マドリードのバルで、親切心過剰? なスペイン人と大いに盛り上がる - マドリードのクチコミ
- タックさん
- 男性 / マドリードのクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 1999/06(約28年前)
マドリッドで、駅近くのバルが立ち並ぶ一角にある、とある一軒に入った。 おおきな生ハムの塊が何本も吊るされていて、とても雰囲気がある。
夕方6時だったが、すでに、常連客らしい十人ほどの客でにぎわっていた。 赤ワインを片手に、カウンターに並んだ、つまみを指さして注文し、家族で盛り上がっていたら、隣で飲んでいた中年の恰幅の良い紳士に話かけられた。 これまで、旅先の都会では、見知らぬひとから話かけられて、いいことはあまりなかったので、チョット警戒しながら、日本人であることや、これまでの旅の話などするうちに、あれもこれもおいしいよと、ほかのタパスやワインを、何品も注文してくれたので、私も、おごり返し、立ち飲みの場はおおいに盛り上がった。 こういった、地元のひととの交流こそ、観光旅行の醍醐味だよね、とひとり納得し、丁寧に礼を言って、バルを後にしようとしたら、今晩はなにをしたいのかと尋ねてきたので、スペイン料理を食べ、その後、カンテフラメンコを観にどこかのタブラオにいくと答えたところ、ぜひ自分が案内したいというではないか。 ん? ちょっと親切すぎない? と、ワイン酔いの頭で考え、丁重にお断りしたが、相手も食い下がる。 だんだん、これって、新手の客引き?? (バルでカモを待ち伏せて、自分の店に連れ込む手口?) と、心配になってきた。 相手は、どうしても今夜、案内できないのなら、明日、プラド美術館を案内したいと言い出し、館の地図が載った名刺のようなものを渡してくれた。
翌日は、昨夜の出来事もすっかり忘れ、あちこち観光しながら、午後、美術館に入った。 ふと、スペイン名画から視線をはずすと、昨夜の紳士が、立っているではないか、これってありなのか、偶然か、それとも ?? 幸い、館内はひとがとても多く、私には気づいていない様子なので、群集にまぎれ近寄ってみると、胸にこの館のマネージャーのバッジをつけているではないか? 一瞬でも、新手の客引きと疑ったことを反省し、挨拶をしなくてはと思ったが、思いとどまった。 ここで、挨拶すれば、今度こそ、案内攻勢から、逃れられなくなる? と、そっちの恐怖心?が先立ってしまって、結局、挨拶できなかった。 なぜか、ディープなスペインを感じながら、その晩は別のバルを目指していた。
- 同行者:
- カップル・夫婦
- 所要時間:
- 1-2時間
- アクセス
- 5.0
- コストパフォーマンス
- 4.0
- 人混みの少なさ
- 2.5
- 施設の快適度
- 4.0
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