くて、体の中心から刺激を受ける感じでもう私はここでテンション上がりまくり!
そのままのテンションを保ちつつ、今度は襞の多いスカートをまとわせた女性が出て来ました。
こちらも太鼓をバックに、フラメンコのように大地からのパワーを叩き付ける感じで、凄く格好いい!
次はギターとベース、ヴォーカルのバンドグループが登場。
歌も上手いし音楽性も抜群で、この夜一番のヒットでした。うわ〜フォルクローレってこんなに格好いいんだ!知らなかった!
今度はそのバンドをバックに、ステージ前で男女ペアで踊ります。
私はステージ近くに座っていたので、間近で見られて凄く嬉しい♪やっぱりプロの技を生で、目の前で感じられるって本当にパワーを貰えてとっても元気になりますね!
観光客相手の多い店ではお馴染み、ダンサーたちが観客を連れ出し踊り出しました。この女性はとってもダンスが上手かったです!
アルゼンチンの人は、フォルクローレを踊る機会があるのでしょうか?プロかと思うくらいにステップもよく踏めていました。その内ステージ上でも踊りが始まりました。私も声を掛けられ、ひらひらのスカートを渡されて服の上から履きました。私はこういうときは、必ずノるようにしています。頑なに拒否するのって、勿体無いし格好悪いでしょ。
勿論私はフォルクローレなんて踊ったことも無ければ、今日初めて見たのですが、見よう見まねで踊ってみました。ダンサーのお兄さんは、一方がイケメンで一方がダンスが私好みのふたりが居たのですが、私を誘ってくれたのはダンスが上手い方でした〜。
観客はアルゼンチンの各地、ブラジル、アメリカ、イギリス、イスラエルなどなど、日本人は私だけでした。前に踊りに行ったら、何処から来たか、名前を訊かれました。スペイン語でしたが、こういうときって不思議と解かるんですよね。
観光地に行くと踊ることって結構ありますが、やっぱり踊るって楽しい。私は単純だし割とラテン系なので、特にそうかも。踊ることって、人間の文化の中でも早くに生まれたものだし、DNAの深いところに組み込まれていると思うな〜。
ってな感じで、夜は更けていくのでした。私は結局日付が変わってもまだ居て、とても良い気分でまた歩いてホテルまで戻りました(深夜の女性一人歩きは、気をつけましょう)。
http://yaplog.jp/saemizuki/archive/2197
http://yaplog.jp/saemizuki/archive/2198
- 料理・味
- 4.0
- サービス
- 4.0
- 雰囲気
- 5.0
- コストパフォーマンス
- 5.0
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