旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

日本〜トロムソ (その3) - キルナのクチコミ

くじらさんさん 写真

くじらさんさん
男性 / キルナのクチコミ : 4件
旅行時期 : 2006/12(約18年前)

【キルナ】
キルナ到着4日目。
もちろん12/24-12/26辺りはほとんどの店が休みでしたが、12/27の今日はほとんどの店がオープン。
バーゲンシーズンも始まり、活気ありました。
とはいえ所詮田舎町。買い物目当ての日本人観光客が満足できる店は少なく、ローカルな雰囲気を楽しむ街です。
雑貨屋さん巡りはできます。

【オーロラ/最近の傾向】
今年や来年はオーロラの停滞期。あまり激しいのはみられないそうです。
とは言え、先週(クリスマス前)辺りは、けっこうなのも出現したらしい。
あまり期待はできないけど、所詮自然現象なのでもしかしたら、っていうレベルかな。

【オーロラ/中間報告】
私が到着した12/24-25はずっと曇りでオーロラ見えず。
12/26天気予報は晴れ時々吹雪。
すごく期待したが、日中はずっと晴で、オーロラ出没時間になったら吹雪。なんだこりゃ。
それでも懲りずに待っていると、時々一瞬雲が切れる。
その隙にオーロラ観測ポイントに行く。
見えた!思ったより小さかったけど、オーロラの帯やダンスがかろうじて確認できるくらいの小さなもの。
とは言え、雲が切れたわずか20分くらいの内、15分くらい見えたので、相当な偶然である。
1時間後にも同じようにして見れた!

【オーロラ/ホテル】
キルナ市内のホテルからオーロラを見るなら、ここリパンが一番良い。
リパンは市内から徒歩15分、ちょうど市内と原野地帯の境目。
『地球の歩き方』の出てるホテルなら、イエローハウスが比較的郊外だが、まだ住宅街の中。リパンはその先。

リパンからさらに市内の反対方向に10分歩くと、地元の人が犬の散歩に使う丘を囲う様にした小道がある。
この道の途中は開けてて、展望台になってる。丘の陰になって市内の明かりが届かず、北-東がひたすら開けてて、22時を過ぎれば視界に灯り1つ無くなる。
ここがオーロラ観測にばっちり。ただし、何も無い平原の丘の上なので、風は強いし、途中は街灯も無い林の小道を10分、
足が埋もれながら歩きます。女じゃなくても、結構勇気が要ります。
治安が極めてよく、地元の人は散歩で行く場所なので、勇気を振り絞って!

この小道の下にはリパン所有の掘っ立て小屋があり、オーロラ出没を待つのに使える。
前述の展望台からだと徒歩10-15分、ホテルの部屋に戻るのとあんまり変わらないので、私は使いませんでしたが。
詳しくはレセプションで教えてくれます。

【オーロラ/服装】
普段は結構な軽装でも、キルナは日中せいぜい-5度程度なので平気、と書きました。
オーロラを見るときは風も強く-5〜-10度で1時間とか待つので、要は根気比べ。私ももう少ししっかりした服装をしました。
靴は雪が入り込まない防水の靴、これは重要です。
靴下は薄手を1枚、ミニホカロンを1つ貼り、厚手の靴下を上に1枚。
ズボンはスキーやボード用のを着用、その下にタイツを2枚。
上は長袖Tシャツ、薄手のセーター、ダウンジャケット(フードつき)、18000円で丸井で買ったおしゃれな皮コート(フードつき)。
これなら寒さを全く感じませんでした。ほんとに全く寒くないです。

【カメラ】
私が使用してるのは、安くてコンパクトなデジカメです。4万画素くらいの、ごくごく普通のもの。
その代わり、30秒-1分の長時間露光ができます。これは重要。
この機能はコンパクトカメラではなかなか無いのですが、これが無いと撮影になりません。
私はこの機能付を選んだので、肉眼以上にきれいな緑色のオーロラが撮影できました。

よく言う防寒対策。
私は特別な道具が無いので、撮影直前までは皮コートの内ポケット(ホカロン入り)にしまいました。
撮影が終わると、すばやく内ポケットに戻します。
これを繰り返したので、今のところ結露の被害は出ていません。
逆に、何もしないで撮影後、そのまま部屋にカメラを入れれば、いっきに結露でカメラがびっしょりになります。

【旅程】
本当は12/27の今朝、キルナを経って、ノルウェイ・スボルバー(ロフォーテン諸島)に行く予定でした。
でもロフォーテンも、その後に行くトロムソも、しばらくは雨か雪の天気予報。
逆にここキルナは12/27夜は快晴の天気予報。なので、ここにもう1泊することに決めました。
今夜は、昨日よりすごいオーロラ見るぞ!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

スウェーデンの観光 カテゴリー別〜 ランキング・クチコミ・Q&A等の情報をまとめたページです

PAGE TOP