チェファルーの圧倒的な存在の大聖堂（Cattedrale）と回廊♪ - シチリア島のクチコミ

チェファルーの旧市街内にそびえ立つ大聖堂。
大聖堂はノルマン時代に建てられたもので、かなり古い。
二つの鐘楼がそびえ、背後に岩山が迫り、圧倒的な光景。
チェファルーを代表する建築物で、まずはその外観を鑑賞。
細かい優美な彫刻はなく、地味な印象。
ファサードまわりにはスペインを彷彿させる優美なアーチが。
入場すると、天井が高いが、天井にはなぜか板張り。
その板張りには絵などがなく、無地。
祭壇に向かって両側にはファサード周囲のアーチと同様に設えている。
中央に進むと天井の板張りから優美な彫刻やモザイクで飾られた天井に変わる。
これがビザンチン時代に作られたものといわれている。
祭壇へ進むと、祭壇周囲には黄金で飾ったデザインでまとめられ、驚く。
窓には素晴らしいステンドグラスはない。
全体的に華美な印象は乏しく、地味な印象が強い。
といった感じ。
続いて大聖堂の隣が修道院。
修道院の回廊が有名です。
中庭を囲むように建つ回廊が素晴らしい。
回廊もノルマン時代に作られたもの。
が、半分は修理工事中で、全貌が見られず残念。
さて、この回廊は柱１本ずつテーマがあり、そのテーマを表現した彫刻が施されている。
「アダムとイブ」、「アイオロス」、「ドルフィン」などいろいろ。
回廊を越してみる岩山が迫り、独特の眺め。
しばし、遠くシチリアのチェファルーに来たことを実感する光景です。
大聖堂だけでなく、隣の回廊もお忘れなく♪