ニセ警察官？ - バルセロナのクチコミ

3月下旬の夜10時頃、レストランTapaTapaとカサミラのちょうど間あたりを歩いていると、ポルトガルから来たという25歳くらいの男が道を聞いてきました。今自分がどこにいるのか分からず、父親の待つホテルに戻れなくなったとのことでした。
彼の持っていた地図で今いる場所を探し始めてすぐ、警察官だと名乗る2人の男（45歳くらいと50歳くらい、小奇麗、少し浅黒い）が現れ、ここで今この男と何をしていた、麻薬を購入していたのか、等々激しい口調で問いただされました。ポルトガルの若者は、急に怯え始め、俺は何もしていない、かえってもいいか、と訴えていました。私は、持っているものを見せろと言われ、首に下げたデジカメとポケットの数枚の紙幣を見せました。私が何度も、もう一度警察のIDカードをみせてくれと言うと、ＯＫ、もういい、バルセロナは危険な街だから気をつけろ、と言っていなくなりました。

後で考えてみると、3人は仲間だと思います。妻が言うには、彼らが一瞬見せたIDカードの顔写真が外れていたということです。
ニセ警察官もいると聞いていて気をつけているつもりだったのに、ポケットの金を取り出して見せた自分を情けなく思いました。

皆さんの参考になれば幸いです。